外出自粛の大敵は「野菜不足」!?
国をあげての大きな“自粛”が始まってから約2ヶ月。レジャーやイベント・外食などはもちろん、日常生活に欠かせない「買い物」までも極力減らさざるをえない状況となっています。
とはいえ保育園・幼稚園や学校はお休みで、食事は家族分×三食作らないといけないから「まとめ買い」は必須ですが、お野菜だけはどうしても上手に使いきれなかったりするんですよね~!
クックパッドの検索データ分析サービス「たべみる」のアンケート調査によると、臨時休校にともなう家庭の料理負担は激増しているモヨウ。
学校では栄養バランスばっちりの給食があったから良かったものの、三食すべて自宅で……となると組み合わせるメニューや栄養バランスなど、気にしないといけないことが盛りだくさんです。
しかもとにかく「昼ご飯」の準備が大変! もう、朝から晩までキッチンに立ってる気がするぞ!? もちろんお野菜不足&炭水化物の増加も気になります。週末に近くなるとメニューは炭水化物&肉類のオンパレード。献立を考えるのもいっぱいいっぱいだよ! この問題、どうしたらいいのー!
まとめ買い&「備蓄野菜」を上手に使うべし!
肉や魚に比べて、保存が難しいと思われがちな「お野菜」。でもいろんな手を使って上手に使うことで、調理時間の短縮&いつでも美味しいお野菜が実現できます! 今回は上手な保存方法や、災害時にも役立つ備蓄野菜アイテムをご紹介。ぜひぜひ参考にしてみて!
スーパーで買ってきたお野菜でも、根がついているものであれば水に入れる・土に植えるなどして“再生”させることができます。
例えば
・ネギ
・豆苗
・三つ葉
・かいわれ大根
など。
コップなどの容器に水を入れ、根っこを浸して毎日水を取り替えるだけでグイグイ育ってくれる心強いお野菜です。買い物の量や頻度が減らせるうえ、「ちょっとほしい!」という時にちょっと使えるのも大きなメリットですよね~♪
お野菜の新鮮でみずみずしい状態は長く保ちにくいけれど、「干し野菜」にしてしまえば“かさ”が減って保管場所もとらないうえ、保存期間&栄養価をグーンとアップさせることができます。「干し野菜」を作るのはとっても簡単、適度にスライスして干すだけ。
竹製品を取り扱う専門店「虎斑竹専門店 竹虎」のサイトによれば、
乾燥後は密閉容器やジップタイプの袋などに入れて保存して下さい。冷蔵庫は5日間、冷凍庫なら半干しで1週間、しっかり干した場合は1ヵ月は日持ちします。
出典:www.taketora.co.jp
とのこと。そういえば私のママ友さんも、100均で買ったネットで普通に大根干して「自家製切り干し大根」作ってたな……。
ただしいくつか注意点も。
・干し野菜作りに最適な期間は「秋~冬」。夏は湿気やカビに注意が必要
・干す時間帯は「午前中~昼過ぎ」頃がベスト
・水分が多めの野菜(レタスや水菜など)は慣れとコツが必要そう
まとめ買いした野菜は、干してバランスよく、計画的に使いましょ!
お野菜を買ってきたその日の調理時間に、ぜひぜひまとめて作っておきたいのが切ってジッパー袋に入れるだけで簡単に作れちゃう「冷凍野菜」です。「でも下茹でとか面倒だし」と思うなかれ! 最近の冷凍野菜は「そのまま」が主流。夕飯の支度ついでに適当に切って冷凍しておけばOK!
KAGOMEのサイトが「冷凍野菜ミックス」を使って焼きそばを作ってみたところ、
野菜室の野菜を使った場合は、野菜を洗って切るところからのため、完成までにかかる時間は約11分。冷凍カット野菜ミックスを使った場合は、冷凍庫から取り出してそのまま炒めることができ、なおかつ冷凍で細胞が壊れることによって野菜から水分が出やすくなっているため完成まで約5分と、約2倍以上の差が出ることが分かりました(VEGEDAY調べ)。
出典:www.kagome.co.jp
とのこと! 生食としては使えませんが、加熱調理にはこっちの方が楽かも!?
また、水分が出るので蒸し焼きにするときも、水や酒を加える必要がないそう。野菜から出る水分だから、美味しさも詰まってそうですね~! キャベツや玉ねぎ、きのこ類などのほか、下処理は必要ですが里芋や山芋なども冷凍保存可能。
そして生の野菜で冷凍アイテムを作るのもいいですが、そもそも冷凍状態で売られている「冷凍野菜」を購入・活用しても! コレ、皮剥いたりの処理がいらないし日持ちもするしで、めちゃくちゃ便利なんですよね~! まとめ買い食材の候補にぜひ。
手作りのピクルスなどもある程度日持ちしますが、非常用としても活用するならやっぱり「売られているものを購入する」のがベストです。
最近の缶詰といえば、もはや定番の「コーン缶」や「グリーンピース缶」はもちろん、最近では「おかず缶」なるものも登場しているよう。お野菜メインですでに完成している“おかず”なので、非常食にも夜食にも、普段の一品としても!
お湯をかけるだけで楽しめるフリーズドライの「もずくスープ」なども、あると助かりますよねー! ありがとう科学のチカラ!!!
美味しく飲めるうえに野菜の栄養素たっぷり! 備蓄野菜の一端を担うアイテムとして、ぜひストックしておきたいのが「野菜ジュース」です。調理できる環境では普通にジュースとして楽しめますが、災害などで調理できない環境になった場合は、「食器不要・飲むだけで完結する栄養」はとっても重宝します。
とくに子どもは野菜が苦手。非常時にがんばって野菜を食べられるか……といえば、難しい気がします。いざというときのためにストックしつつ、日常生活でも便利に使っちゃいましょう♪
ちなみにそのままだと苦手、という方も少なくない「トマトジュース」ですが、ミネストローネやトマト煮込みなどの料理に使うとめちゃくちゃ美味しいので、ぜひ一度お試しを。
また、よく冷やしたビール&トマトジュースを1:1の割合でグラスに注げば、まろやかで美味しいカクテル「レッド・アイ」が楽しめますよ~イーヒッヒ!!! おっとよだれが!!!
「備蓄野菜」を上手にローテーションして備え&便利生活を!
今はママの肩に負担がドーンとのしかかる、とっても大変な時期。とはいえ、どうにか楽して便利を駆使し、乗り切るしかありません。1週間を見越した食材の作り置きはもちろん、1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月といったスパンで、先を見越した食材の調達と上手なローテーションでがんばりましょう。
この自粛期間中に身に着けた「備蓄スキル」は、きっと自粛が終わった後の生活をグッと楽にしてくれるハズよ……! 無理しすぎず、がんばりすぎず。体調に気をつけながら、お互いがんばりましょうね~!!!(´;ω;`)
関連記事はこちら