目指せ専門店クオリティ♪【ふわふわかき氷】の作り方!おうちにある“〇〇”で、誰でも簡単にできちゃう裏技レシピ
お店で食べる「フワフワ・サクサク」なかき氷。そんな食感をおうちで楽しめたら、毎日がもっと楽しくなる気がするんだけどな~!
実はある工夫をするだけで、おうちでも簡単にふんわりかき氷が作れちゃうそうですよ! 今回は実際にチャレンジもしてみたので、ぜひぜひチェケラーしてみて~!
おうちで作るかき氷って「ジャリジャリ」になりがち!
暑い時期のほてった体をクールダウンするには、やっぱり冷たい「かき氷」が最高ですよね~!
近年は「かき氷専門店」なども増え、バリエーション豊富な味わい&“シャリ・サク・フワ”な軽い食感を楽しむことができます。
そんな贅沢な美味しさをできればおうちで味わいたいけど、おうちかき氷はなぜか「フワフワ」じゃなくて「ジャリジャリ」になっちゃうんだよね~!
おうちでできる「フワフワかき氷」の作り方を調べてみた!
■まずはかき氷器の性能が違うらしいよ
調べてみたところ、お店のかき氷はやっぱり「かき氷器」からしてすでに違うらしい……! 切れ味が良く氷を薄く削れるため、フワフワになるのだとか。
おうち用のかき氷器を新調するなら「フワフワかき氷が作れる」と記載されているものを選ぶとよさそうです。
こちらは「TOFFY(トフィ)」のかき氷器ですが、ダイヤル付きでフワフワからシャリシャリまで、好きな口当たりを楽しむことができます。
製氷カップが3つ付属しているので、家族全員分ガッツリいけますね!
普通の氷以外にも牛乳やジュースを凍らせたアレンジをオススメしているトフィ。ムムム、さすがだな……!?
専用レシピブックもついていて、インスタにも映えそうです!
■「氷」を工夫するといいらしいよ
実はフワフワかき氷を作るコツはアイテムだけじゃなかった! なんと氷にひと工夫するだけで、簡単にフワフワかき氷が作れるそうですよー!
そのひと工夫とは……
・氷を少し置いて溶かす
・天然水で氷を作る
・砂糖水で氷を作る
など!
え~ホントにぃぃぃ!?
氷を工夫すると“フワフワ”になる理由は?
フワフワかき氷のコツは、どうやら氷をより薄く削ることがポイントのよう。氷に工夫することで、それが可能になる……らしいッッ!
■氷を少し置いて溶かす場合
冷凍庫から出したばかりの氷はガチガチで固い状態。それをすぐにかき氷器で削ってしまうと、刃が強引に氷をガリガリすることになり、粗削りになってしまうようです。
なので、氷を少し室温に置いて表面を0℃付近まで溶かします。それによりかき氷器の刃が氷に入りやすくなり、薄く削れるのだそう。
NHKの「ガッテン」では、
・冷凍庫から出してすぐの氷を電子レンジ600wで30秒チン、そのあと3~5分常温で放置
または
・冷凍庫から出してすぐの氷を常温で15分ほど放置
がおすすめだそうです。
■天然水で氷を作る場合
天然水……というか、正確にいえば「天然“氷”」でかき氷を作るとフワフワになるそうです。
天然氷とは、大自然の中でゆっくりと凍っていく文字通り“天然の氷”のこと。ゆっくりと層を重ねるように凍っていく天然氷は、不純物が非常に少ないために美味しく、溶けやすく柔らかいためにフワフワかき氷が作れるそうですよ。
とはいえそんな天然氷を家庭で作るのは難しい! なのでできるだけ不純物の少ない天然水、またはウォーターサーバーの水で作るといいそう。
■砂糖水で氷を作る場合
なんと驚きの方法なんですが、水に対し約1割程度の砂糖を混ぜて氷を作ると、柔らかいフワフワかき氷ができるんだそう!
