子供向け!『幸せをつかむ4つの方法』を学べるアニメ&ゲームができた(慶応義塾大学大学院『幸福学』研究より)
人間が幸福になるメカニズムを心理学・統計学・科学の手法を使って研究する学問、『幸福学』研究の日本における第一人者である、慶應義塾大学大学院教授の前野隆司先生監修で、子供たちが自分で『幸せをつかむ4つの方法』を勉強できるアニメーションゲームができました。
『幸福学』ってなに?
『幸福学』とは、人間の幸福のメカニズムを心理学・統計学・科学の手法を使って研究する分野です。世界中で研究されており、論文や書籍も多数出版されているので、すでに目にされたことがある方も多いと思います。
以前慶應義塾大学大学院教授の前野隆司先生の著書『幸せのメカニズム』を参考に、『科学的に解明!幸せな子供を育てる4つのカギ★慶応義塾大学大学院『幸福学』研究より』という記事を書かせていただいているので、詳しくご覧になりたい方はこちらも合わせてご覧ください。
『幸福学』という学問を聞いたことがありますか?人間の幸福のメカニズムを心理学・統計学・科学の手法を使って研究する分野です。幸福学研究の日本における第一人者である、慶應義塾大学大学院教授の前野隆司先生の著書より、幸せな子供を育てるカギをまとめてみました。
今回はその幸せになるための四つの鍵、①やってみよう因子(自己実現と成長の因子)②ありがとう因子(つながりと感謝の因子)③なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)④あなたらしく因子(独立とマイペースの因子)を、子供たち自身が理解するために、前野 隆司教授監修のもとでアニメーション&ゲームが作られたので、そちらをご紹介したいと思います。
『幸せをつかむ4つの方法』
こちらはもともと、子ども向けハッピー・ワークショップを実施するために作られたアニメーションとゲームになっています。幸せの4つの因子を伝えるために、⑴アニメーション教材⑵幸せチェッカー⑶幸せ度アップすごろくなどがサイトに載っています。一つずつ見ていってみましょう。
■ハッピー&ラッキーのぼうけん物語
まず幸せになるための4つの因子を知るために『ハッピー&ラッキーのぼうけん物語』というアニメーションを見てみましょう。主人公のハッピーとラッキーが、魔法でリスになってしまったお父さんや花にかえられたお母さんを救うために、東西南北魔物を倒すために冒険に出ます!ストーリーが進むにつれて、展開されるアニメーションを通じて、一つ一つの因子への理解を深められますよ。
■幸せセルフチェッカー
次は、自分の「幸せタイプ」が診断できる幸せのセルフチェッカー。21問の設問に答えて、全部で15パターンの「幸せタイプ」を教えてくれます。一つ一つの設問が「なるほどなぁ、これが4つの因子と関係しているのか~」と知ることができて面白いですよ!簡単な言葉で表現されているので、小学生のお子さんなら答えられると思います。難しい場合は、親御さんが少し訳しながら聞いてみるとよさそうです。
■幸せ度アップすごろく
こちらはすごろくゲーム形式で幸せの4つの因子を学んでいくコーナー。主人公となってサイコロを振って、すごろくを進めていくきます。必ず止まるポイントがあり、そこでは「幸せの4つの因子」に関わるクイズが出され、選択肢の中から、正解を当てていきます。自分って普段どんな行動をとっているだろう?どういうとらえかたをすればいいのかな?ということが、子供たちの生活や行動に即してクイズ出題されています。
■おまけ:しあわせカルタ
サイトには、『幸せ』についての研究から作成された『しあわせカルタ』がダウンロード・プリントアウトできるように載せられています。「慶應義塾大学SDM研究科 ヒューマンシステムデザイン研究室」で作成されたカルタで、書かかれている内容には幸せになるためのヒントがちりばめられています。中には「え?そうなの?!」という研究結果発表などもされていて、大人でも十分楽しめますよ。
いかがでしたか?サイトのコンセプト自体は子供向けですが、大人が楽しみながら理解を深めるためにも活用できそうです。子供たちとに「幸せってなんだろうね」という問いと供に、一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか?