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ますます作りづらくなる保育園…解決策は、小規模保育とベビーシッターだ!

ますます作りづらくなる保育園…解決策は、小規模保育とベビーシッターだ!
参照 : otokitashun.com
いきなり7歳のパパになった毎日は、驚きの連続…?職業は政治家、プライベートでは7歳の子どもを持つシングルマザーと昨年末に結婚した1児の父、東京都議会議員・おときた駿が独自の視点から子育て・保育・家族政策を語ります。
ますます作りづらくなる保育園…解決策は、小規模保育とベビーシッターだ!
参照 : otokitashun.com
こんにちは、都議会議員のおときたです。先日、千葉県市川市において建設予定の保育園が、周辺住民からの根強い反対によって建設中止に追い込まれたことが大きな話題になりました。 「園児たちの声がうるさい」 「必要性はわかるけど、静かに暮らしたい」 そう感じている住民感情は無視できるものではありませんし、大変残念ながら保育園を「迷惑施設」だと思っていらっしゃる方々も少なからず存在します。住民たちの権利意識の向上とともに、新規で保育園を増設することはますます、財政面だけでない困難に直面してきたと言えるでしょう。

私の1日保育体験

ところで先日、私は「小規模保育」と言われる保育園に、1日保育体験を行ってまいりました。
出典:otokitashun.com

保育士さんを就業体験?!都議会議員だけど、保育園で丸1日ボランティアをしてみた@フローレンス「おうち保育園」

保育士さんを就業体験?!都議会議員だけど、保育園で丸1日ボランティアをしてみた@フローレンス「おうち保育園」

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。 保育士さんって、本当に凄いんですねっ!! …すいません、結論を急ぎすぎました。 本日は日頃から政策提言をいただいている 社会起業家の駒崎弘樹さん@フローレンスが経営する おうち保育園 にて丸一日、ボランティアとして下働きをさせていただきました。 視察や見学ではなく、朝から晩までぶっ通しての勤務です。 (妙な議員がきて、さぞご迷惑だったことでしょう…) きっかけは、「保育士不足」を巡る一連の論争です。 「退職後の教員などを保育士にすれば良いのでは」 「もっと地域の高齢者の存在を使って…」 などの言説が飛び交い、保育士の待遇改善という本丸に なかなかたどり着かない議論が行われる中で、 「1日で良いから、保育園で終日ボランティアをしてみてください。 保育現場のことがわかれば、そんな机上の空論は出てこないはずですよ(要約)」 とズバッと一刀両断していた駒崎さんの言葉が、 ずっと心のどこかで引っかかっていまして…。 大上段で政策提言を行うだけでは、説得力は得られない。 子育て世代として、子育て支援に力を入れる政治家として、 これは近いうちに絶対に体験しなければ!! そんな想いを胸に議会閉会後のタイミングで 当の駒崎さんにダメ元で打診をしてみたところ、快諾をいただいて、 ご自身が運営する小規模保育園で受け入れて下さることになったのですね。 ■ せっかくなので、私が体験した1日の流れをご紹介。 (写真撮影はすべて、許可を得て行っております) 8時半頃から園児たちが集まり始め、賑やかな朝が始まります。 このおうち保育園には、0歳~2歳までの園児が12人登録されています。 今日は3人欠席で、9名の園児たちと1日を過ごすことに。 「男の先生の方が好きなコも多いんですよー」 とのことで、初対面の子どもたちも早速、 人見知りせずに飛びついてきてくれて一安心。 全員が揃うまで一遊びすると、朝の会の時間。 名前を呼んで、朝の絵本朗読が終わると、10時前後には公園に出発です。 みんなで手をつないで、元気に近所の公園へ。 大人なら徒歩3分の道のりですが、侮るなかれ。 道草をくったり、グズったり…そう安々とは前に進ませてくれません(汗)。 途中、地域の人にあいさつをしたり、

「小規模保育」とは、空き家やマンションの一室などを利用して開設される、6人~19人までを定員とする小さな保育園です。園庭を始めとして厳しい設置基準がある認可保育園に比べて、極めて機動的に設置できることが強みとして挙げられています。 こうした小規模保育園には「一日中狭い部屋に閉じ込められて、可哀想!」「園庭がない保育園では、充分な保育の質が保てない」という批判が絶えませんが、現場に入った経験からも、これはまったく当たらないと断言できます。そもそも「部屋に閉じ込める」のが悪いというなら、専業主婦で子育てしている人たちはどうなってしまうのでしょう…?家庭に近い環境で日中を過ごすことも、決して悪いことではないはずです。 また小規模保育園では、園庭の代わりに近くの公園を利用することが認められているのですが、公園への往復で信号を渡ったり、地域の人にご挨拶をしたりと、その過程で社会性を育てることができます。普通のおうちにも広い庭があることはもはや珍しい時代ですし、園庭の有無で「保育の質」を論じることも、もはや的はずれな指摘だと言えます。

解決策は小規模保育園とベビーシッター!

もうお気付きの通り、こうした小規模保育園であれば、地域住民との衝突も最小限に抑えることが可能です。従来からの厳しい設置基準に加えて、住民感情まで乗り越えなければならない大規模保育園の設置がますます難しい状況に追い込まれる今、こうした小規模保育園の存在は待機児童解決策の切り札になるのです。 また兼ねてから私が主張している通り、ベビーシッターの活用も欠かせません。「保育園の新設も難しくなった、絶望だ!」嘆くよりも、現実的な解決に舵を切るのも、政治の役割かもしれませんね。 それでは、また次回。

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■おときた 駿

1983年9月21日生まれの32歳。東京都北区出身。 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループに新卒採用され、化粧品ブランド「ゲラン」で営業・マーケティングに従事する。現在、東京都議会議員一期目。 主な政策として「社会的養護・児童養護」「子育て支援」「聴覚障害を中心とする障がい者支援政策」「情報公開によるオープンガバメントの促進」に取り組む。

【著者メディア】

おときた駿ブログ

日本一のブロガー議員「音喜多駿」のブログです。政策やお知らせ、日々の活動についてお伝えしていきます!