“こどもの幸せ”を考える「こどものみらい叢書(そうしょ)」創刊。第1弾は新米パパへ向けた“主夫”の本!
めまぐるしく変化し、どんどんと先へ進んでいく毎日。
昔から受け継いできた大切なものを、忘れ去ってしまわないために。
学術出版の世界思想社は今年で創業70周年。創業の理念に立ち返り、“こどもの幸せ”を考える「こどものみらい叢書」を創刊します。
“子どもの幸せ”って何だろう
学術専門書・教養書を出版する「世界思想社・教学社」は、創業70周年を迎えるにあたり、新たに「こどものみらい叢書(そうしょ)」を創刊します。
「世界思想社・教学社」といえば、学術専門書や教養書、受験生のための大学入試過去問題集“赤本”や学習参考書を出版している企業。
子どものことを考え、子どもの未来を本気で考えてきたからこそ、70年も愛され続けています。
「こどものみらい叢書」は、平和な社会を築くために知識と教養を広めたいという創業の理念に立ち返り、改めて“こどもの幸せ”を考えるために創刊されるもの。
さまざまな分野の専門家によるエッセイをとおして、子どもたちへの理解と尊重、子どもたちの未来のことを考えていきます。
第1弾は“主夫”で小説家・佐川光晴さんの『おいしい育児』
2018年2月9日に発売の第1弾の書籍は、「主夫として二人の息子を育ててきた小説家」佐川光晴さんの『おいしい育児――家でも輝け、おとうさん!』。
おとうさんが家事と育児をするのがあたりまえになれば、社会はずっと良くなる。
そう考える佐川さんが、家族みんなが幸せになる生活を提案します。
『おいしい育児――家でも輝け、おとうさん!』目次
はじめに
第1章 わが子の誕生
第2章 妻の実家で「生活の設計」
第3章 不妊症という困難
第4章 激しい夜泣き
第5章 産後の妻を料理で支えよう
第6章 こどもとあそぶときは声をだそう
第7章 こどもと一緒にまちを知ろう
第8章 おとうさんも保育園に行こう
第9章 学ぶ楽しみはとっておこう
第10章 家でも輝くおとうさんになろう!
目次を見ただけでも、「夫に読ませたい!!!」と思ったママも多いのでは!?
実際の「パパ」が綴る内容だからこそ、パパにきちんと伝わる部分があるのではないでしょうか。
これからの社会は、「男性女性関係なく、共に働き、共に家庭を支える時代」になります。
もちろん家庭によってカタチはさまざま。主婦(主夫)・共働きなど、家庭に合わせて一番良い方法を選ぶことが大切です。
しかし、パートナーにばかり負担をかけてしまわないように!これからの未来を担う子どもたちの良いお手本となれるように!
夫婦として、家族として。相手を思いやれる心はしっかりと持っていたいですね。
『おいしい育児――家でも輝け、おとうさん!』詳細
書名:『おいしい育児――家でも輝け、おとうさん!』
著者:佐川光晴
仕様:四六判/128頁
価格:本体1,300円(税別)
発行:世界思想社
今後もさまざまな「専門分野」からの書籍を刊行予定
「こどものみらい叢書」シリーズは、今後も家族や福祉、心理、文化などさまざまな専門分野からのエッセイを刊行していく予定です。
直近では、
・2018年3月刊行…山下太郎『お山の幼稚園で育つ』
・2018年夏刊行予定…片岡佳美『子どもが教えてくれた社会』(仮)
その後も、
・高石恭子(臨床心理学)『お母さんのこころに寄り添う』
・山田容(社会福祉学)『こどものしあわせ、支えるしかけ』
・松崎行代(児童文化学)『子どもの心を育む遊び』
・中島京子(作家)『私を育ててくれた本たち』
・永田紅(歌人)『子どもが言葉にであうとき』
などなど。
子どもについて考えるといっても、私たち一般の親からの視点と、さまざまな「専門分野」からの視点ではまた別の見方があるかもしれません。
多くの意見や考えを取り入れることは、無限の可能性を持つ子どもを育てる「育児」にとってとても大切な事。
ママやパパが本を読む姿を見て、子どもも本に興味を持つ、ということもあります。
ぜひぜひ「こどものみらい叢書」シリーズを手に取って、「家族で考える時間・語り合う時間」を持ってみてはいかがでしょうか?
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