まず、ベビーカーを畳む必要なし!
道はガタガタ、駅にエレベーターはほとんどなしと、インフラ的にはベビーカーにとても辛いロンドンの街。
しかし、バスや電車などの公共交通機関を利用するときには、ベビーカーを畳む必要がありません!
こちらに来て、畳んでいる人を見たことがありません。畳むのは、車のトランクに入れる時ぐらい。
4歳ごろまでベビーカーに乗せるのでユーザーが多いことや、兄弟用のダブルバギーも多く、ベビーカー自体が巨大な為畳むという発想、こちらにはありません。
超シンプルなバスでのベビーカールール
イギリスでの、ベビーカーとの乗車ルール。それはとても理屈にかなうシンプルなもので、ズバリ
専用スペースに駐車、満席なら次を待つ。
というもの。
最初はこのルールを知らず、やっと来たバスが私たちの前を素通りしてしまったことにとても驚きました。
そう、既にベビーカー駐車エリアが満車だったのです。
実際にバスの車内を見てみよう!
ではそんなロンドンバスのベビーカーエリアを実際にご紹介します。
車内の注意書き。
「ベビーカーユーザーは、車椅子の方に場所を譲りましょう」とあります。
ベビーカーと車椅子の方は同じ専用エリアに停めるのです。この表示からも、畳まずダイレクトに乗車することが前提であるのが分かりますね。
専用エリアはこんな感じです。
皆ここに停め、ベビーカーにストッパーをかけて乗ります。
基本は2台停車出来ますが、運転手さんによっては3台目をねじ込めることも。
赤ちゃんやこども達は車内から外の景色を眺めることができます。
(といっても、うちの息子は大のベビーカー嫌いの為なかなかじっとしてくれず悩んでおりますが…。)
「ベビーカー畳む畳まない問題」
「そもそもベビーカーで公共交通機関を利用することの是非」
上記論争、この専用エリアがあればかなり緩和するのではないでしょうか?
全てのバスに搭載することは難しくても、平日など、このようなバスが日本でも走っていたらいいですよね。