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東大からハーバード大へ。“ノートの神様”18歳の「高島崚輔さんの挑戦」とは?

東大からハーバード大へ。“ノートの神様”18歳の「高島崚輔さんの挑戦」とは?
東大に入学後、あえてハーバード大に挑戦し、海を渡った異色の経歴をもつ18歳の高島崚輔(たかしま・りょうすけ)さん。彼はどのようにしてその選択をしたのか、どんな経歴を持つのか、インタビューからひも解いてみました。
東大からハーバード大へ。“ノートの神様”18歳の「高島崚輔さんの挑戦」とは?

★どんな経歴の持ち主なの?

■灘中学時代から『ノートの神様』と呼ばれていた

兵庫県生まれの高島くん。2009年に灘中に入学し、『ノートの神様』と呼ばれ、プレジデントファミリーなどで特集されるほどの人材でした。灘中の学年トップ!テスト前は彼のノートを巡って争奪戦になったそうです。

合格発表を見たその足で本屋へ行き『東大合格生のノートはかならず美しい』(文藝春秋)を購入。ノート作りの研究を重ねる。お気に入りのドット付きノートは色違いで購入し、教科ごとに色分けして使用。文房具好きでもあり、休日には母親と文房具店めぐりをすることも。

出典:www.president.co.jp
『ノートの神様』なんて言われると、どんなノートなのか気になってしまいますよね。
高島さん、ノートのとる際のポイントはどこにおいているのでしょうか?

①勿体ないと思わず余白を多く取る③雑談もノートに取る④自分以外にも見やすく書く⑤天才タイプではなく、努力家である⑥ノートを取るのと、授業の内容の理解を同時にやる

出典:bibibi.info

■灘高校時代は勉強以外にも大活躍!

はたして、勉強ばかりしているガリ勉タイプかというとそうではありません。灘高時代は、生徒会長をつとめ、こんなツイッターも出していました。

【From 灘校生徒会長#1】 はじめまして!兵庫県の灘高等学校で生徒会長をしております、高2の高島崚輔です。毎週火曜日、@nscc_2で灘校の生徒会について、会長にしか話せないことをどんどんつぶやいていきます!よろしくお願いします。

出典:p.twipple.jp
また、高校一年の時から積極的に課外活動にも参加して、第6回全日本高校生模擬国連大会で、最優秀賞を受賞しました。
その後!なんと日本代表として、ニューヨークで行われる世界大会に出場。そこでも優秀賞を獲得してしまうのです。

昨年11月の国内予選を経て、本年5月17日、18日の2日間にわたりニューヨークで開催された「グローバル・クラスルーム国際模擬国連大会」に日本代表として参加され、優秀賞を獲得された高島崚輔さんに、6月20日(木曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。

出典:blog.goo.ne.jp

高島さんは「会議での使用言語は英語のみで、発言は1回1分以内と決められているため、大変な面もありましたが、相手側も私が日本人と分かると少しゆっくり話してくれました。そして、自らの英語で説得できたことで自分の語学力に少し自信が持てました」と実感を込めて話されました。

出典:blog.goo.ne.jp
この灘高校時代の模擬国連の経験が、彼の人生の選択肢に大きく影響を及ぼすことになりました。インタビューで彼はこのように語っています。

気持ちが変わったきっかけは2つあります。ひとつは高校1年生の秋に参加した模擬国連です。論理的で議論がとても上手い先輩とコンビを組んだおかげで、全国大会で最優秀賞を受けました。その結果、高2の春にニューヨークの国連本部で催された国際大会に参加できました。同大会でも運よく優秀賞を受けました。その時に自分のなかで何かが変わりました。「世界から集まった同世代の人たちとも、どうにか渡り合っていけるのでは」と。遠い存在であった海外が身近に感じられた瞬間でした。

出典:toyokeizai.net

★なぜ東大からハーバード大へ渡ったのか?

もともと東大・ハーバードを併願受験していた高島さん。両方合格したものの、ハーバード合格が分かった4月時点ですでに東大への入学手続きを終えていたため、東大にも4か月通うことになります。

もともと東大にも通いたいと思い併願したので、せっかくのチャンスを生かしたいと考えました。ハーバードへ行く前に、4カ月でもいいから日本でも大学に通い、自らの幅を少しでも広げられればなと思いました。

出典:toyokeizai.net
では、なぜ最終的に東大ではなくハーバードへの入学を決めたのでしょうか?

「大学で何を勉強したいのか」と考えた時に、幼いころに患った喘息の辛い思い出がよみがえりました。自分の喘息について考えた末に自然とたどり着いたのが、「環境政策」という分野です。政策という文系分野、環境という理系分野の両方を深く勉強するには、文系、理系を問わず幅広く学べるアメリカの大学の方が適していると考えました

出典:toyokeizai.net
出典:www.richierutter.com

■日米、大学受験の制度の違いは?

