いつかは通る道。ママの背中を押してくれる「卒乳・断乳を応援する絵本」3選
母乳で子どもを育てていると必ずぶち当たるのが、卒乳・断乳の壁。うまくいかなかったり、なかなかする気が起こらなかったり。そんな卒乳・断乳に取り組むママパパ子どもの背中を押してくれる絵本をご紹介します。
『おっぱいバイバイ/Milky』
武田舞(著)、 今井 未知 、高村 あゆみ (イラスト)、伊藤 由起子 (翻訳)
バイリンガル絵本の「おっぱいバイバイ」。断乳・卒乳を考えているすべての親子のために誕生した絵本というだけあって、ママ・パパが外国の方でも家族みんなが読めるようにと英訳がつけられています。
私たちは断乳・卒乳をママ任せにしないで家族みんなで協力して取り組んでほしいと考えます。
出典:www.ehonnavi.net
ママひとりが断乳・卒乳に悩むのではなく、絵本をきっかけに家族みんなで取り組めたら、ママは少し楽になりますよね。
また、絵本は食育もテーマになっています。絵本の中には、綺麗でおいしそうなごちそうの数々が登場します。おっぱいにバイバイすると、こんなおいしい食べ物がおいしく食べられるようになるんだよと子どもに語りかけるのです。
「おっぱい バイバイ おっぱい バイバイ」と何度も繰り返しでてくる優しい呪文は、子どもとママの断乳・卒乳への一歩を後押ししてくれると思います。
『バイバイ、おっぱいさん』
横田 真紀 (著)
──授乳期にどこからか現れて、あっという間に去っていった「おっぱいさん」に感謝と賛美を贈る絵本。
出典:www.bungeisha.co.jp
優しいタッチのイラストの絵本が多い中、カラフルで斬新なイラストが印象的なこちらの一冊。登場人物「おっぱいさん」が、楽しくおっぱい卒業への道を案内してくれます。
卒乳して寂しいのは子どもだけじゃない、ママだって寂しいのよ、そんな気持ちも代弁してくれる絵本です。
お母さんが読むとおっぱいの活躍にほろっと来るはず、こどもが読むとちょっと心が成長する、そんな絵本。
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『おっぱい ばいばい』
みつい ゆきこ (著)、くぜ じゅんき (イラスト)
みついゆきこさんの「おっぱいばいばい」は、卒乳・断乳を考えているママにも、卒乳・断乳が終わったママにも支持されている絵本です。初めておっぱいをあげたときのことから今までを振り返り、優しい言葉で『そろそろおっぱいにばいばいしようか』と投げかけます。食育を絡めて卒乳・断乳を促す絵本がある中で、この絵本は、「ままがそばにいるから大丈夫」と卒乳してもママと子どもの強いきずながあることを伝えることで卒乳・断乳を促してくれます。
小学生の息子と読みました。照れちゃうかと思いましたが、嬉しそうに「ママも覚えてる?」「目をつぶっていても、心の目で見えたんだよね~」とページごとに思い出を語ってくれました。断乳をがんばろうとしているママに読んであげようと思います。
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おっぱい卒業への意思がまだかたまらない自分へ後押ししてくれた。おっぱい卒業してからも子供と読みたいと思います。
出典:www.amazon.co.jp
母乳育児は便利と言われる反面、食べるものに気を使ったり、睡眠不足になったり、大変な面もあります。だからこそ、卒乳・断乳の際には色々な思いが交錯するものですよね。ご紹介した絵本が、ママにもお子さんにとっても力になりますように。