マスク&首回りをヒンヤリ涼しく☆『マスク冷風扇』が効果的で驚きを隠せえない!|熱中症予防・新型コロナウイルス対策
東京ファン株式会社は、マスクまわりの空気を冷やすウェアラブルな『マスク冷風扇』の販売を開始しました。風の性質(コアンダ効果)を利用して、水の気化熱で冷却した空気を、マスクの表面に沿わせて流すことで、マスクごしに吸い込む空気を冷やします。
”マスクごしに吸い込まれる空気を冷やす技術”を開発しました!
新型コロナウイルス感染予防として、マスクをつける機会が増しており、熱中症のリスクが高まっています。
飛沫を通しにくい遮蔽性の高いマスクだと、熱がこもって暑くなりがちです。
逆に、熱がこもらないように通気性の良い布で作ったマスクだと、飛沫の遮蔽率が低くなり、マスク本来の効果が弱くなってしまうというジレンマがありました。
東京ファン株式会社は考えました。
遮蔽性の高いマスクであっても、風の性質(コアンダ効果)を利用して、水の気化熱で冷却した空気をマスクの表面に沿わせて流すことにより、マスクごしに吸い込まれる空気が冷えるのではないかと…。
試行錯誤の上、ついに技術を開発し『マスク冷風扇』として2製品(日常用と仕事用)の提供を開始しました!
『ダブル冷却タイプ』と『トリプル冷却タイプ』の2種類
熱中症の応急処置法と同じ原理で首まわりの太い血管の近くを冷やし続ける『ダブル冷却タイプ』と、さらに、服の中へ風を送り込む『トリプル冷却タイプ』の2製品があります。
日常用タイプの『首もと冷却 タオルファン 抱っこホルダー』は、好きなハンディ扇風機とタオルやスカーフとを一体化させて、ファッション的にアレンジを楽しむことができます。
仕事用タイプの『えりかけ扇風機 BodyFan』は、さらに服の中へ風を送り込む『トリプル冷却』が可能です。
濡らしたタオルを首にあて、扇風機で扇ぐことにより「マイナス6℃」冷たくなる!
マスクをつけていると、呼吸に負担がかかります。
肋間筋や横隔膜を必要以上に働かせるため、運動しているのと同じ状態となり、体が産生する熱量が増加して体温が上がり、熱中症のリスクを高めるといわれます。
このため、マスクまわりを局所的に冷やすだけでは、体から熱を逃がしきるのに十分とはいえません。
あわせて、太い血管が豊富にある首まわりや、肋間筋のある胸まわりも積極的に冷やすことが必要です。
環境省によれば、熱中症が疑われるときの応急処置法として、水で濡らしたタオルを皮膚に当て、扇風機等で扇ぐことにより、水の気化熱で体を冷やす方法(蒸泄法)が推奨されています。
※熱中症環境保健マニュアルより
そこで、『マスク冷風扇』は、マスクへ冷風を送るだけでなく、濡らしたタオルを首にあて、扇風機で扇ぐことにより、熱中症の応急処置法と同じ原理(蒸泄法)で、首の太い血管の近くや胸のまわりを冷やせるように設計されています。
なぜ、タオルを水で濡らすの?
水は、蒸発するときに大量の熱(水の気化熱)を奪いとる働きがあります。
汗は、この冷却効果を利用して、蒸発するときに皮膚から熱を奪い取って、体温を下げる働きをします。
しかし、マスクで顔を覆っていると、汗が蒸発せず、顔の皮膚から熱が逃げません。
このため、マスクをしながら扇風機を使うときは、タオルを水で濡らして風を当てることで、冷却効果を補うようにします。
コアンダ効果と水の気化冷却
濡らしたタオルを首にかけ、風を当てると、タオルに当たった風は、風の性質(コアンダ効果)により、タオルの表面を沿うように流れます。
このとき、風が水の蒸発を促すことで、タオルと風(空気)が冷やされます。
また、コアンダ効果によって、冷やされた空気は体から離れずに流れ、胸全体に広がりながら、頬やマスクの表面を沿うように流れます。
マスク表面に冷えた空気が流れることで、マスクごしに吸い込まれる空気を冷やしつつ、マスクから放出される呼気を速やかに押し流して、再吸入されることを防ぎます。
好みのスカーフやタオルと自由に組み合わせて、ファッション的に楽しめる♬
「首もと冷却 タオルファン 抱っこホルダー」は、マスクまわりの空気を冷やすだけでなく、首や胸まわりを蒸泄法で冷やす『ダブル冷却』ができます。
自分の好きなハンディ扇風機を、好みのスカーフやタオルと自由に組み合わせて、ファッション的に楽しみながら、暑さ対策ができる専用ホルダーです。
仕事用の【トリプル冷却タイプ】とは?
「えりかけ扇風機 BodyFan」は、ハンディ扇風機とクリップがセットになった製品です。
首にかけたクールタオルにクリップを取り付けることで、首とマスクを同時に冷やすダブル冷却ができます
さらに、えりかけ扇風機のクリップは、シャツの襟を挟むことで、シャツの中へ風を送り込むことができます。
クリップの上部にあるウイングが、扇風機の風をシャツの中へ導きます。
水に濡らした冷感タオルを首からシャツの中へ引き込んで、胸に広く被せます。
さらに、えりかけ扇風機をシャツの襟に取り付けることで、シャツの中で風がタオルにあたり、水を気化させることができます。
これにより、マスクへ送風しながら、首もとを蒸泄法で冷やし、さらに、シャツの中で胸を蒸泄法で冷やすトリプル冷却ができます。
熱中症の応急処置でも使える
環境省によれば、熱中症が疑われるときの応急処置法として、涼しい場所で衣服をゆるめ、水で濡らしたタオルを皮膚に当て、扇風機等で扇ぐことにより、水の気化熱で体を冷やす蒸泄法が推奨されています。
※熱中症環境保健マニュアルより
マスク冷風扇は、この応急処置法と同じ原理で、首もとを冷却します。
また、緊急時は、マニュアルに沿った応急処置に使える扇風機として、体の冷却を速やかに開始するのに役立ちます。
マスク冷風扇は、仰向けに寝た状態で胸の上に置いて使えるため、自分自身への応急処置にも対応しやすく、
一人で活動するソロキャンプなど、アウトドア活動にも便利です。
汗を補いながら、扇風機を使おう!
扇風機の風は、汗の蒸発を促すことで、体から熱を奪います。しかし、汗が足りてない状態で、高温の風だけを体にあてても、体は冷えず、逆に体温を高めてしまう場合があります。
このため、気温の高い日に扇風機を使うときは、汗の不足をタオルの水で補いながら、風をあてるようにしましょう。
扇風機を使うときは、水を飲むこと(経口補水)に加えて、汗を補うこと(補汗)も、忘れずに実践しましょう。
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