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脳の力を最大限に生かそう…!『脳にいい24時間の使い方』【オススメ図書】

脳の力を最大限に生かそう…!『脳にいい24時間の使い方』【オススメ図書】
参照 : stocksnap.io
子育て世代の24時間は時間との闘い!朝から夜まで、自分のこと、家族のこと、学校のこと、地区のこと…などなど、仕事に次から次へと追い回されている感覚、ありませんか?今回は作業療法士である菅原洋平さんが書かれた『脳にいい24時間の使い方』をご紹介して、どんな過ごし方が脳の力を最大限に生かせるのか、ご紹介したいと思います。
脳の力を最大限に生かそう…!『脳にいい24時間の使い方』【オススメ図書】
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★『脳』と『体』にはスケジュールがあった!

脳と体にもスケジュールがある、ということ。みなさんも毎日の生活の中でなんとなく感じていらっしゃるのではないでしょうか?なんだか午前中はやる気が出て物事がはかどったり、お昼ごはんを食べた後はついウトウトしたり。夜決まった時間になると眠くなってくる。そんな経験をほとんどの方はしていると思います。その脳と体のリズムを知り、そのスケジュールにあった仕事の進め方をすることで、生産性を高めることができる!というのが、この本の内容です。

脳と体には、あらかじめ作業スケジュールが組まれています。時間帯によって「力を発揮できること」「できないこと」が決まっているということです。だからこそ、脳と体に備わっているスケジュールを知り、自分のスケジュールをそれにかみ合わせるだけで、仕事の“スピード"と“質"が自然に上がるのです。

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父親・母親、家事の担い手、外での仕事、PTAなどの渉外と、色々な役割・仕事を担い続けている子育て世代こそ、この「脳を活かすスケジュール」を取り入れてみたいですね!

★24時間4つの『脳』のスケジュール

この本の中では、24時間を大まかに午前中・昼・夕方・夜、4つの時間帯に分けて得意な作業を割り振っています。その各時間帯の得意な作業を割り振ることで効率があがり、本来の脳の力を最大限まで引き出せる、ということです。
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午前:頭を使う。午後:手を動かす。夕方:体を使う。夜:内臓を使う。今、あなたが取り組んでいる作業や仕事を、このパターンに当てはめれば、その効率はぐんと上がります。

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実際の著書の中では具体的に1時間ごとに区切られて、得意な作業やこの時間帯にやるべきことが割り振られていますが、こちらの記事ではおおまかなカテゴリーでまとめてお伝えしたいと思います。

★スタートダッシュを切るための朝!

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寒い季節、朝起きても外はまだ暗くて、なかなか布団から出られない、出たくない・・・。そんなことよくありますよね。ですが、脳のリズムを整えるために、最も大切なのは朝のスタートダッシュ!で「とあること」をすることだそうです。

●起床してスグ 窓から1メートル以内の場所に移動。

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体と脳が本当に目覚めるためには、目の網膜から光が一定量取り込まれる必要があるため、この行動は大切なんだそうです。1分程度でも効果があるそうなので、例えば新聞を取りに行く、朝一外の植物の水やりをする、など、なにか毎日の生活の習慣として取り入れてみるといいかもしれませんね。大切なのは習慣化から毎日のリズムを整えることだそうです。

★とにかく頭を使う午前中!

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24時間の中で、最も創造性が高まり、脳が冴えている時間は午前中!この時間に、最もクリエイティビティが刺激され、脳を使う仕事を割り振ることが大切だそうです。著者おすすめの行動としては「簡単な日記を書く」「重要な決断を行う」「新しい仕事・チャレンジングな仕事を行う」など。メールチェックやネットサーフィンなどをしていると、最も脳がさえている時間を逃してしまうことがあるので、注意したいですね!

●起床2時間後 重要な決断を行なう。●起床4時間後 最も“創造的"で“知的"な仕事を行なう。●起床5時間後 「突っ込んだ議論や提案」「チャレンジングな仕事」を行なう。

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仕事でなにか新しい企画を考える、家事の間に自分の新しい作品・デザイン・レシピなどを考える、などの行動は午前中にしてしまうのがよさそうですね。SNSとワイドショーチェックだけで午前中を終えてしまうのは、もったいない!それはまた違う時間帯にとっておきましょう。

★目と手を使う作業を午後に!

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お昼をとって、さあ!午後は何をしよう?というとき、午後の時間に一番よい作業は「目」と「手」を協調させる作業、つまり単純作業などが向いているそうです。午前中に向いている仕事と、全然違いますよね。あらかじめ決まっているレシピ通りに夕飯づくり、たまっている家計簿をつける、PTAの入力作業、趣味の刺繍を…などなどの仕事に向いている時間帯と言えるでしょう。

●起床7時間後 午後の時間帯は、手と目が連動する仕事を行なう。

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また、午後は急激に集中力が低下してくる時間帯でもあるそうなので、細かい集中が必要な作業などは避けた方がよさそうです。マルチタスク(複数の仕事を同時並行で行う)のはやめて、シングルタスク、ひとつのことだけをする作業をする方が効率が高まる、とのこと。

★夕方は体を動かそう!

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夕方が近づいてくると、そろそろ帰宅時間、子供のお迎えの時間…という方も多いと思います。この時間帯は体を動かすことが効率的!とのこと。この時間帯に体を動かしておくことで、夜の安定した睡眠リズムを作り出すことに効果があるそうです。また、筋トレやランニングなども、夕方するのが最も効果的なんだそうです。朝にウォーキングをしていた私には衝撃的な内容でした…。また夕方の判断力は「今日はもうやらないこと」を決めることに使うのが大切とも述べられていました。明日への先送り事項を決めてしまうのがよさそうです。

●起床10〜11時間後 「やらないこと」を決める。

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夕方の園へのお迎えを歩いて行ってみる、帰宅時一駅前で降りて歩いて帰る、など。この夕方の運動も習慣化できるといいですね!

★夜はとにかく良質な睡眠のために

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夜、という時間帯は、良質な睡眠を得るためにぜひ使ってください。「電気を消して入浴してみる」「電灯を電球色に変える」「寝る前にテレビやスマホ・パソコンの画面を見るのを控える」など、良質な睡眠を得るためのヒントがたくさん書かれていました。

起床13時間後〜 浴室の照明を消して入浴。睡眠1時間前に、自己投資の学習を行なうと知識が定着する。布団に入ったら、冷たい物をあてて、耳から上の頭を冷やす。

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興味深かったのが、寝る前1時間の学習が最も効率的だということ。寝ている間に脳に記憶されるため、なるほど!と言えますね。子供たちも寝る1時間前くらいに勉強すると、効率的に新しいことが学習できるかもしれません。菅原先生も、受験生には入浴後1時間集中して勉強し、すぐ寝るように、と指導をしているそううです。我が家でもぜひ取り入れてみたいと思います!
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いかがでしたか?『脳』と『体』のスケジュールを知り、整えることによって、より充実した毎日が過ごせそうですね!興味のある方は本ではもっと詳しく説明されていますので、ぜひ読んでみてください。