負けるな、ティッチ…!末っ子に読んであげたい絵本NO.1『ティッチ』【オススメ絵本】
「ディッチはちいさなおとこのこでした」から始まるこの物語。末っ子ティッチの逆襲(?)ぜひご覧ください!
『ティッチ』あらすじ
ティッチは小さな男の子です。お兄ちゃんのピートとお姉ちゃんのメアリがいて、ティッチは末っ子。ピートとメアリは、いつもティッチより”ちょっといいもの”を持っています。
ピートとメアリは自転車なのに、ティッチは三輪車だったり、2人が凧をあげている横でティッチはかざぐるまを回していたり・・・。いつも2人をうらやましそうに見つめていたティッチ。でも・・・。
いつも2人よりちょっと小さいものを持っていたティッチには、最後にとっても大切な役割が待っていたのです!そこは読んでのお楽しみ♪
ティッチに共感!
長女の私は「末っ子って、いつもこうやってお兄ちゃん、お姉ちゃんをうらやましそうに見てたのかなぁ」と微笑ましく読んでしまいました。
小さなティッチが一生懸命にいさんやねえさんの仲間に入ろうとする姿がいじらしい。最後の得意気な顔がなんとも言えません!余計な背景がない分、まだ1歳の息子には集中しやすいようです。文章も少なくて、読み聞かせるペースも合っているみたい。真っ先に読んでくれと持ってくる本になりました。返却の日まで、何回でも読もうと思います。
出典:www.ehonnavi.net
そうなんです。このティッチを書いているパット・ハンチンスさんの絵本は、どれもシンプルで鮮やかな絵柄と簡潔な文が魅力です。読み聞かせにも人気がある絵本作家さんです。
にいさんとねえさんは素敵な物を沢山持っているのに、ティッチの持ち物ときたらどれも小さくて地味なものばかり。年上の子が持っている物に憧れていた幼少時代の気持ちを懐かしく思い出しました。そんなティッチが最後の最後で大逆転し、得意げな表情を見せるラストは何度読んでも爽快です。
出典:www.amazon.co.jp
ティッチは体も、持っているものの兄弟の中では一番小さい。でもその小さいものもいつかは大きくなる。小さくても良いんだよっていうメッセージが、シンプルに、でも分かりやすく書かれていた絵本ではないかと思いました。
出典:www.amazon.co.jp
「がんばれ、ティッチ!」「いいぞ、いいぞ!」と応援したくなる。心がホっとなごむ絵本です。長子で末っ子の気持ちがわからない皆さま(笑)、オススメですよ!
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実はティッチはシリーズ化されてます!
そんなみんなの心をつかんだ末っ子ティッチ。実はシリーズ化されています。『ぶかぶかティッチ』と『きれいずきティッチ』。
表紙の絵からも、どんな風にティッチが奮闘しているか、想像できますよね。「そうそう、あるある!」「末っ子ってこんなことさせられてるよね」というシーン満載です。我が家の子供たちは特に『きれいずきティッチ』がお気に入りで、いつも最後のシーンで爆笑しています。ぜひこちらも読んでみてくださいね!