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将来の必須スキル!?子どものプログラミング教育が今人気なんです!

将来の必須スキル!?子どものプログラミング教育が今人気なんです!
参照 : www.flickr.com
海外で続々と導入されている子どものプログラミング教育。日本でも中学で必修になるなど、その地位が高まってます。そんな中、新たな習い事としてプログラミングの人気が急上昇しています。
将来の必須スキル!?子どものプログラミング教育が今人気なんです!
参照 : www.flickr.com

人気の習い事としてプログラミングが急浮上!

「ママ600人に聞いた 2014年習っている・習わせたいお稽古ランキング」では、小学生高学年部門で「パソコン関連(プログラミング)」が初めてランクイン。「将来仕事に結びつきそうだから」 という、将来を見据えた親の現実的な声もあるという。(ケイコとマナブ.net調べ)

出典:www.sankei.com

『ケイコとマナブ』2014年上半期 子どもの習い事ランキング

人気の水泳や英語、ピアノなどに混じって、プログラミングが初のランクイン。将来のために学んで欲しいという親が多いようです。

小4、小1の2人はサッカー、サイエンス、プログラミング、 新体操に通っています。これは子どもたちがやりたい! と言って4~5歳からずっと続けている習いごと。プログラミング はもうちょっと大きくなってから。

出典:ameblo.jp

つい最近、中高生向けのITキャンプ「Life is Tech」の小学生版が立ち上がり、少しずつではありますが、プログラミングが低年齢化していることを感じています。私も子どもを参加させたんですが、半日で時計と計算機のようなプログラムをふたつも作ってしまって、わが子ながらびっくりしました(笑)。自分の作ったものをプレゼンしたり、講評してもらったり、他人の作った作品を見ることで、刺激にもなったようです。

出典:dentsu-ho.com

技術者が足りない!?背景にはIT教育の推進によるプログラミングの必修化が

2012年度から学習指導要領の改訂により、中学校の技術・家庭科の授業で「プログラムによる計測・制御」が必修に。

その背景とは?

現代社会において、ITはなくてはならない必須のツールとなっているが、それを裏で支えているIT技術者については人手不足の状態が続いている。その流れを受け、教育の現場でもプログラミングが必修化された形である。(中略)ウェブビジネス市場は2011年の11兆円から20年の47兆円まで、約4.5倍に拡大すると予測されており、今後さらなる人材不足に陥ることは必至である。

出典:business.nikkeibp.co.jp
国内だけでなく、国際競争力を維持するためにIT人材を育成する、という側面からも、子どものプログラミング教育のニーズが高まっているようです。

5歳から必修の国も!?海外のプログラミング教育事情

海外でも高まるプログラミング教育熱。特にIT先進国では、5~7歳頃の幼少期からのプログラミング教育の必修化が進んでいるようです。

アメリカ

国策としてSTEM(ステム;科学、技術、工学、数学の頭文字をとった理数系教科の呼称)を推進する取組みや、産業界を取り込んだNPOによる普及活動によって、全米規模で子どものプログラミング教育が広がっており、独自にプログラミング教育を導入する教員や、公立の中学校や高校にコンピューターサイエンスを必修化しようとする市や州が出てきている。

出典:www.excite.co.jp
エンジニアが人気の仕事のひとつであるアメリカ。大統領自らIT教育の重要性を訴えるなど、その動向について各国から注目を集めています。

イギリス

義務教育の5~16歳を対象に、2014年9月の新年度より、それまでのIT機器の使い方や情報モラルを学ぶ教科「ICT」が、プログラミングを含む教科「コンピューティング」へ改訂された。義務教育でのプログラミング教育の全国導入は、G20諸国の中では初となる。

出典:resemom.jp
スタートアップが爆発的に増加しているイギリスでは、他国に先駆けてプログラミングを必修に。週1回の頻度でプログラミングを含む「コンピューティング」授業が行われるそう。

エストニア

エストニアの公立学校で、初等教育の1年目からアプリ開発を教えるカリキュラムがスタートする。同国で生まれたSkypeなどを夢みて、小学生たちがプログラミングを学べるようになる。

出典:wired.jp
人口130万人、ヨーロッパの小国であるエストニアは、IT普及率が高くSkypeが生まれた国としても知られています。こちらでは、2012年にプログラミングの小学校での必修化を発表しています。 そのほか、フィンランドでは2016年から小学校の必修科目になるなど、各国で必修化が続々と実施・検討されています。

未就学児でもOK!?子供のうちからできるプログラミング

海外では5~7歳での必修化が進んでいるとのことですが、実際いつ頃から取り組めるのでしょうか?

人に子供向けのプログラミング教育の話をするとよく聞かれることの一つが「何歳くらいからプログラミングってできるの?」という質問です。私の答えは「5歳くらいからでしょうか。マウスが使えれば大丈夫です。」です。

出典:www.witinc.co.jp
やはり5歳というのが目安のようですね。意外と小さいうちからできるプログラミング、興味を持ってもらい、楽しく取り組むにはどうしたらよいのでしょうか? 下記に、無料で楽しく自宅で取り組めるプログラミング体験サイトをご紹介します。

自宅で気軽に楽しく!無料のプログラミング体験サイト3選

SCRATCH(スクラッチ)

SCRATCH(スクラッチ)

Scratch is a free programming language and online community where you can create your own interactive stories, games, and animations.

