【小学校低学年向け】初めての読書感想文、親ができるフォローと書き方は?2024年課題図書はこちら!
いよいよ夏休み!
小学校低学年のお子さんにとっては、初めての読書感想文。
「初めてでなにもわからない〜」という方に、低学年の読書感想文の書き方やおすすめの本を紹介していきます!
いよいよ夏休み!
子どもたちが宿題を持って帰ってきますね。
小学校低学年の子達の中には、今年初めて読書感想文の宿題が出た子もいると思います。
実は、我が家の小学校一年生の宿題の中にも読書感想文がありました!
でも、初めての読書感想文…どんな本を選んでいいのか、どう書いたらいいのかまるでわからない。そこで、小学校低学年向けの読書感想文や課題図書について、しっかり調べてみました!
初めての読書感想文の書き方を指導する準備をしよう!
①まずは最後まで本を読み切る
低学年なら、まずは飽きずに一冊の本を読み切るという体験が大事です。
今までは絵本など簡単な本を読んでいた子ども達が、一冊の児童書を読み切るってとても大変です。
そのためにも最後まで楽しめる本を選ぶといいですね!
今回は書き方のお話が終わったら、本の選び方もご紹介しますのでぜひ参考に。
さあ、一冊の本を読み切ったら、いよいよ読書感想文を書き始めましょう!
②親子でおしゃべりをしながら、子どもの感想を引き出す
子どもにいきなり「読書感想文に書く内容をまとめてみて」と言っても、そうそうできることではないですよね。
最初は子どもの“感想”を引き出すため、読み終わった本について親子でおしゃべりをしてみましょう!
・「なんのお話で、どんな人が出てきたの?」
・「どのシーンが好き?」
・「自分はどう思った?」
などを親から質問してみて、ディスカッションしてみると感じたことを整理できそう。
さらにそれらを、メモ用紙や大きめの付箋などに書き、対象の場面に挟んだり貼ったりしておくと“この本で感じたこと”のポイントが見えてきます。
最初からいっぱいメモや付箋を書き込んでしまうと、目的がわからなくなってしまうので…
“一番印象に残った場面”、“一番気になった登場人物”、“好きなセリフ”のような感じで分けていくといいかもしれませんね!
③うまく感想を引き出せなかったら、親も本を読んでみる
何しろ初めての作業ですから、子どももうまく感想を話せないかもしれません。
その場合は親も同じ本を読んでみて、「この場面てどう思う?」「この人って…」など、会話をしながらきっかけを掴みそれをメモや付箋にまとめていくといいかも!
④まとめた感想のメモや付箋をさらに整理して組み立てる
子どもの感想を引き出せたら、その内容を一回整理して組み立てていきましょう。
そんなに難しく考えなくても大丈夫!
数枚のメモや付箋を、読書感想文にできるよう順番に並べ替えるだけです。
この人が気になった→
その人がこういうことをしたシーンが気になった→
その時自分はこう思った→
この本はこんな印象だ
ざっくりとこんな感じでもいいんじゃないでしょうか?
組み立てた内容から文章をつないでいこう!
①出だしを書く
それでは原稿用紙に“題名と名前”を書いて、読書感想文を書いていきましょう。
出だしには、“この本はどういう話なのか”というあらすじを書き、印象に残ったセリフを引用して「なぜ〇〇は、〇〇したのか?」などの問いかけを作ります。
すると次の段階である、“話の中心”に自然につなげられますね。
②話の中心を書く
“一番印象に残り、心をつかまれた場面やセリフの解説”と、“その場面について思ったこと”を書きましょう。
難しく考えず、「一番びっくりしたところと、それについてどう思った?」ということをまとめてみてくださいね。
③終わりを書く
“本を読んだ感想”と、“この本を読んで今後にどう活かしたいか?”を書いていきましょう!
もしその本の登場人物と同じような体験をしたことがあれば、それも盛り込み自分と重ねてみて“自分ならこう思う”などを添えるのもいいですね。
本を読む前の印象と、読んだ後の印象も交えていくとさらに心情が深く読み取れる感想文になりそうです。
④各項目を段落分けする
“出だし→話の中心→終わり”と分けて組み立てるので、それぞれを段落分けして書くとさらに読みやすくなります!
【2024年】小学校低学年の部 課題図書4冊
青少年読書感想文全国コンクールから毎年発表されている課題図書とは、本の専門家やプロが「子どもにとってよい読書体験を得やすい本」として選んだもの。
子どもの興味や関心を引くものをプロが選んでいるので、読書感想文も書きやすいんですね。
今年発表された低学年向けの課題図書は、こちらの4冊!
アザラシのアニュー
海にうかぶ氷の上で、アザラシのあかちゃんがうまれました。野生動物の子どもが懸命に成長する姿を、アラスカで滞在制作する作者が描いた、大ぼうけんの物語!巻末には、アザラシの生態を解説した図鑑ページも収録。ごめんねでてこい
「ごめんね」という言葉の重みや大切さを考えさせてくれる1冊です。その人のことをしっかり思って、心からの言葉を伝えること。今ある日常を大切にすること。思いやりや家族との関わりをえがいたお話です。おちびさんじゃないよ
テンちゃんは小さな女の子。でも見た目で判断しないで、って思っています。ある日、いじめっ子が小さなマルくんにいじわるを。テンちゃんはいじめっこに立ち向かいます。そして「わたしはちびじゃないっ!」と大きな声で。どうやってできるの? チョコレート
ふだん何気なく口にしている、チョコレート。どうやって作られるの? カカオの実の大きさは? カカオはどのように日本にくるの? 身近な食べものができるまでの不思議と、その過程で関わる人たちの働き方を知ろう!初めての読書感想文は楽しく読んで楽しく書いて、いい思い出に!
初めての読書感想文、親もどうしたらいいのかな?と難しくかまえてしまいますよね。
私も今回しっかりと調べるまでは、どう指導したらいのかどんな本を選んだらいいのかと悩んでいましたが、まずは「本を読み切る」「感じたことをどんどん書く」「短くても最後まで書き上げる」ことが大事なのかな?と思いました。
シンプルに本を読んだ感想を書く、という目的を忘れずに楽しく進めていきましょう!
みなさんは、どんな本を選びますか?
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イタリアは6月初めに学年が終わります。我が家の長男次男は小学1年生と4年生を修業。9月から新学年になることもあり、夏休みの宿題はこんな復習帳が出ています!
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