OURHOME代表 Emiさんとは?
双子の息子さんと娘さんの3児のママでもあり、OURHOMEの代表をつとめるEmiさん。テレビや雑誌でのお仕事も多数されているEmiさんですが、特にEmiさんのブログ『OURHOME』、著書『おかたづけ育、はじめました』は大人気で、子どもにどうやってお片付けを教えればいいのかと悩むママたちの救世主となっています。
本を読んだママの感想。
「おかたづけを通して自分のことを自分で決める心を育む」というところ、すごく共感しました。
私はこどもを生んでからもずっと仕事をしてますが、いくつになっても優先順位をつけることって本当に大事。
まずは身近なものを通して、こういうこと小さいころからやっておくといいかもしれませんね。
出典:www.amazon.co.jp
そうなんです。Emiさんは、お片付け≠整理整頓、お片付けをする力は人生においても役立つという考え方をされているんです。
著書『おかたづけ育、はじめました。』の中でも、次のように語られています。
おもちゃ箱がいっぱいになったら、子どもたしが自分で、いちど全部出して、
これからも使いたいものを選ぶ。
自分で物事を決めていく力。
これは、きっと人生にも繋がっているはず。
出典:
「おかたづけ育」といっても、
かたづけの上手な子どもに育てたいわけじゃない。
(中略)
家族のシアワセは、暮らしの基本となる「家」から――。
出典:
Emiさんの「おかたづけ」は、ただ単に整理収納というだけのものではないのですね。この考え方こそが、Emiさんの人気の秘訣なのではないでしょうか。
自分でお仕度ができるようにする「おかたづけ育」
新幹線のテーブルの丸いくぼみからヒントを得たという、靴置き場。
「靴をそろえなさい!」と言わなくても、このシートがあると、子どもが自ら靴を揃えるそう。
帽子とジャンパーは玄関にカゴを置いて収納。
この方法だと、帰ってきたとき、出かけるときに、ハンガーにかけるのが難しい小さい子どもでも、自分で支度と片付けができるそう。
子どもたちが平日着る服は洗面所に収納。
子どもが自分で管理できる量の服をかごに収納し、自分で取り出せるようにしているとのこと。これは、保育園のお着替えBOXからヒントを得たそう。3歳の子どもが一人で管理できるのは小さなカゴ一つ分だそうで、たくさんある洋服の中から何点かをセレクトしておくことで、子どもが自分で身支度ができるようになる仕組みです。
ズボラさんでも大丈夫!な「写真整理術」
実はEmiさんは、写真整理のスペシャリストでもあります。写真整理のセミナーは毎回大人気ですぐに席の予約が埋まってしまうほど。
書籍『子どもの写真整理術』は、楽天ブックスのカメラ・写真部門で一位(2016年5月現在)の人気ぶり。購入した人の多くが、「続けられる写真整理」と評価しています。
写真整理の参考になりました娘が生まれ、写真整理を楽に続けられるようにしたいと思い、購入しました。
もともと整理収納が苦手でしたが、この本で知った整理方法のおかげでコンスタントに続けられています。
出典:review.rakuten.co.jp
目からウロコの整理術でした。これなら10年続けられる!忙しい母にぴったりです。
出典:review.rakuten.co.jp
無印良品のアルバムを利用した表紙の作り方。
10年続けられるシンプルなデザインを選択。一気に9年分の台紙を作っておき、後は年末に厳選した一枚を貼るだけというスタイル。
Emiさんはどうして丁寧に写真整理術を提唱するのか?それはブログに答えがありました。
子どもは写真を見ながら、それが「記憶」になって育っていくんだと思います。
大事に育てられていること、
家族と過ごしたたくさんの思い出、
そんなものを、子どもの心に刻める「写真」を、
是非カタチにして残してあげていただきたいなと思います^^
出典:ourhome305.exblog.jp
片付けはただ単に片付けで終わるのではなく、子どもの健やかな成長や、家族の幸せをもたらす、というEmiさんのポリシーとつながっているのだなと感じます。
完璧じゃなくていい。Emiさんの伝えたい事とは
「today」という詩を読まれたEmiさんが、ブログに書かれていたメッセージがこちら。
全てを完璧にしようと思わなくても、
いま自分が一番大事にしていることがわかっていたら、
多少ぐちゃぐちゃでも、それでもいいのですよね^^
自分の今にとっての心地よさは、人それぞれだと思います。
先日記事にもしたけれど、
誰かにどう思われるかを気にしすぎるよりも、
自分たち家族のルールがあるのが大切ですよね。
出典:ourhome305.exblog.jp
整理収納アドバイザーだから、完璧に片付いたお家を推奨しているのだろうなと思っている方がいたら、それは間違いです。Emiさんはもともと双子を含める3児のママ。完璧に家事をこなすことができず、いかに楽に家事をこなすか、どうすれば子どもが自分でやってくれるかということを考えるうちに、整理収納やおかたづけのアイデアを発明されたのです。
整理収納というと時間的にも金銭的にも余裕がなければできなそうと思いがちですが、Emiさんの提唱するおかたづけは、すぐにでも始められるアイデアが満載です。
家族が笑顔になる「おかたづけ」始めてみませんか?