「良い子」って褒め言葉?ママが感じたモヤモヤをスッキリさせたパパの「持論」にイイネ!の嵐
子どもや年下の子などを褒めるとき、何気なく使ってしまいがちな「良い子」「お利口さん」「えらいね」などの言葉。
今回はそんな言葉に“モヤッ”を感じたママと、その理由を上手に言語化してハラオチさせてくれたパパのお話です。
「良い子」……むむむ?
5ヶ月の娘さんを育てるママ「まる®(@gogo_ochibi)」さんがTwitterに投稿したのは、我が子に対して投げかけられた何気ない一言の話です。
「良い子」って何気なく使っちゃうけど、よく考えると……ムムム? これからいろんなことを学んでいく子どもの前だからこそ、言葉はしっかりと考えて発していきたいですね~!
言葉には「アイメッセージ」で気持ちを入れるのが大事、な話
得意分野は語りたいパパまるです#育児漫画 #育児絵日記 pic.twitter.com/7VgJMMN0TW
— まる®︎5m (@gogo_ochibi) December 9, 2020
こういう小さな「モヤッとポイント」に気づいて、突き詰めて考えられるまるさんご夫婦、素敵だな!!!
■コメントでは「なるほど!」の声
パパまるさんめちゃくちゃ良いこと言う〜
出典:twitter.com
私も自分の褒め方疑問だったんだよね、泣かないから良い子って自分の都合だし…ってモヤモヤしてたけど、まるちゃんの問題提起とパパまるさんの考え方ですっごくスッキリした〜!見習わせてもらうね
素晴らしい気づきを共有してくれてありがとう♥
まさにこれからどう言い換えていこうかと思ってたところだったから、なるほど!って思って読んだよー
出典:twitter.com
「良い子だね」「お利口さんだね」って単語として言いやすいんだけど、例えばそのせいで親にとっての良い子を演じるようになっちゃったとかもやだしなぁって(>_<)ぱぱまるさんにヒントありがとう!
パパまるさん曰く
「後輩の育成で気を付けることと一緒だよ」
とのこと!
パパまるさん、最高すぎるな……??
「アイメッセージ」とは?
アイメッセージの「アイ」は、英語の一人称である「I」のことです。つまり、アイメッセージとは「発言する人の気持ちを表に出した言い方である」ということ。
例えば……
「出先で泣いたり暴れたりしなかった」ときの声掛けとして、3パターン見ていきましょう。
・良い子だね、良い子にできたね~
これは最初に「あなたは」が入るので、発言する人の気持ちではなく「世間一般では」みたいな言い方になります。言い方としては「ユーメッセージ」と呼ばれるもの。
これだと、お子さま本人の意思はちょっと置いてけぼりになりがち。「世間に合わせて生きる」が刷り込まれてしまいそうですよね。
・良い子にしててくれて、ママ助かったよ~!
最初に入るのは「世間一般的な」ですが、最後に発言する人の気持ちを入れています。これが「アイメッセージ」なるもの。
そのためお子さまからすると「そっか、こうするとママは助かるのか~」となり、「じゃあ次もそうするか」になる可能性も。
・泣かなかったね! ママ助かったよ、ありがとう!
この場合は「泣かない=ママが助かって、しかもありがとうまで言われちゃってエヘヘ」「こういう場面はこうしたほうがママは喜ぶんだな! オッケー!」という認識になるかも?
こちらは世間一般的なくくりである「良い子」を使わず、「泣かなかったお子さん&助かったママ」の1対1の気持ちのやりとりで成立する会話の仕方です。
「良い子」というフワッとした規格に当てはめず、具体的な行動に感謝の気持ちを表す形。「喜ばれた行動」が分かりやすいので、言われる側としても実践しやすいですよね。
これは叱る・注意するときにも使える方法なので、親子間だけでなく夫婦間でも意識できるとgood!
思ってることは言葉でちゃんと伝えるべし!
「こうしないといけない」よりも「こうしたいからこうする!」な感覚で生きたほうが楽しいし、そのときの他人の気持ちをそのまま伝えることで「こういうとき、他の人はこう思うのか」を学習することができます。
人の気持ちを考えるって、大人になっても難しいこと。なので日常のなかで保護者が都度、気持ちを言葉で伝えて、上手に理解する・考えるキッカケを作っていきたいものですね~!
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