【子育てコラム】双子あるある~旅行編
我が家の双子は4歳。4歳になって日常生活も、アクティビティーも、旅行も、かなり楽しめるようになってきました。特に旅行後の疲労は格段に少なくなり、楽しかった~と思えるように。双子自身も、楽しかったねと言ってくれるので、旅行し甲斐があります。今回は、これまでの旅行での双子あるあるをご紹介します。
○車移動?電車移動?空の旅?
我が家の双子は、海外は未体験ですが、国内旅行へはちょくちょく行っています。沖縄、北海道、神戸、岐阜、箱根、伊豆、那須など。移動手段も、車、電車、飛行機と体験しました。どれも一長一短ですが、現在、一番楽なのは、やはり車での旅行です。
ただ、車移動も、一時期大変だったこともありました。
2歳~3歳のときは、車でじっとしていることができなかった双子。30分以上乗っていると、車の中は泣き声の大合唱。密室空間で、泣き声×2はなかなか堪えるものでして。一時期は車での移動を控え、電車での旅行にもチャレンジ。
ベビーカーやお昼寝を卒業し、なんとか電車で旅行も行けるかなと挑戦した電車旅行。
荷物と小さな子ども二人を抱えての電車旅行は、パパが電車に荷物を忘れてきたりと、散々な結果に。
意外にも楽なのが、飛行機旅行。機内での対策などの準備は必要ですが、大きい荷物を預けられるのが楽なんです。また、空港は子どもが飽きないしかけが沢山あり、何と言っても、我が家の双子は大の飛行機好きなので、見ているだけでも楽しそうです。
3歳を過ぎれば、パパなしでママと双子で飛行機旅行もできちゃいました。
○プチ引っ越し並みの荷物
双子を連れての旅行は、荷物も×2人分なので、大荷物になります。
オムツがとれる前は、オムツの量も膨大。着替えにおもちゃ、おやつに親の荷物も合わせると、旅行というより引っ越し…?というような荷物の量になってしまいます。
そこで、飛行機や電車の場合、宿泊施設に事前に荷物を送っておく方法をとっています。直前まで使うものは送れませんが、着替えやオムツなど、かさばるものは送っておくとだいぶ楽です。双子じゃなくても、この方法をとっているママは多いのではないでしょうか。
○体調管理も二人分
せっかくの旅行、体調万全で臨みたいところですよね。しかし、子どもの体調はわからないもの。旅行の前に限って風邪をひいたり、熱をだしたり…。我が家も例外ではありません。しかも、双子の場合、確立は2倍。さらに、一人が風邪をひくとだいたい移るんです。毎回旅行の前は、二人の体調に気を遣い、風邪を引かないか、ドキドキしながら過ごす我が家です。
【2号は病院へ、1号はパイナップルパークへ】
2歳の時、沖縄へ行った時のことです。旅行前に鼻かぜを引いた2号。フライトの時も鼻がつまって機嫌が悪く泣いてしまい大変だったのですが、沖縄でさらに大変なことになってしまったんです。風邪が悪化し、発熱、夜は眠れず。急きょ、ホテルの近くの病院へ連れていき診察してもらい薬を出してもらい、滞在中になんとか解放にむかいました。その間幸いにも1号は元気いっぱいで、一緒に行っていた母と手分けして、プールに入れたり、観光に行ったりと1号を楽しませるべく頑張りました。
○母も出番多し
旅行や、土日のショッピングモールなどの家族連れで、パパが子どもを抱っこし、ママはフリーというスタイルをよく見かけます。
これ、双子には経験できないスタイルでした。年子のお家もそうだと思いますが、常にママもフル出場で子どものお世話が基本です。
三つ子じゃなくて助かったなぁ~と思ったり。
【パパがんばれ@飛行機】
国内旅行の場合3歳までは飛行機は大人の膝上でOKですが、膝上に幼児を乗せている場合、座席は隣同士にはなれないんです。筆者も申し込むまでそのことを知らず、仕方なく、前後の席にしてもらいました。
その時双子は2歳。絶賛パパいやいや期だった双子は、まず飛行機でパパ、ママとそれぞれどのペアを組むかで大騒ぎ。2号が「ママと!!!!」と強く希望し、1号はパパと組むことになったのですが、飛行機に乗ってからがさぁ大変。泣き続ける1号を抱っこしてパパはウロウロ。ママを取られないようにと、2号にガッチリガードされる筆者。
この旅行ではその後も、ブッフェで筆者が席を立つと置いていくなと騒いだりと、ママの出番多しな旅行でした。筆者は帰宅後、疲れで親知らずが腫れました。
○昼寝のタイミング
双子育児で赤ちゃん時代からずっと大変だったのが、お昼寝や寝かしつけでした。一人が寝ても一人が起きている、という状況は親にとって大変困る状況なのですが、それは旅行中も然り。
そうならないために、二人同時にお昼寝するように、普段のお昼寝タイムに合わせて車移動できるように調整したりと、試行錯誤。でも、旅行中なので、興奮するのは大人も子どもも一緒で、寝ない時は寝ないんですよね。寝てほしい時に寝ない、これ、双子ベビーとの旅行で困ることナンバー1でした。
旅行へ行って、双子も親もとても楽しめるようになったのはここ最近のことです。でも小さい時から旅行へ連れていくことによって、こんな時にはこうすればよいというようなコツや対策を勉強することができました。何事も経験ですね。