「オバケが出るよ!」は禁句?フランス人が教えてくれた子どもとの向き合い方
子どもにしてほしくないことを伝える際、「オバケが出るよ!」や「鬼がくるよ!」なんて言ってしまうこと、ありませんか…??
小さな子どもにやってはいけないことを教える時、オバケや鬼など架空の怖いものを使っておどかすのは、よくある手段だったりしますね。
そんな大人から聞いた怖い迷信が、ずっとトラウマだったという方も多いのではないでしょうか。
しかし、Twitterユーザーのケイコ@6.12 ♂(@keikolop_nb)さんは、フランス人の「怖がらせるしつけ」に対する意見を聞いて、ハッとしたそうです。
小さな子どもにやってはいけないことを教える時、オバケや鬼など架空の怖いものを使っておどかすのは、よくある手段だったりしますね。
そんな大人から聞いた怖い迷信が、ずっとトラウマだったという方も多いのではないでしょうか。
しかし、Twitterユーザーのケイコ@6.12 ♂(@keikolop_nb)さんは、フランス人の「怖がらせるしつけ」に対する意見を聞いて、ハッとしたそうです。
怖がらせる躾 10年以上前にホームパーティーにいた仏人の2歳くらいの子がベランダに出たいと言って 夜で危ないからその場にいた日本人で「お外はオバケがいるよ」って伝えてたら お母さんに「不用意に怖がらせないで 相手が小さくても外に出られない理由をきちんと説明すべき」と言われて
— ケイコ@6.12♂ (@keikolop_nb) 2018年5月9日
その後次々と仏人の友達が出産したんだけど 子にやめてほしいことがある時はみんな信じられないくらい懇々と話す 言葉こそこども向けだけど話し方やその組み立て方は容赦なく対等にとことん話す 今分かるわからないじゃない 分かるようになるために話すと言われたな…
— ケイコ@6.12♂ (@keikolop_nb) 2018年5月9日
「相手が小さくても外に出られない理由をきちんと説明すべき」
2歳の子どもに対してもこんなふうに考えられるのはすごいですね!
さらに、続くツイートで次のようにも語っています。
おもちゃを床に叩きつけてた子に友達が「ダメ!」じゃなくて それをされると自分はうれしくない きっと階下の人もうれしくない どうしてうれしくないのか どうしてくれたらうれしいのか みたいなことを目線を合わせて話し続けてた 同じことをすれば何度でも話してた 根気…!
— ケイコ@6.12♂ (@keikolop_nb) 2018年5月9日
「今分かるわからないじゃない 分かるようになるために話す」
小さい子相手にこれをするのは、すごく根気が要りそうですが、たしかに嘘を教えるのはあまり良くないことですね…。
内容は理解できなかったとしても、子どもだからとバカにせず真剣に向き合ってくれている人と、「子どもにはどうせ分からないから」と嘘を教える人との態度の違いは、やはり伝わっているのではないでしょうか。
Twitterでも、このような声が寄せられています。
小さい子いるからわかるけど
— kuman217 (@kuman217) 2018年5月11日
「だめよ~」って叱るときって
「××は××だから××しちゃうからだめよ~」って
我が家でも叱り方を工夫してます
毎日子どもと向き合って、てんてこまいの日々を送っていると、ついつい受け答えがおざなりになってしまうこともあるでしょう。
けれど、子どもをわざと怖がらせたり、嘘をついて誤魔化そうとすることは、親だけでなく周りの大人たちもしないように気をつけたいですね。