「日本の妊産婦死亡数50前後は奇跡的な数」産科医による一連のツイートに多くの反響
(1) 「妊産婦、今でも年50人前後が死亡 横ばい状態、なぜ減らないのか」 ほんとうにそう思っていますか? 分娩数が100万の日本で、母体死亡が50前後というのは世界的にみて奇跡的な数なのです。どれだけ医療者はがんばっていることかhttps://t.co/ZcprY9gDm0
— 室月淳 Jun Murotsuki (@junmurot) 2017年4月21日
(2)年間分娩数が10万以下の国であれば、分娩五千から一万程度をとりあつかう大病院を10か所ていどつくれば、母体死亡率をもうすこし減らすことできるかもしれません。しかし高度な医療レベルを、日本のような人口の多いところでまんべんなく達成するためには、ばくだいな労力と費用が必要です
— 室月淳 Jun Murotsuki (@junmurot) 2017年4月21日
(3)むかし地元紙の取材を受けたとき、高齢妊娠ではなにに気をつけたらいいですか? と聞かれ、40歳以上の妊産婦は母体死亡率が10倍以上になるので気をつけてください、と答えて女性記者に鼻白まれたことがあります。結果、わたしのインタビュー記事はすべてボツとなってしまいました.
— 室月淳 Jun Murotsuki (@junmurot) 2017年4月21日
(4)マスコミは、妊娠分娩で死ぬことがあるというのは一種のタブー、あってはならないという前提にたっているようです。しかしそれは生物学的にありえない、死なない人間は存在しないというのとおなじ意味でありえないのです。事実を直視しないところには周産期医療のこれ以上の進歩はないと思います
— 室月淳 Jun Murotsuki (@junmurot) 2017年4月21日
(5)妊産婦死亡率を世界的には分娩10万あたりの死亡数として比較していて,日本はすなわち 5 ということになります.ちなみに先進国の平均は13,アメリカは28,発展途上国の平均は230,世界で最低レベルのシエラレオネでは4,740となっています(いずれも2013年での比較).
— 室月淳 Jun Murotsuki (@junmurot) 2017年4月22日
@junmurot 例えるなら、50人を切るということは「なぜフルマラソン世界記録で2時間を切れないのか?」25人を切ることは「なぜ1時間を切れないのか?」と言うに等しいかと
— Hiroaki Nakamura (@nhiroaki42) 2017年4月22日
@junmurot 死亡率、無茶苦茶少ないと思うし、これ以上下げようと思うなら「出産は病気ではない」的ななにかそういった心理的圧力を下げるような別アプローチ必要なんじゃないでしょうか。
— はつね (@hatsune_) 2017年4月23日
@junmurot > 年間100万人ほどあることから、妊産婦死亡率は1%にも満たない計算だ。
— カワイ (@tarosatyan) 2017年4月22日
普通に計算すると、妊産婦死亡率 0.00005% 大したことないと言わないが、ちゃんと報道すればいいのに
@junmurot @8yriyg2 医療関係者として正しい情報を発信する事は、女性にとっては有益な事なんですけどね。
— てっちゃん (@lazio1900_) 2017年4月22日
意に沿わないコメントは排除って…
おかしな事だよ。
@junmurot @isola296 まだ若い人に、高齢出産はリスクが高いから出来れば避けるように勧めるのはいいと思いますが、すでに高齢で妊娠されている方にネガティブなことを言うのは親切とは言えないんじゃないかと思います。それは鼻白まれるのも無理ないのではないかと。
— もいもい (@c6dqA5VToEJQE4E) 2017年4月23日
@junmurot @hyakutanaoki 40才超える高齢出産では二十代の出産ではほとんどないダウン症児出産の確率も驚異的に増える。こういう事実は数字をあげて周知すべき。
— 優 (@mariepichiko) 2017年4月23日
@junmurot 黙っていたって人間は死ぬ事もあるのに、40超えて妊娠したら、尚更死亡リスクが高まるのが何故女性記者には理解出来ないのか、理解したくないのか、恐ろしい。
— 猫飼七子腎不全と闘う (@nekokainanako) 2017年4月24日
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