日米では大学受験制度も大きくことなります。日本の大学受験は試験のみの評価、成績・学力である程度合否は決まってしまいます。しかしアメリカでは、試験+人物評価で総合的に入学の合否を決めるようです。

アメリカは試験+人物評価です。共通試験であるSAT(大学進学適性試験、日本のセンター試験に相当)に加えて、エッセイや課外活動、推薦状などで決まります。SATには足切りとなる点数などはなく、僕の点数はハーバード合格者の平均より劣っていたと思います(笑)。

出典:toyokeizai.net

ハーバードの受験なら、僕のことを全く知らない他人が評価する。「日本から来た高島崚輔はどういう人間なのか」と。しかも日本基準じゃなく、世界基準で評価する。「世界基準でどう評価されるのか」と考えただけでワクワクしました。

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★通ったからこそ分かる、東大・ハーバード大の違いは?

日米両国のトップ大学に通ったことがある人はそういません。ハーバードの彼の同級生で日本人は二人だけだそうです。そんな高島さんだからこそ感じる、東大とハーバー大の違いはどんなところにあるのでしょう?

ハーバードには、とことん教えてくれる人たちがいる。教授の授業に対するモチベーションが違うなと感じました。ハーバードの教授は熱心だし、学生を惹きつけようと真剣に考えている。授業の内容を理解させようと宿題も多く出ます。疑問があればティーチングフェロー(授業の補助役。主に大学院生が務める)が開く質問時間に訪れればいい。自分が分からなければ、とことん聞けるし答えてくれる人がいる。学生へのサポートが充実していますね。

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方の東大は数百人も入る大教室で、教授が一方的に授業プリントを棒読みするだけという講義もありました。学生を楽しませようとする工夫はあまり感じられず、正直がっかりした点もありました。

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確かに、日本の大学の大教室での講義はおしなべてこういった雰囲気のことが多いですよね。でも、東大もそんなクラスばかりではないようです。

ただ東大のゼミはとても面白かったです。全国で最も少子高齢化が進んでいる群馬県南牧村に都内の幼稚園児と一緒に訪れ、その幼稚園児に農村での教育プログラムを提供するなど、視野が広がりました。

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また、ハーバードの学生は、学力や勉強以外の分野でもすごい人が多い!と高島さんは驚いています。あのFacebookのザッカーバーグ氏も在学中に会社を立ちあげていますし、ビル・ゲイツ氏も在学中に起業しています。

でも勉強だけじゃないんです。勉強以外も頑張っている。起業であったり、団体活動、音楽や演劇であったり、スポーツであったりと。教室外での充実した活動も、大学生活の一部なんだなと。その時に聞いたひと言が今も記憶に残っています。「ハーバード生をハーバード生たらしめているものは、教室の外での活動である」。

出典:toyokeizai.net

★そんな高島さんの今後の目標とは?

『環境政策』に携わりたい、日本のために尽くしたいという想いを熱く語ってくれています。いっぽう、目標は変わるかもしれない。そんな変わっていく目標をも恐れずに受け入れていきたいと語ります。

国際機関などで東アジアの環境政策に携わりたいなと考えています。その後は日本に帰り、母国のために尽くしたいですね。ただ将来の目標は変わるかもしれません。専攻もまだ決まっていませんし、いま自分が考えている「環境政策」という専攻も変わるかもしれません。それでもいいと思っているんです。自分の気持ちに素直になり、変わることを恐れない。変わることを前向きにとらえたいんです。変わることができるのが海外の大学のよさですから。自分の変化を楽しみたいですね。

出典:toyokeizai.net
また、弟たちの目標であり、ロールモデルでありたい、とお兄さんらしく家族に感謝し愛を感じさせる一面も!

個人的なことでいうと、弟の目標となる存在になりたいという気持ちです。僕は長男で3つ下と9つ下に弟がいるんです。弟って兄の真似をするじゃないですか。兄の真似をしてきた弟に恥ずかしくない存在でいたい。自分が選ぶ道は自分だけのものじゃないと思うんです。両親や弟、友人などの助けがあって今の自分がある。そして自分がチャレンジして切り拓いた道は、身近な人のロールモデルにもなる。「兄ができるなら僕もできるんじゃないか」って。

出典:toyokeizai.net
勉強だけではなく、人間性の深さも感じさせるインタビューでした。

★そんな高島さんのインタビューに著名人からコメントが!!

堀 義人 グロービス経営大学院学長 グロービス・キャピタル 代表パートナー 感動した。我が家の子供たちに読ませたい。「兄弟の見本になりたい」いいね!!↓

出典:newspicks.com

鳩山 玲人 サンリオ 常務取締役 18歳の青年が世界に挑戦している。ハーバードはとことん教えてくれる教授ととことん学びたい学生に溢れている。応援してあげたい。

出典:newspicks.com

堀江 貴文 SNS K.K Founderまあ、別に才能あるなら場所は今時どこでもいい。東大の方が圧倒的にコスパはいいけどな

出典:newspicks.com
堀江さん(ホリエモン)らしいコメントですね(笑)。

★世界は広い!!

いかがでしたか?高島さんの挑戦は始まったばかり。こんな18歳の青年が世界へとびだっているのを、誇らしく、頼もしく思います。心からエールの言葉を送りたいと思います。まさに、「障子をあけてみよ、外は広いぞ(トヨタグループ創業者 豊田佐吉)」!世界は広い!!がんばってください♪