SCRATCHは、マサチューセッツ工科大学(MIT)で開発されたプログラミング言語。そのSCRATCHのサイトでは、マウスでブロックを組み合わせるだけで簡単なプログラムを作成することができます。

ブロックを積み替えればすぐに画面のキャラクターに動きが反映され、それぞれのブロックが持つ意味がダイレクトに伝わってくる感覚があります。「子ども向けのプログラミング言語」なのでここはとてもわかりやすく設計されています。

出典:techacademy.jp

プログラミン

こちらは文部科学省が開発した学習用サイト。SCRATCHの場合はブロックでしたが、こちらは絵を組み合わせてプログラムを作っていきます。

Code Studio

Code Studio

Anyone can learn computer science. Make games, apps and art with code.

プログラミング教育普及を目的としたアメリカの団体『Code.org』が運営するサイト。対象年齢は4歳~108歳(!)。アナと雪の女王やアングリーバードなど、子どもに人気のキャラクターを利用して勉強できます。見た目はSCRATCHに似ていますね(※日本語版あり)。 いかがでしょうか?子どもでもゲーム感覚で楽しくできそう!というのが伝わってきますね。 このように、プログラミングの仕組みは自宅で気軽に無料で学ぶことができます。まずは親子で実際に体験してみることをおすすめします。

本格的に学びたい!と思ったらプログラミング教室へ

では、本格的にプログラミングを学びたい、プロに教えてもらいたい、という場合はどこに行けばよいのでしょうか?代表的なスクールをご紹介します。

Tech Kids CAMP

サイバーエージェントの子会社が運営するプログラミング教室。短期集中のキャンプと通塾するスクールがあり、ともに小学校1年生から6年生までが対象です。親子で参加できる無料体験会も実施。

音楽かけながらおかし食べながらのゆるい感じだけど、内容は結構がっちり。Day1からコードを書いたり、作りたいアプリの全体像を考えて発表したり、と、普通に中学か高校くらいの情報の授業みたいなレベル。ブラインドタッチもままならない小学生が、半年間でどのくらいのガジェットになってくれるのか楽しみですな。

出典:ameblo.jp

プログラミング入門ということでどんなことをするのかと思いましたが、今日は子ども向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を使って180°回転のシューティングゲームを作ってきました!
秘伝の書と呼ばれるテキストとメンターと呼ばれる指導員(大学生・大学院生)のお兄さん、お姉さんのおかげで、兄さんでもゲームを完成させることができましたよ〜!ゲーム開発後は一緒に参加したお友達のゲームで遊ばせてもらったり、逆に自分が作ったものを人に遊んでもらったり……終始楽しそうに過ごしていました。

出典:happiness.academy.jp

TENTO(テント)

TENTO(テント)

TENTOはオンライン授業を中心とした、子ども向けプログラミング教室です。TENTOでの学習は、プログラミング業務経験者や、ソフトウェアの研究や開発に携わる大学生・大学院生がサポート。開発現場を知り、開発技術を熟知しているからこそ、より現実に沿った、活きたプログラミングの知識を獲得できます。

日本初の子ども向けプログラミングスクールとして2011年に設立。対象は小学生~中学生まで。夏休みの短期コースは申し込みが殺到し、急きょ、定員とスタッフを増やした年もあるとか。

子ども向け “プログラミング教室” に主婦もゆく・・・【第1回】なにをしているところ? -主婦もゆくiPad一人歩記

TENTOでの授業の雰囲気をリポートしたブログ記事

Coder Dojo

Coder Dojo

CoderDojo は子どものためのプログラミング道場です。全国に202ヶ所以上あり、毎年1,000回以上のイベントが日本各地で開催されています。

出典:www.facebook.com
CoderDojoは、2011年にアイルランドで始まり、現在世界中に広がっている小中学生のためのプログラミング道場。プログラマやデザイナー、エンジニアなどからなるボランティアが指導する非営利の活動のため、子どもは無料(!)とのこと。これは嬉しいですね。

Coder Dojo Asahikawaに子供と一緒におじゃましてきました。毎週行われている、ボランティアによるプログラミング道場です。どんなレベルの方でもOK!(たぶん)。PC持参で参加すれば、プロのプログラマの方々がやりたいことの手助けをしてくれます。うちの場合は会場の端っこで、小学校一年生でもがんぱれば使えそうなScratchで遊んでいます。

出典:waigani.hatenablog.jp
いかがでしたでしょうか?意外にも小さいうちから取り組めるプログラミング。学ぶ、というよりはITツールに触れ、興味をもつためのきっかけになって欲しい、好奇心や創造力を広げて欲しい、という目的で参加させる親御さんも多いそうです。単発のワークショップなども各地で開催されていますので、興味をもたれた方は一度親子で体験してみても良さそうですね!