子育て本・育児書って必要なの?
①『子どもへのまなざし』佐々木正美 著
佐々木正美氏は地域の小児療育相談センター(横浜市)や大学病院の精神科や小児科の外来の診察室で、数多くの子どもや親たちの悩みや相談をうけてきました。本書は、そこでの臨床の経験や、20数年も各地で続けられている、若い母親や保母、幼稚園の先生たちとの勉強会をとおして実感した、乳幼児期の育児のたいせつさを伝える講演録をまとめたものです。子どもは家族やまわりの人から大歓迎されて誕生し、乳幼児期には望むことは満たされるという経験をとおして、健全に育っていくという育児のあり方を、もう一度考えるときではないでしょうか。
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もっと早く出会いたかった!素晴らしい本。 子どもがしてくれる事(親の希望など)に喜びを感じるよりも、子どもの希望に応えられる事に幸福を感じられる親になる。 欲求が満たされた時に子どもは人を信じることができる。などなど、親として響く言葉をもたくさん。 今子どもといられるこの時を大切にしよう。と改めて思う。
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小児科の看護師が絶賛していたシリーズ。 第一巻を一番最後に読んだ。 本書は育児に悩む親に、一度は目を通してほしい。 辛いこと、悲しいことに心を打ちのめされ、うまくいかなくて自分を責めて悩む時間があるのなら、目次から気になった部分だけ読めばいい。 今日、うまくいかなくても、明日もうまくいかなくても、1年後にはうまくいくようになっているかもしれない。 育児本なんて読まない、そう思うのなら尚更。本書は育児本だけれども、親の心を育てる本だから。
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②子どもが育つ魔法の言葉 ドロシー・ローノルド著
世界22カ国で愛読され、日本でも120万部を超えるベストセラーとなった子育てバイブルが待望の文庫化! 子育てでもっとも大切なことは何か、どんな親になればいいのかというヒントがこの本にあります。親は、子どもにとって、人生で最初に出会う、最も影響力のある「手本」なのです。子どもは、毎日の生活の中で、よいことも悪いことも、親から吸収していきます。 本書は、よい子を育てるために親が知っておかなければならない知恵が、誰もが共感できるシンプルな言葉で綴られています。「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる」「見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる」「認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる」「和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる」など、子育ての不安を解消する魔法の言葉がいっぱいです。自信を持って子どもに向き合えるようになるに違いありません。
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子どもが生まれる前に持っていて何度も読んだのですが。子どもが生まれてからも自分で何度も言葉って大事だなと、ちょっと子育てに自信がない時に読み直す本です。
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でもこれさえ覚えておけばいいというような魔法の言葉は存在していなくて、親が愛情を持ってその気持ちが伝わる言葉を選ぶから、子供に伝わるのだ。 親が子供をどう愛しているか、親の人となり、接し方、すべてが表れると思った。それはとても責任があって重いことだけれど、楽しいことでもある。 私の娘が幸せに幸せに育つように、私もたくさん考えて言葉を紡いでいきたい。
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③シアーズ博士夫妻のベビーブック ウィリアム&マーサ・シアーズ 著
なんと8人の子育てを体験している、現役小児科医の先生の育児本です。小児科医らしく、子育てにまつわる、科学的な根拠を示しながらの説明等、他の育児書には見られない骨太な内容です。内容もさることながら、厚みも骨太です。700ページ弱!辞書代わりです。
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新生児期の1-2時間おきの授乳に疲れ果て、子供にも優しくなれなくなり、このままではいけないと思い色々なネットを見たり、本を読んだりしました。寝かしつけを楽にする方法が書いてある本をいくつか手に取りましたが、泣いている赤ちゃんを抱っこしないやり方が自分には合わず、悩んでいました。ですがこの本に出会って、楽をしようという考え方を変える事ができ、夜中の授乳も苦痛ではなくなり、優しい幸せな気持ちで安心して子育てをできるようになりました。とても分厚い本ですが、優しく語りかけるような文体で書かれているので案外スラスラと読み進められます。育児で悩んでいるお母さんに是非読んで欲しい一冊です。
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育児書をずっと探していました。アメリカの小児科の博士が書いているので日本人には合わないかも…と思いましたが、レビューを読んで買う気に。アタッチメント・ペアレンティングという子供に添って愛情かけて育てることを勧める育児書です。抱っこ癖が付く、甘やかしては泣き止まない、自立性をつけるために泣いても放っておく、など論外。サイレントベイビーになりますよ。育てやすい子になる方法が満載で、ニンプ中から読んでおきたかった。マタニティ本もあり。出産の時にもっと自分の悔いの無いように出来たんじゃないかと思いました。かなり分厚いので、妊娠中の体調のいい頃に読破しておけば、出産育児に明るい光が見えるかも!
