【大炎上】赤ちゃんにわさび!?SNSにUPされた動画にママたちの怒りの声続出
回転寿司へ家族で訪れ、なぜか「わさびを容器から箸で直接取り、赤ちゃんの口に入れた」動画。
ツイッターでUPされたこちらの動画に、多くの人たちから怒りの声が上がっています。
なんで「わさび」食べさせたの?
“「わさび」を赤ちゃんの口に入れるシーンを撮った動画”ツイートはすでに削除されており、食べさせたママは“反省している”ということです。
動画内の赤ちゃんはまだ歯が生え揃っておらず、離乳食の段階だと思われます。
そんな赤ちゃんはわさびが口に入った瞬間、「ぎゃっ!!!」という顔をして嫌がっていました。
お箸の先にちょんちょん、と乗せた程度の量でしたが、赤ちゃんにとっては天地がひっくりかえるほどの「刺激物」。
なぜ食べさせたのか??と思ってしまいますよね。
動画を撮っていたパパは「芸能人夫婦がやっていたから真似した」との事。
ツイッターでは怒りの声が続出
子どもがおもちゃになってますね、まじでかわいそう
出典:twitter.com
わさびなんて大人でも刺激が強くて苦手な人いるのにそれをまだ小さい赤ちゃんに与えるとか虐待以外の何物でもないです。
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レモンは離乳食後期から使える食材でありビタミンCも豊富で食べさせてはいけない食材ではありません。
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特に必要な食材でもないですが…。
しかしわさびは栄養士の方も3歳頃からを目安としていて強い刺激物です。
突然その刺激物を口に入れられた赤ちゃんはものを口にすることに恐怖心を覚えてしまう
赤ちゃんにわさび食べさせてる動画見たけど、それもどうかと思ったけどわさびを専用のスプーンで取らずに自分のお箸で取ってるのがめっちゃ気になった ああゆうの見たら食べられへんくなるやん、、
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赤ちゃんに「わさび」を与えることについて
まだ味覚や粘膜、内臓など体が未完成な状態である赤ちゃんに「刺激物」であるわさびを食べさせる。
もちろん大量に食べさせればすぐに大変なことになりますが、少量だと赤ちゃんがその時ものすごいリアクションで嫌がる程度だと思います。
「赤ちゃんがどんな反応をするか見たい」「我が子のいろんな表情を撮ってSNSに載せ、みんなに見せたい」
そんな気持ちは多くのパパやママにあるのも事実。
しかし、
・液体食から固形食へ移行していく段階
・さまざまな味を覚えていく段階
・食べることの楽しさ、喜びを知っていく段階
の赤ちゃんや子どもにとって、殺菌作用があるとはいえ美味しくもないうえに「痛み」さえ感じるわさびを与えることは、デメリットが大きすぎるように感じます。
子どもがある程度大きくなれば、自分で食べたいと思うものを選んで食べるようになります。
その時に“子どもが食べても安全なもの”前提で「これは刺激が強いよ」「こんな味がするよ」など伝え、それでも食べたいと言えば食べさせてあげればOK。
まだまだ自分で食べられない、食べるものを選べない赤ちゃんや子どもの口に親が「刺激物」を入れるのは、残念ながら「虐待」以外の何物でもありません。
子どもを「一人の人間」として尊重することが大切
赤ちゃんや子どもの世界には、ママやパパしかいません。
大切な大切なママやパパに「からい、痛いもの」を口に入れられ、こっちはつらくてしょうがないのに爆笑しているパパとママ。
これが何度も何度も積み重なってしまうと、いちばん信頼できるはずの親を信頼できなくなってきます。
子どもは親の「ペット」ではなく「おもちゃ」でもありませんが、そのように子どもを扱っている親がとても多いのが現状です。
・喫煙
・チャイルドシートをつけずに子どもを車に乗せる
・小さな子どもだけを車内や家に残して長時間の外出
などは、子どものことを考えると絶対にやめてほしい事。あからさまな虐待であるといえます。
しかしそれ以外にも
・厳しすぎるしつけ
・過干渉
・子どもの考えや気持ち、意見に興味を持たないこと
など、これらも気づきにくいですが虐待と隣合わせです。
大切な我が子が何を感じ、どう考え、どんなことを思っているのか。
「子どもを一人の人間として尊重し、寄り添いながら育てていくこと」が親の重要な役割ではないかなぁ、と思います。