どうする? 子供と一緒に結婚式にお呼ばれ!子連れでの参列マナー
おしゃれママタレが結婚式にお子様と一緒に参加されている姿をSNSで拝見することも多くなってきました。子連れでの参列マナー、ぜひおさえておきましょう。
結婚式や披露宴のご招待。子連れでの参加は「子どもが騒いだら迷惑がかかる…」「結婚式が楽しめないのでは…」などの理由で控える方もいるようです。最近ではカジュアルなお式も増えて来ましたし、親族や家族ぐるみのお付き合いがある場合や仲良しのお友達に「お子さんと一緒に、ぜひ!」とご招待される場合も多いですよね。
フラワーガールやリングボーイ、花束贈呈など、貴重な役割を任されることも!そう、可愛らしい子どもの笑顔は結婚式に華を添える素晴らしい存在です。子どもにとっても、きっと貴重な体験となるはず。
ご招待いただいたなら快くお受けして!せっかくの結婚式を気持ちよくお祝いするためにも、子連れでの参列マナー、ぜひおさえておきましょう。
お返事の前に確認すること。
まずは子供のお席と食事について、新郎新婦に確認しましょう。子どもの年齢によってお席とお食事の有無が変わってきます。もし、離乳食や子供の食事を会場に持ち込みたいときは、必ず事前に了解をとっておきましょう。お食事の用意がある場合は、アレルギーへの配慮をしていただける場合も多いので必要のある場合は相談してみると良いと思います。
ほとんどの式場がベビー用の椅子は用意があると思いますので、事前にお願いしておきましょう。椅子に座れないベビーの場合は、ベビーカーのまま式場に入れるように配慮していただくと良いと思います。子どもが泣いたりぐずったりしてしまった時の為に、できるだけ出入り口に近い席を用意してもらえると安心ですね。
式場へも確認してみよう!
赤ちゃん連れで参列する場合、気になるのが授乳とオムツ替え。授乳室やオムツ替えスペースがあるかどうか、あらかじめ式場に確認しておきましょう。もし用意がなくても、控え室などを利用できる場合があるので事前に希望を伝えてみて。ミルクの赤ちゃんの場合は、ミルク用のお湯の用意をしてもらえる場合も。希望してみると良いと思います。どうしても途中で授乳をしなければいけなくなった際も、会場内、お席での授乳は絶対にNGです。たとえ授乳ケープなどがあっても、フォーマルなお席ということを忘れず、式場や他のゲストへの配慮として控えましょう。
また、式場によっては会場内に子どもが遊べるスペースや、ベビーベッドを用意してくれるところもあります。子連れ参加のパパ、ママも安心してお祝いできるように!との配慮なので、確認してみると良いと思います。
ご祝儀は?
やっぱり気になるのはご祝儀ですよね。子供に席や食事が用意されるときは10,000円プラス、軽食程度なら5,000円プラスを目安にすると良いと思います。お席や食事の必要がないベビーの時期は、気持ちとしてギフトを添えるのも良いですね。
持ち物は?
ミルクやオムツ、スタイなど…基本的には、普段のお出かけと一緒ですが、長い時間同じ場所にいなければいけないので、お気に入りのおもちゃを持参するのを忘れずに!
ただし、式の進行を妨げない為にも絵本やお絵描き道具などできるだけ音や光が出ないものにしましょう。また、式場で使われるカトラリーはほとんどが金属製。子どもには使いにくかったり、落として音が響いてしまったりすることも。お子様用のお箸や普段使っているカトラリーを持参しておくのも安心です。
服装は?
子供たちも、もちろんフォーマルスタイルが基本です。特に女の子はプリンセスのようなフワフワのドレスは憧れ!普段は騒がしいのに、おめかしすると少し背伸びして緊張感が出るものです。子供にとっても貴重な経験ですので、親子でフォーマルを楽しみたいですね。
大人は花嫁さんを引き立てる為に白いドレスはNGですが、子どもはそこまで細かいことは気にしなくてオッケー。おめかしした子供の存在は、それだけで場を華やかにしてくれますので可愛らしさを存分にアピールして!ベビーの場合はスタイを少しフォーマルにするなどちょっとした工夫をするのも良いですね。
ただ、長時間着慣れない服装は子どもにとっては負担が大きいもの。行き帰りは普段着で、式場でお着替えができると安心です。ゲスト用の更衣室や控え室の用意がある式場もありますので、こちらも事前に確認しておくと良いですね。特に靴は履きなれないものは疲れてしまうので、足が痛くてグズってしまうようなら、式の途中で普段の靴に履き替えさせるのもひとつの手です。
ママの服装は、フォーマルを意識しつつも、ある程度動きやすく、シワになりにくい素材だと安心です。いつもぺたんこシューズばかりの方も多いでしょうし、無理にヒールを履かずに低めのパンプスでもフォーマル感が出せるものは沢山あります。せっかくのお呼ばれですから、子どもとリンクするなど、工夫してフォーマルファッションを楽しんでください!
ネックレスやコサージュなどのアクセサリーは、子どもが引っ張って壊れてしまった…なんてことのないように、会場に到着してから着けるのがオススメです。
途中でぐずったらどうしよう・・・
泣いたらすぐに退席して、会場の外であやしましょう!特にチャペルや祝辞、新郎新婦から両親へのお手紙など… 子どもの奇声や鳴き声で式の進行を台無しにしてしまうことも。
新郎新婦は「ぜひ子供と一緒に!」と言ってくれたとしても、他のゲスト全員が快く思うわけではありません。長時間の席ですから、式が始まる前に同じテーブルの方々や近くの席の方に「ご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが…」とご挨拶しておくのも大切なこと。周囲への気遣いを忘れなければ 少しくらいぐずっても周りの方も温かい目で見守って助けてくれるものです。
役割がある時は?
お式や披露宴の演出に参加する「お役目」をお願いされることも。その場合は少し早く式場に行って、司会や会場の担当の方と打ち合わせが必要です。お役目によっては衣装も張り切らなくてはいけませんが、パパやママ、もちろん子供にとっても良い想い出となるはず。快く引き受けて、お祝いの気持ちを表して!
子供と一緒の結婚式。パパやママにとっては大変なこともありますが、家族でお祝いができるというのは幸せなことです。新郎新婦はもちろんですがご親族のみなさま、他のゲストの方々にとっても良き日となるようにお祝いしたいですね。
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