長い?短い?海外の調査でわかった、乳幼児の寝かしつけ平均時間に驚き!
こどもの寝かしつけは誰もが悩んだことがある育児の永遠のテーマ。それは海外でも同じです。イギリスで話題の調査で分かった驚きの寝かしつけ平均時間。でもそもそも「寝かしつけ」って?文化の違いに驚きつつ、悩みは世界共通であることに安心しながらどうぞ。
イギリスのこどもの就寝平均時間は19時前!
イギリスでは、こども、特に赤ちゃんの眠る前のルーティンというのは非常に重要。
添い寝率は世界的に見ても10%以下と低く、乳幼児がよく眠るにはルーティンを時間通りにすることがとにかく重要視されています。
1歳健診で指摘された驚きのこと
こちらの母子手帳には、赤ちゃん(特に生後半年以内)との添い寝はSIDS(乳幼児突然死症候群)の危険がある為、どうしても必要ならば医師に相談するよう書かれています。
現在は19時30分には就寝している2歳の息子ですが、1歳健診のころは21時前後と遅く、添い寝状態でした。
・添い寝をすぐにやめること
・夜中泣いても絶対に抱き上げないこと
・どんなに遅くても19時半には寝付くこと。それ以降では成長に影響する
保健師さんに言われたのは上記。今では慣れましたが、相当驚きました。
乳幼児の平均寝かしつけ時間は90分!
さて、そんなイギリスで最近話題となっている調査結果が。
3歳以下の子を持つ2,000人の親に対し行った調査で、両親がこどもを寝かしつけるのに費やされる平均時間は90分であるということが分かったのです。
・読み聞かせには平均22分間を費やす
・45%の親が、寝かしつけには両親両方の力が必要と回答
・お風呂と読み聞かせに一番時間が取られている
…この結果、色々と日本人的には驚きではないですか?
海外の寝かしつけの概念が広すぎる!
添い寝しないので「寝かしつけ」なんてないのでは?と思っていましたが、早く寝かせるためのルーティンが、どうやら海外では寝かしつけの一部だと捉えられていることにまず驚きます。
お風呂に入れる、牛乳を飲ませる、読み聞かせをし、いつも寝る前にする好きな遊びをさせる。
これらも海外では寝かしつけの一部。決まった時間に寝るために、決まった工程で進めます。
残業のない国ゆえの、両親ともでの寝かしつけ
イギリスでは残業を含めた労働時間が法律で定められており、それを超える労働は認められていません。
歓送迎会も、基本はランチ。その為、早い時間でもお風呂や読み聞かせにパパが参加できるのです。
移住したばかりのころ、ママ友に「お風呂は普段どっちが入れてる?」と、両方夕方にいる前提での質問に驚いたものです。
寝かしつけは万国共通で大変!
とは言え、こどもを寝かしつけるのは簡単ではないことは世界共通。
上記の調査では、55%の両親が、寝かしつけのために夕食をとれなかった経験があるとのこと。
文化は違えど、寝たくないこどもを寝かせることは大変な仕事。
時には、パパとも協力して出来たらいいですね!