理由として考えられるのは、
・砂糖は水よりも凍りにくく、結合が緩くなるから
とのこと。
テレビ番組「伊藤家の食卓」の2001年8月回に出演された、好村滋行さんの発表したデータベースによると、
砂糖水を冷凍庫で凍らせると,砂糖は氷に入らず,徐々に氷の結晶ができていきますが,まず水だけが先に凍っていく
出典:repository.kulib.kyoto-u.ac.jp
水が凍っていくに従って,残った砂糖水の濃度は濃くなっていきます.実はこの濃くなった砂糖水が,氷の結晶の成長を妨げます.そのため,氷は言わばスポンジのような状態になり,水だけで作った氷よりも柔らかくなる,ということが考えられる
出典:repository.kulib.kyoto-u.ac.jp
とのこと! へぇー! へぇボタン連打!!!(番組違い)
味も含めて最適な砂糖濃度は「水200㏄に砂糖大さじ3」だそうです。
フワフワかき氷、実際に作って食べてみた!
「砂糖を混ぜた氷でかき氷を作る」方法、実はちまたでかなり評価が高め。とはいえうたぐり深いtomosato(コラッ)、実際に作って食べてみました!
我が家で使ったのはこちら、ドウシシャの「大人のかき氷器」。ただし購入したのはおととしなので、現在販売されているものより機能はかなり落ちるハズ。
今販売されているものはリニューアルされ、氷の粗さ調節ネジなんてのがついてる……!
しかも、よりフワフワに削れるんだって! こうなるとかき氷器を買い替えれば一発な気もするな??
バラ氷専用で、普通の製氷皿で氷を作れるのが便利なんですよね~。さらに電池式の電動なのでボタンを押すだけ、疲れません。
欲をいえばアダプター電源でも使えると便利なんだけどなぁ!
詳細・ご購入はこちらから
■「普通の水」で作ったかき氷
今回3種類のかき氷にチャレンジしましたが、使った水はすべて普通にスーパーでペットボトル販売されている「〇〇の天然水」的な水。
まずは普通に何も入れず作った氷でかき氷を作ってみました。感想は……
うん、いつも食べてる「おうちのかき氷」な感じ。食べてるときに“ボリッ”って音がしたりする。粗い感じ、しますね~。
かき氷器も削ってる途中でガリガリ、ゴリ! っていってました。がんばれ! 諦めたらそこで試合終了だぞ!!!
■「砂糖水」で作ったかき氷
これ本当にびっくりしたんですけど、かき氷器が削ってる音からして全然違いました! 普通の氷でガリガリいってたのが、砂糖水氷だとシュンシュンシュンッ……て!
削れた氷の見た目も、明らかにフワフワ! これは……すごいぞ! でも肝心なのは食感と味だぞ! 砂糖だからな!?
ちなみに今回は甘すぎて食べられなかったらやだなぁと思い「水180㏄に砂糖大さじ2」でチャレンジ。結果は……
みぞれ味ーーーー!!! これめちゃくちゃ美味しいんですけど!?
食感はサックリ・フンワリ! 「こんなに違うか!?」っていうほど違うーーー! 何もシロップかけなくても、この味だけでめちゃんこ美味しい! これはこの夏、リピート確実!!!
■「かき氷シロップを薄めた水」で作ったかき氷
こちらはかき氷シロップの“いちご味”を、そのままでは濃すぎるので水で薄めて凍らせたもの。
氷の雰囲気は、砂糖水氷よりも少し“もったり”感あるかな? とはいえ砂糖水と同じくシュンシュン削れて、見た目も食感もサクサク・フンワリでした~!
この「そもそもシロップ水を凍らせる」だと、子どもにありがちな「シロップかけすぎ!」とか防げるし、工夫しだいでインスタ映えしそうな気も。ムムム、無限の可能性を感じるぜ……!!!
結論:おうちでフワフワかき氷は簡単に作れる!
今回、砂糖水を凍らせただけで予想以上にフワフワに仕上がったかき氷。
NIKKEI STYLEの記事によれば「マンゴーピューレ+牛乳+練乳」や「粉寒天を混ぜた水」でもお店のような仕上がりになるそうです。
今年の夏はいろんなものを凍らせてみて、オリジナルな絶品フワサクかき氷をおうちで楽しんでみてはいかがでしょうか~♪
25日はかき氷の日だ。人気店で食べると、独特なふわふわした食感が、何ともおいしい。自宅にある家庭用かき氷機でもあんな雪解けのような味に近づけることはできないか。工夫を重ねてみた。
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