母の反省。”聞き分けの良い子”にしてしまった…。かけがえのない時間に気づいた瞬間
グラフィックデザイナー兼イラストレーター。
2014年生まれの息子「ことげ」
2016年生まれの娘「まるみ」。
めくるめく毎日、忘れたくない思い出を漫画にしたためてます。
母の反省。"聞き分けの良い子"にしてしまった…。かけがえのない時間に気づいた瞬間|さやけん
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我が家の息子は第一子ということもあり
生まれた瞬間から我が家のアイドルで
本当に目に入れても痛くないのではと錯覚するほど可愛がり
声をかけ、遊び、私も夫も常に息子にべったりでした。
何をひとつするでも「みて!」という息子に
拍手をし、歓声を上げ、それはそれは大袈裟に盛り上がりました。
可愛くて可愛くて仕方なかった…のですけれども
育児休暇を経て仕事に復帰し、仕事と家事に追われ時間のない日々。
そして第二子に恵まれ、ますます時間に追われるようになり
生まれて間もない頃のようにはなかなか行かず
いつものように「見て!」という息子に
次第に「ちょっと待っててね」ということが多くなっていきました。
頭では、「見てあげたいんだけど」とは考えているのですが
ご飯も作らなきゃ。洗濯もしなきゃ。掃除もしなきゃ。
明日の準備もしなきゃ。あれもしなきゃ。あれもしなきゃと
頭の中はタスクでいっぱい。
嬉しそうに描いた絵や工作を持ってきてくれても
「わー。すごいね!」と流れ作業で褒めてしまい
手を止めて見てあげることも段々と減っていきました。
そんなある日…
「お母ちゃん忙しい?
それが終わってからでいいから、見てくれる?」
と
描いた絵を抱きしめて、息子が申し訳なさそうに声をかけてきました。
それまでずっと無邪気で、
「ちょっと待ってね」なんて言ってもしつこいくらい「はやく!はやくみて!」と言っていた息子。
忙しさに身を任せてしまい
知らず知らずのうちに諦めさせていたのだと反省しました。
家事の手を止めて、抱っこして
描いた絵をみせてもらうと
それはそれは上手に描いた絵と、
覚えたてのひらがなで
「おかあちゃんだいすき」と書いてありました。
忙しい時に「見て見て!」と言われると
ついつい後回しにしてしまいますし、仕方がない場面もあるのですが
「見て見て!」と言ってくれるのはきっとあと僅かの時間。
もうすぐ「見せて!」と言っても見せてくれなくなるのでしょう。
だからそれまで
できる限り手を止めて、こどもたちの話を聞いてあげよう。
もしすぐには聞いてあげられなくても
終わったら飛んでいって、その分いっぱい褒めてあげよう。
と思ったのでした。
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