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ひな人形、いつから飾る?いつしまう?最も適切な「出す・しまう」時期&方法と、その理由も徹底解説!【2022年 雨水の日】

ひな人形、いつから飾る?いつしまう?最も適切な「出す・しまう」時期&方法と、その理由も徹底解説!【2022年 雨水の日】
参照 : www.photo-ac.com
3月3日の「ひな祭り」に欠かせない「ひな人形」。でも、いつから出していつ片付ければいいのかってご存知でしょうか? 昔からの伝統には、知っておきたい意味があります。ポイントはしっかり押さえつつ、ライフスタイルに合わせてイベントを楽しみましょう♪
ひな人形、いつから飾る?いつしまう?最も適切な「出す・しまう」時期&方法と、その理由も徹底解説!【2022年 雨水の日】
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目次

ひな人形の正しい「出し方・しまい方」って?

「ひな人形」とは、3月3日の桃の節句(上巳の節句)をお祝いするために飾る“人型の人形”のこと。昔は「ひな祭り」というイベントはなかったのですが、 ・平安時代頃から始まったとされるお人形遊び「ひいな遊び」 ・昔からある“人型の人形を川に流して厄払いをした行事” が少しずつ変化をしながら一緒になり、現在の「ひな人形を飾る」という催しになったそうです。 ひな人形を飾る時期は「雨水(うすい)の日」と言われており、 ・雪が解けて水に変わる時期 という意味があります。 令和4年・2022年の「雨水の日」は2月19日(土)〜3月4日(金)。早めに出すのはOKですが、片付けるのはやはり時期を守るほうがベターです。

ひな人形の「時期」にこだわる理由

出典:www.photo-ac.com
ひな人形といえば出す時期・片付ける時期に厳しく「しまう時期を守らないと子どもの婚期が遅れる」なんて言われがちですよね。でもこの「婚期」に関しては全くの迷信なのだそうです。ではなぜ「ひな祭りが終わればすぐに片付けるべき」なのでしょうか?

■理由①「きちんと片付けられる人になってほしいから」

1つ目の理由は「娘にきちんと片付けを身に付けさせ、早くお嫁に行ける準備を整えてほしいから」というもの。使い終わったものをいつまでも片づけない“だらしない”生活態度では、素敵な縁に恵まれることはできない……という理由のようです。大切な我が子の人生を想う、親の気持ちが伝わりますね!
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■理由②「人形が湿気に弱いから」

2つ目の理由は「繊細なひな人形は湿気に弱いから」というもの。現在はいろんなタイプがある「ひな人形」ですが、基本的には職人の手作りで非常に繊細な高級品。昔ながらの素材を使っているものも多く、少しの湿気でも傷みやカビの原因となってしまいます。 12月~3月あたりは1年の中で最も乾燥しやすい時期。そして2~3月は春の暖かい日差しも多くなってきて、ひな人形を飾るには最適です。でも片付けるのが遅くなれば遅くなるほど、ひな人形は湿気を吸ってしまうことに。高級で大切なひな人形だからこそ、早めに片付けて湿気から守ろうということなのかもしれませんね。 長く楽しみたいなら「出す時期」を早めましょう。1月半ば頃から飾って楽しんでもいいそうですよ。

【参考サイト】ダイキン / 年間の湿度推移と、もっとも乾燥する時期

季節や家庭の空気に関する困りごとと、その解決方法をお伝えします。このページでは、乾燥の困りごとと解決法をご紹介します。

ひな人形を取り扱う際の「注意点」は?

ひな人形の取り扱いで最も大切なのは、 ・出しておく時期 ・片付け方 の2点。来年もその次も長く楽しむために、正しい「しまい方」で片づけましょう。

■しまう日は天気の良い日を選ぶ

湿気に弱いひな人形なので、片付ける日はひな祭り終了後の「天気が良く乾燥した日」を選びましょう。お片付けはぜひお子さんと一緒に♪
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■人形カバー・防虫剤を使う

ひな人形には、購入時からすでに「顔カバー」「人形カバー」などが付属します。もともと入っていたように片付けるのがベストなので、初めてひな人形を飾る前に、片付けてある状態の写真を撮っておくのがオススメです。飾っていた間についたホコリなどは虫食いや傷みの原因となってしまうので、柔らかいハタキなどでしっかりと取り除いて。 きちんとしまったら、人形や付属品に直接触れないように「防虫剤」を入れておきましょう。人形のためには複数の種類を一緒に入れるのではなく、1種類をできるだけ少なめにいれるのがいいそう。

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■しまう場所は「天袋」、もしくはすのこなどを敷いて

ひな人形をしまう場所は、湿気が最も少ないと言われる押し入れ上部の「天袋」と呼ばれるスペースがベストです。天袋がない場合はできるだけ湿気の少ない場所に。 「すのこ」などを敷くと、下からの湿気から防ぐことができます。 丁寧に片付ければ、次の年も綺麗な状態で使うことができます。「モノを大切に扱う」ことを子どもに教える良い機会にもなるので、ぜひぜひ片付けには気を使ってみて。

伝統には意味がある。でもライフスタイルに合わせてでOK

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ひな人形を飾るのは、もともと乳幼児の死亡率が高かった時代からの「子どもが健やかに幸せに育ってほしい」という願いからきたものです。 ・子どもの身代わりとして人形を枕元に置いた ・厄払いのために人形を川に流した などの風習が、いつしかその必要がなくなり現在の形となりました。なので種類や飾りの豪華さ、しきたりなどはライフスタイルに合う程度に意識すればOKです。 素敵なひな人形を購入してもいいし、心のこもった手作りのひな人形でもOK。大切なのは「気持ち」です! ぜひぜひ今年の「ひな祭り」を、家族みんなでお祝いしてみてくださいね♪

【参考サイト】

吉徳大光 / 雛人形を片付ける時期や時間帯はいつが適切?

「雛人形をいつまでも出しておくと娘が縁遠くなる」というのはよく聞く話です。「娘が嫁ぐのが嫌だから雛人形を片付けない」と豪語する人もいるほどです。ここでは、雛人形を片付けるタイミング(時期)や片付け方についてまとめてご紹介します。

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