SNSなどで注目されている「ミソジニー」の意味や心理とは?話題を集めているその背景を解説 - Up to you!

SNSなどで注目されている「ミソジニー」の意味や心理とは?話題を集めているその背景を解説

SNSなどで注目されている「ミソジニー」の意味や心理とは?話題を集めているその背景を解説
参照 : www.photo-ac.com
最近SNSなどでも見かけるようになった、「ミソジニー」という言葉。 聞いた事があるという方も、はじめて聞いたという方も。 今回はわかりやすく「ミソジニー」について解説していきますので、私と一緒に勉強していきませんか?
SNSなどで注目されている「ミソジニー」の意味や心理とは?話題を集めているその背景を解説
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「ミソジニー」の意味とは?

ミソジニー 意味 心理
出典:www.photo-ac.com
「ミソジニー」の意味、それは一言で言い表すには難しいのですが… ・女性嫌悪 ・女性蔑視 などと訳されています。 女性が女性らしくある事、女らしいと言われる行動や動作、見た目などに対する嫌悪や蔑視の事だそう。 この「ミソジニー」、私はぱっと聞いたイメージでは男性が女性に対して抱く感情なのかな?と思ってしまいましたが、なんと女性が同性に対して持つ事もあると言われているんです。

「ミソジニー」がわかりやすく読める漫画

こちらは、雑誌『りぼん』で連載の(2022年2月現在 休載中)「さよならミニスカート」という漫画。 第一話がYouTubeにアップされています。 以前はアイドルとして活躍していた主人公が、ある事件を機に女の子らしくいる事をやめ、制服もスラックスに。 少女マンガ誌の作品ですが、大人にこそ読んで欲しい作品です! 男性っぽい女性、女性っぽい男性、女の子らしくいたい女性…さらに女性が女性に持つ「ミソジニー」についても、わかるかもしれません。 いろんな人がいて、それを性別によって区別するのではなく個人の意識を尊重して生きていくには?と、とっても考えさせられる一冊だと思います。 「ミソジニーとは?」と疑問に思ったら、まずはこの「さよならミニスカート」を手に取ってみるのもいいかもしれません!

さよならミニスカート - 集英社 りぼん

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「さよならミニスカート」の公式ページはこちらから


「ミソジニー」が注目される背景

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出典:www.photo-ac.com
1986年に施行された男女雇用機会均等法の影響により、雇用の面において男女の差はなくなってきてはいる、と言われています。 しかし実際にはまだ女性への見方が完全に変わった、というわけではなさそうです。 こちらのツイートを見ると、この謝罪の発端になった騒動を思い出す方もいるのではないでしょうか?
とある報道番組のネット広告動画でした。 画面越しに女性が「先輩が会社に赤ちゃんを連れてきてかわいかった」「すっごいいい化粧水を買った」と語りかけてくるのですが、合間合間に「国の消費税さがってないよね」「ジェンダー平等は時代遅れ」などのワードも入れています。 そして最後に大きく文字で「こいつ〇〇(番組名)みてるな」としめくくられます。 間髪入れずにひたすらしゃべり続けること、「すっごい」をやたら連発することが、女性から見て”若い女性ってこんな感じだよね”とステレオタイプを押し付けられたように感じたこと、また”こいつ”と相手を下に見るような呼称を使われていることが、「ミソジニー=女性蔑視」ではないかと話題になり、上記のツイート通りWEB広告は取り下げられました。 福島みずほさんも、こうツイートしています。
近年は、自分の性別やジェンダー感などをオープンにする方が増えつつあります。 そういった事もふまえて、昔よりもSNSなどで「それはミソジニーではないのか?」と、女性自身が声を上げやすい環境が増えてきた事で、注目される機会が多くなったのではないでしょうか?

「ミソジニー」の心理とは

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出典:www.photo-ac.com
「ミソジニー」はある種の人々の心の中にある女性への差別的な意識に関連し、最近SNSなどでよく見かける言葉。 では、なぜ「ミソジニー」に代表されるような、女性に対する嫌悪や蔑視を持ってしまうのでしょうか? 「ミソジニー」は女性という性別に“母性のような優しさ”や“細かな気配り”などを期待し、そういった期待から外れている女性…「ミソジニー」的に考えると、わきまえていない女性にこそ言われているイメージです。

女性は女性らしくわきまえてほしいという考え方が心理の根底に?

東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(2021年2月退任)が「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」など、いわゆる「わきまえない」女性についての発言をした事で、「ミソジニー」という考え方が世間にも周知されたようです。

「女性がたくさん入っている会議は時間かかる」森喜朗氏|朝日新聞デジタル

「女性がたくさん入っている会議は時間かかる」森喜朗氏|朝日新聞デジタル

当時のニュースの詳細はこちらからご覧になれます

反面こういった「女性は見た目も中身も、女性らしくわきまえてほしい」という考え方も目立つようになってきました。 こういったわきまえてほしい、という心理が「ミソジニー」の心理の発端になりかねないのではないかと感じます。

「ミソジニー」への考え方や対処は?

ミソジニー 対処 考え方
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「ミソジニー」への考え方

では、実際に自分が「これはミソジニーかも?」と思ったら、どうしたらいいのか?についても考えていきましょう。 まずは、女性自身が差別や偏見のない社会を実現できるよう、しっかりと現状を知る事が大事ですよね。 女性に限らずいろんな状況の人が差別を受けない社会に向け、国からもいろいろな対策等が実施されていますが、まだまだ男女の格差や「ミソジニー」はあります。 そういった社会の動きをしっかりと把握して、「差別ではないか?蔑視ではないか?」と気付ける目を持つ事も、「ミソジニー」に対する考え方が深まる一歩だと思います! なんとなく感じた違和感を放っておかず、どう嫌だったか、どうしたいかをちょっと深く考えてみる事からはじめてみるのがいいかもしれませんね!

実際に被害を受けたらしかるべき機関へ相談を

性別が原因で、自分が望まない対応を受けたら専門機関へ相談するのもいい方法です。 内閣府が運営する内閣府男女共同参画局では、“性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター”という期間が設けられており、電話で気軽に相談する事ができます。 以下のリンクから、公式サイトへアクセスできますよ! 性犯罪や性暴力に関する相談窓口で、相談の他に産婦人科医療やカウンセリングをはじめ、法律相談などへの専門機関とも連携しています。 もしお悩みの事があったら、ぜひ専門機関へ相談を♪

性犯罪・性暴力被害者のための ワンストップ支援センター一覧|内閣府

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第一歩は「ミソジニー」を知る事から!

ミソジニー 知る 対策
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女性が完全に差別や蔑視を受けない社会にする、という事はまだまだ難しいのかもしれません。 でも世間では「ミソジニー」が注目されていて、だんだんとその知名度も上がってきていますよね。 今すぐに世界が変わるわけではありませんが、女性自身もしっかりと「ミソジニー」の情報を得て、違和感を感じたら考えて行動できる社会になりつつあります。 まだまだ答えの出ない難しい問題「ミソジニー」ですが、少しでも違和感のなくなる世界に向けてみんなで考えていけるといいですね!

男性が使っている言葉を女性が使ったら…『男女問題』に関する漫画に考えさせられる

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