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『子供幸福度』世界一のオランダ発★”マインドフルネス”子育てとは?

『子供幸福度』世界一のオランダ発★”マインドフルネス”子育てとは?
Google社の研修でも採用され、関連書籍も多数出版されている”マインドフルネス”。ビジネス書・啓発書問わず、近年ブームとなっています。そんな”マインドフルネス”を子育てに活かしている国、『子供幸福度』世界一のオランダ発の子育て本『親と子供のためのマインドフルネス』からポイントをまとめてみます。
『子供幸福度』世界一のオランダ発★”マインドフルネス”子育てとは?

★”マインドフルネス”とは?

Google社が研修に取り入れたことで一躍有名になった”マインドフルネス”。一見海外で作られたプログラムのように感じるかもしれませんが、源流は仏教の瞑想にあると言われています。ヨガを昔からしている人や、仏教の座禅や瞑想が定着している日本文化では、特に”マインドフルネス”は受け入れやすいと言えます。

一言で説明すると、「今という瞬間に全力を傾ける」という心の在り様のことです。

出典:matome.naver.jp

マインドフルネスは、自分の身体や気持ち(気分)の状態に気づく力を育む「こころのエクササイズ」です。欧米では、すでにその効果について、多くの実証的研究報告があり、ストレス対処法の1つとして医療・教育・ビジネスの現場で実践されています。マインドフルネスとは、「今この瞬間」の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることです。1つのことに集中して行います。いつでもどこでも実践できます。

出典:www.humanwellness-institute.org

マサチューセッツ大学医学大学院教授で、マサチューセッツ大学マインドフルセンター創設所長のジョン・カバット・ジン氏によると、「特別な形で注意を払うこと。それは、意図的に、今の瞬間に、評価や判断とは無縁に、注意を払うことだ。」と述べています。

出典:mindful-leadership.jp
”マインドフルネス”ではよく「今ここ」という言葉が出てきます。今、この瞬間に焦点をあてる。そして湧き上がってくる感情に焦点をあてることこそ、マインドフルネスと言えます。
効果としては、『ストレスの軽減』『マイナス思考の改善など、感情をコントロールする能力が高まる』『集中力が高まる』などがあげられています。まさに、ストレスを抱えやすく、一つのことに集中しにくい、感情が揺さぶられやすい子育て中の親御さんたちにもピッタリ!

早稲田大学 人間科学学術院 熊野宏昭教授。 「きちんと周りの世界を感じ取れている状態が、われわれは短時間しか持続できない。 常にあっちこっちに注意が向いてしまう。でもマインドフルネスの練習をすると、普通の心の状態を続けることができるようになる。」

出典:www.nhk.or.jp

ストレスを軽減できるマインドフルネスとは

世界企業がこぞって瞑想するマインドフルネスが気になる

★『親と子どものためのマインドフルネス』

そんな”マインドフルネス”を子育てを学校教育の現場、トレーニングに取り入れている国がオランダです。この本は世界27か国で訳され、教育先進国でベストセラーとなっています。エリーン・スネル著、副題は『一日3分!「くらべない」子育てでクリエイティブな脳とこころを育てる』。

スネル,エリーン 1954年、オランダ生まれ。20年以上にわたり、メディテーションとマインドフルネスのトレーニング・プログラムを開発。2004年、教育関係者や医療従事者、親、大人、子どものために、8週間のマインドフルネス・コースを教え始める。オランダ、ルースデンのマインドフル・ティーチング・アカデミー(Academy for Mindful Teaching―AMT)の創設者であり経営者。同僚とともに、子どもトレーナー養成コースで専門家のために「子どもと青少年(4才から19才まで)向けマインドフルネス・トレーニング・プログラム“マインドフルネス・マスターズ”」を教えている

出典:www.kinokuniya.co.jp

親と子どものためのマインドフルネス——1日3分!「くらべない子育て」でクリエイティブな脳とこころを育てる

Amazonでエリーン・スネル, ジョン・カバットジン, 出村佳子の親と子どものためのマインドフルネス——1日3分!「くらべない子育て」でクリエイティブな脳とこころを育てる(気持ちがスーっと落ち着くマインドフルネス・エクササイズCD付)。アマゾンならポイント還元本が多数。エリーン・スネル, ジョン・カバットジン, 出村佳子作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また親と子どものためのマインドフルネス——1日3分!「くらべない子育て」でクリエイティブな脳とこころを育てる(気持ちがスーっと落ち着くマインドフルネス・エクササイズCD付)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。

★なぜ、今”マインドフルネス”が子供たちにも必要なのか?