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④0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児 サリー・ウォード著
語りかけ育児」とは、1日30分間だけ、お母さんが静かな環境で赤ちゃんの興味に沿って遊んだり、語りかけることで子供の才能を最大限引き出し、コミュニケーション能力を育てる方法です。イギリスで子供達の心と知能の発達に驚くべき効果が立証され、子供の言語能力&知能を確実に伸ばす方法としてイギリスの政府が推奨を決定しました。お母さんが自分にしっかり向き合ってくれる、という安心感を赤ちゃんに与えることで、赤ちゃんに意欲と自己肯定感を育てることができるため、親子の関係が良好になり、思春期の問題を未然に防ぐことができる、という面も指摘されています。本書は、その画期的な育児法をわかりやすく紹介した翻訳本です。月齢別に語りかけの言葉、おもちゃ、遊び方などを紹介し、使いやすい構成になっています。
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3才を過ぎても、ほとんどしゃべらない息子。言葉以外のことは、ほとんどできるのに・・・。この本を購入して10ヶ月、発達の月齢にさかのぼって語りかけ育児をやってきました。短い文章と繰り返しの言葉を使っただけで、こんなにも言語の理解と言葉数が増えるのかと驚きました。こどもは、健康であればよいと思って育ててきましたが、言葉が遅いことで、子どもの心の叫びは、いつしか笑わないこども(=不健康)になることも経験しました。子どもは、心身ともに健康である。この意味がやっとわかった気がします。核家族の多い今の時代には、特にこの本をお薦めします。新しい姉妹・兄弟ができた時には、更にこの本が助けてくれるでしょう。
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分厚い本ですが、忙しい育児中でも、子供の年齢に関して書いてあるところは数ページなので、読み進めることができました。レビューの中で、「発達に追いついてなくて落ち込む」という意見がありましたが、この本では「追いついてなければ、子供に合っているところまでページを戻して、ゆっくり進めればいい」というようなことが書いてあったと思います。遅れているから急げ!というような本ではないです。誰にも育児を信頼して相談できなかった私の助けになってくれました。4歳を過ぎて、もう読むことがないと思いながらも、手放せないでいます。読み終わった時は、感無量でした。
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⑤定本育児の百科 松田 道雄著
私は小児科医として10年近くこどもを診てきました。自分が父親になる前は、自分の子育てはきっと大丈夫、と甘く考えていました。ところが実際、自分が父親になってみると、毎日ヒヤヒヤ、ドキドキの連続でした。そんなときにこの本を友人に薦められて購入。ページをひろげると、著者のこどもに対する愛情と、子育てにがんばっている親たちへの励ましのようなメッセージが詰まっていて、読み進むうちに自然と肩から力が抜けいきました。子育ては楽しいものなんだ、肩に力を入れる必要はないんだと気付かされました。子育てにがんばっているすべてのお父さんやお母さんにお勧めしたいです。小児科医の太鼓判です。
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大切な友人に赤ちゃんが生まれると、いつもこの本を贈っています。下のレビューにもありましたが、夫婦で読んでいるという人、旦那さまの方がハマってしまったという人が多いです。
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この本の最大の特長は、子どもの立場に立って、一人一人の子の個性を大事にするという姿勢が徹底していることです。初版は随分昔ですが、著者は何十年経っても変わらない、普遍的なもの、変わらぬ真実を見すえる目が備わった人物だと思います。現代に至る時代の変化を、随分昔からキャッチしていたのだなと感心させられることも多いです。
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