シャツに効くのは『逆さバンザイ干し』⁉︎部屋干し3つの極意と裏技10選
雨続きの時期、悩みの種である洗濯物。部屋干しは生乾きのニオイが気になったり、家の中に湿気が篭るから避けたい…という方も多いのでは。でも、正しい方法で干せば、部屋干しには沢山のメリットがあるのです。梅雨時だけでなく一年中実践したい、部屋干しの極意と裏技をご紹介します。
部屋干しのメリット
○天候・時間に左右されず、いつでも干せる
洗濯物は外へ干す方が早く乾きますが、それは天候が良かった場合の話。
出掛けるときは晴れていても、急な雷雨や強風などの天候急変があったり
帰宅が遅くなって、せっかく乾いたのにまた湿気てしまったりと
何の気兼ねもなくスッキリ外干しできる日というのは、実はそんなに多くありません。
最初から部屋に干しておけば、そうした心配なく出掛けられますし
洗濯機の騒音が気にならない家であれば、夜のうちに洗って干すことも可能です。
○花粉や埃などの汚れが付かない
外干しをすると、花粉や埃など目に見えない汚れが洗濯物に付いてしまう恐れがあります。
また、車の排気ガスによって衣類が変色してしまう場合もあります。
余談ですが…田舎に住んでいる筆者は、引っ越してきた当初
「地元より空気がきれいだし、洗濯物を外に干すのが気持ち良いなあ」と思っていました。
しかし、すぐに考えを改めました。
近隣に畑が多いためか、かなりの頻度で野焼きが行われていて
煙とニオイが流れてくるのです。
こうした様々な外的要因から洗濯物を守るためにも、部屋干しは有効です。
○衣類が傷みにくい
洗濯物に太陽の光に当てると、紫外線による殺菌効果があると言われていますが
その紫外線は、色あせや痛みの原因にもなります。
下着類や、シルク、ウールなどを使った衣類が陰干し推奨なのは、日焼けによる退色を防ぐため。
また、ストッキングも熱に弱いことから部屋干しが望ましいとされています。
雨の日の洗濯といえば「部屋干し」。天気の影響も受けることがなく便利な部屋干しですが、生乾きの嫌なニオイに悩まさ
生乾きのニオイを抑える鍵は「清潔」と「速乾」!
[極意]其の一、洗濯機を清潔に保つ
どんなに丁寧に洗っても、
どんなに上手く干しても、
大元の洗濯機が汚れていては意味がありません。
濡れている時間が長く、洗剤カスなどの汚れが溜まる洗濯機は、実はとてもカビやすいそうです。
皆さまのお宅では、どのくらいの頻度で掃除していますか?
洗濯槽については、液体洗剤を使用している場合は2ヶ月に一度、
粉石鹸の場合は1ヶ月に一度、塩素系漂白剤や洗濯槽クリーナーでお手入れするのが望ましいとされています。
ゴミ取りネットや糸くずフィルターについては、埃が溜まりやすい場所である分より頻繁な掃除が必要。
ちなみに我が家の洗濯機は…よく見たら『毎日』フィルター掃除するようにと注意書きがありました…。
見落としがちな排水溝も、ゴミが詰まらないよう定期的にチェックしましょう。
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[極意]其の二、洗濯が終わったらすぐに干す
洗濯物は、濡れたままの時間が長いほど雑菌が繁殖しやすくなります。
洗濯機が止まった後にそのまま放置するのは厳禁!
我が家では、すぐ干せない場合でも終了音と共に駆けつけて、追加の脱水を行うようにしています。
[極意]其の三、洗濯物を溜め込まない
仕事で帰宅が遅かったりすると、毎日洗濯するのは大変かもしれません。
しかし、洗濯物は溜め込むほど雑菌が繁殖しやすくなりますし、干すスペースも沢山必要になります。
こまめに洗濯をして、一度に干す量を少なくしましょう。
[部屋干しの裏技]
速乾の鍵は「風通しの良さ」!
<ハンガーへの掛け方>
⑴洋服を裏返して干す
洋服の縫い目、ポケットなどは、生地が重なり合っていて乾きにくい部分。
裏返しにするとそこへ風が当たるので、普通に干すよりも早く乾きます。
⑵ズボン、スカートは筒状に干す
内側が乾きにくいズボンやスカート類は、筒状に干して内側に空気の通り道を作りましょう。
ピンチハンガーを使ったり、
干す場所が狭い場合は、針金ハンガーを丸く折り曲げて中へ入れても良いです。
⑶シャツは『逆さバンザイ型』で干す
脇の下、襟の重なり部分が乾きにくいシャツは、思いきって逆さに干してみましょう。
角ハンガーで裾を数カ所挟めば、胴体は筒状、バンザイのポーズで風通し抜群!
パッと見、人間が吊るされているみたいでギョッとしますが(笑)オススメです。
⑷角ハンガーにはアーチ状に干す
外側に長いもの、内側に短いものを干すようにしましょう。
逆に干すよりも早く乾きます。
⑸握りこぶし大の間隔をあけて干す
一般的な角ハンガーに隙間なく干してしまうと、洗濯物同士の間隔はやや狭め。
部屋干しの際はなるべく余裕をもたせて、ピンチ1つ飛ばしくらいで干すようにしましょう。
⑹大きいものは斜め干し
斜めがけに干すと、水分が角に集まって乾きが早くなります。
<干す場所>
⑺なるべく高い位置で干す
湿気は下の方に溜まるので、部屋のなるべく高い位置で干すようにしましょう。
⑻窓際、壁際はNG!
壁際や窓際は空気の通りが悪く、結露もしやすい場所なので避けましょう。
逆に、人がよく通る場所は空気の流れも良く、絶好の部屋干しスポットです。
ベストは部屋のど真ん中…
通行の邪魔ではありますが、早く乾けばその分早く片付けられるので
割り切ってしまうのも手です。
⑼部屋のドアを開けっ放しにする
家の中に空気の流れを作るためです。
扇風機や除湿機を併用して、洗濯物に万遍なく風が当たるようにすれば、より効果的です。
⑽小雨なら、最初だけ軒下で干すのもOK
洗濯機から出したばかりの濡れた洗濯物の場合、外が小雨程度なら屋根付きの室外の方が早く乾きます。
これは衣類に含まれる湿気の量と、外の湿度の差によるものです。
なので30分位を目安に、少し乾いてきたら家の中へ取り込んでください。
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いかがでしたか?
特別な道具を使わず、すぐに実践できる簡単な裏技。
是非お試しください。