子育てママの人付き合いの悩みに効く「魔法のフレーズ100」
「おかあさんを応援したい」という思いを伝えたい…辰巳渚さん最後の著作、発売!
ママ友・学校・ご近所付き合い 悩んでいませんか?
子育てをする中で、避けて通れないのが、「ママ友」「学校」「ご近所」などの人付き合い。子どもがいなかったら関わりあうことのない人たちです。子どもや学校と関わったり、人付き合いの幅を拡げるチャンスではあるものの、生活環境や価値観が異なる人と関係を築くのはなかなか難しいのも事実。
「ママ友グループの中で、自分だけ声をかけてもらえなかった」
「旅行のお土産を渡したら、気まずくなった」
自分は普通に接したつもりなのに、なぜか誤解されたり、周囲から浮いてしまったり、人間関係にストレスを感じる人は少なくないのでは?
いい関係に必要なのは、「さりげないひと言」
そこで大事なのが「ことば」です、と語るのは、130万部のベストセラー『「捨てる!」技術』著者の辰巳渚さん。
辰巳さん自身、男の子と女の子の子育て中、何気ないひと言が相手との関係をグッとよくする経験をし、「ことばを選んで使う」ことの重要性を学んだのだそうです。
こんな場面ではどう言う? 辰巳流おすすめフレーズ
ケース① ママ友とのお茶会を断るとき
「残念ですが、予定があります。また誘ってくださいね」
あなたに断られたら、ほかの人を誘いたいかもしれません。行けない場合は、なるべく早く断りましょう。どんな用事でも、それなりに段取りがあります。自分が声をかける側になれば、その苦労はよくわかるもの。
「予定があって残念」と、声をかけてくれたことに感謝の気持ちを伝えましょう。
ケース② PTAの役員を断るとき
「お役に立てずに申し訳ありません」
断ったあとで、好意から「お手伝いできることがあれば、おっしゃってくださいね!」と言いたくなるかもしれませんが、「だったら、あなたがやってよ!」と思われてしまうかもしれないので、言わない方がよいでしょう。
ケース③ ご近所づきあいで、おすそ分けをするとき
「作りすぎちゃったので、召し上がってくださいね」
「実家からたくさん届いたので、食べるのを手伝ってください」
相手が受け取りやすいことば、もらっても負担に感じないことばをそえるのが、おとなママ。また、ちょっとした贈りものをするときは、「実家の近くの人気のお店のものなんですよ!」などと、それを選んだ理由をひと言そえると会話がふくらみ、相手にも喜んでもらえることでしょう。
ことば+気配り=おとなママの会話術
あいさつをする、お礼を言うなど、当たり前のことばかりと思われるかもしれませんが、必要な場面で、こういうフレーズがさらりと出てくるのと出てこないのでは、大違い。相手の心証は大きく異なります。
また、「ことばは自分自身の鏡」。そこに、相手を思いやる気持ち、謙虚さ、誠意が込められていてこそ、相手に気持ちが伝わり、対人関係をよいものする、ということがおわかりいただけるのではないでしょうか。
辰巳渚さん新著『おとなママの会話術 いい関係をきずく ことば選びと使い方』が発売されます♫
本書では、ママ友・学校・ご近所などの人付き合いで、よくある悩ましい場面約100をピックアップ。
それぞれの場面にふさわしい「魔法のフレーズ」と辰巳さんのアドバイスを紹介しています。
この辰巳流フレーズを参考にして、あなた自身のアレンジを加えて活用してみてはいかがでしょうか。
書名:『おとなママの会話術 いい関係をきずく ことば選びと使い方』
監修:辰巳 渚
定価:本体1,200円+税
判型:四六判/128頁/ソフトカバー
ISBN:978-4-265-80240-1
対象年齢:一般
発売日:2018年9月22日
学校や習いごと、ママ友など、子どもをめぐるお付き合いで母親に必要な気くばり。本書では、良好な人間関係を築くために、さまざまな場面で使い…