では、大人の世界で取り入れられている考え方、エクササイズである”マインドフルネス”が、今子供の世界でも必要なのか。著書の中でエリーンはこんな風に書いています。

近年、ストレスが発育中の子どもの脳に有害な影響をもたらすことが確認されています。そのため、マインドフルネスがますます必要とされているのです。マインドフルネスのトレーニングは、学習環境の向上やリラックスするためだけに、オプションとして付け加えるものではありません。マインドフルネスは、最適な学習と感情のバランスを保つために欠かせないトレーニングです。 過度のストレスによる悪影響から、発育過程にある脳を守ってくれるのです。

出典:blog.goo.ne.jp

マインドフルな状態でいると、能力が向上します。 「神経系や脳が発達過程にあり、ストレスの悪影響を敏感に受けやすい子どもに、よい効果がある」との科学的な証拠が増加しているのです。 子どもは、まさに「いま」の瞬間に生きています。 過去や未来にこころを奪われることは、それほどありません。 自然に「いま」にいるのです。そこで、私たち大人にできる最も重要なことは、子どもが持っているこの「自由なこころ」と「いまにいる」という自然な性質を損なわずに、その性質を強め、育てることです。

出典:blog.goo.ne.jp

★こどもとできる面白いエクササイズをちょっと紹介♪

詳しくは本を読んでいただくのが一番ですが、いくつか基本的でこどもとすぐできるおもしろいエクササイズをご紹介します。

「カエルのエクササイズ」「火星人になってみる」「リミットはどこ?」「気分の体温計」といった楽しいタイトルのエクササイズは、ワクワク感とやる気を引き起こしてくれます。子供と一緒に冥想を分かち合いたいと思っていた人にも新鮮なインスピレーションを与えてくれると思います。

出典:naagita.hatenablog.com

①カエルのエクササイズー呼吸に注意を向けるー

注意を呼吸に向けるためのエクササイズです。必要なのは親と子供が静かに一緒に座れる場所だけ。「カエルさんになってみよう。カエルさんはジャンプすることもできますが、今はただ静かに座っています。カエルさんのおなかが少し膨らんで、へこんで、ふくらんで、へこんで・・・呼吸に注意を向けてみましょう」。ヨガなどでも実践されている誘導瞑想、呼吸法をこどもたちも楽しめるようにしたものです。
出典:www.flickr.com

②わたしのこころの天気ー自分の心の状態に気づくー

こどもに楽に座ってもらい、目を軽く閉じてもらいましょう。少し時間をとって、心の中を見つめてみましょう。どんな天気ですか?すっきり晴れていますか?雨が降っていますか?それともどんより曇っていますか?どんな天気か感じれたら、こどもたちに教えてもらいましょう。そして、その天気と一緒にいて感じてみましょう。
こんな絵を見せながら、こころの天気を教えてもらうのもいいかもしれませんね。余談ですが、私の英語のクラスの子供たちにもよくこの「こころの天気」エクササイズをやりますが、みんなうれしそうに”Sunny!””Rainy…I am tired…”と答えてくれますよ!

③悩みごとの小さな箱ー悩みの静め方ー

箱をひとつ用意します。子供と一緒にその箱をステキに飾り「悩みごとの箱」を作りましょう。夜寝る前に、こどもに何か心にひっかかっていることはないか聞いてみましょう。「心配なことはない?」「悩んでいることはない?」でてきたら、その悩みを小さな箱の中にいれて、ふたを閉め、部屋のどこか棚の上において眺めてみましょう。そうすることでこどもたちはもう悩みは心の中にはなく、箱の中に入っているのだ、と見ることができます。

★親子で取り組もう”マインドフルネス”!!

子育ては嵐のようです。次から次に波がやってきて、行く先もわからないまま、その波に乗り続けなければいけません。そんな嵐のさなか、ぜひ自分自身の「今の瞬間」に気づき、「今ここ」にとどまる、感じるということを実践してみてください。子供の笑顔を見、はしゃぐ声を聴き、一緒に外にでて暖かな日差しとやわらかい風を感じてみましょう。

評価や価値判断を入れたり、無視したり、日常生活のプレッシャーにこころを奪われたりすることなく、今の瞬間に”生きる”ことです。-中略ー「いま、自分になにが起きているか」ということに気づくことで、こころにエネルギーをたくわえられます。注意深く、おだやかに「いまにいる」ことによって、自分や子供への姿勢が変わるだけではなく、行動も変わっていくのです。

出典:

オムツを替える時は、オムツの感触、赤ちゃんの肌の温もり、表情のひとつひとつに気づいてみます。散歩をする時は、手を握る小さな手の柔らかさ、ママの半分ほどの歩幅、楽しそうにお話しする子供の声に気づいてみます。「心ここにあらず」ではなく、「心を込めた」時を過ごしてみる。そんな「マインドフルな時」を、日常生活に散りばめてみませんか。

出典:allabout.co.jp
みなさんの「今ここ」がすばらしい瞬間で満たされますように!