世界が驚いたイギリスのEU離脱。ママがしっておきたい、 私たちの生活に影響があること。
★イギリスのEU離脱って、なに?
EUはもともと、第2次大戦後、欧州内で2度と大きな戦争が起きないようにと言う思いから生まれた共同体だ。当初は経済が主体だったが、欧州連合(EU)と言う形になってからは政治統合の道を進んでゆく。 単一市場に加入するという経済的目的を主としてEC(後にEUとして発展)に英国が加盟したのは1973年。当時は加盟国は英国を含めて9カ国。人口は約2億5000万人。現在は28カ国、5億人だ。
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「無制限にやってくるEU市民をどうにかしてほしい」-生活上の不便さから、そんなことを言う人が英国各地で増えてきた。しかし、人、モノ、サービスの自由な移動を原則とするEUに入っている限り、域内の市民の移動を阻止できない。また、一種の人種差別的発言とも受け取られるから、政治的に絶対にといっていいほど、認められない。
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底流として長い間存在してきたのが、反欧州、あるいは欧州(=EU)への懐疑感情だ。大英帝国としての過去があるし、「一人でもやっていける」という感覚がある。EUが拡大して、EU合衆国になる・・・というのはまっぴらごめんと言う感覚がある。 英国の司法、ビジネス、生活に及ぼすEUのさまざまな細かい規定を「干渉」と見なす人も多い。
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★どんな影響が出ているの?
①株価の下落
市場はこの結果を受けて、大きく反応しました。為替は1ドル99円台まで円高が進み、日経平均は1,200円以上下げて本日の取引を終えました。円は対ユーロ、対ポンドともに強く円高方向に振れています。
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②円高
24日の東京外国為替市場は、英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票で離脱派が優勢との見方が強まり円が急騰、円相場は一時1ドル=99円00銭まで円高・ドル安が進み、2013年11月以来、約2年7カ月ぶりに1ドル=100円の大台を突破した。
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★育児世代にとってはどんな影響があるの?
①円高だと、輸入品が安くなる!
円高」は「円」の価値が上がること。原材料などの輸入価格が実質的に下落するするため、日本国内における原材料費.生産コストが低下する。特に鐵鋼や紙・パルプ.石油会社.電力会社など、輸入.国内消費型企業(内需型)の業績が上向く。
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行き過ぎた円高が長期化すれば、輸出企業を中心に業績不振を招き、給料ダウンにつながる。ただ、給料が横ばいなら、輸入資材をもとにする商品物価は下がり、実質的に給料が上がったも同然となる。
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②海外旅行に行きやすくなる!
円高の影響でハワイやグアム・韓国など、人気の海外旅行ツアーが安くなるのも大きなメリット。ユーロ安を利用してフランスやイタリアなどヨーロッパに目を向けてみるのもいいかもしれません
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海外で買い物をする時には現地通貨に交換しなければならないが、そのときのレ-トが「円」にとっては都合が良いため、たくさんの買い物ができる。極端な例として「1ドル200円」の時にアメリカ旅行へ1万円のお小遣いを持っていっても50ドルにしかならないが、「1ドル100円」の時になればお小遣いは倍増して100ドルになる。
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③円高でメリットをうける企業は?!
円高で恩恵を受ける銘柄は?国内の輸入企業にとっては、為替が企業の前提レートと比較して、円高になると少ない資金で仕入れる(輸入する)ことができます。前提レートと比較して円高になった場合に恩恵を受ける業種としては、水産、紙パルプ、電力ガス、空運、陸運、食品などの業界が注目されています。
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