【たった5STEP】最短で簡単!子どもの補助輪なし(コマ無し)自転車の練習法
周りのお友達が自転車に乗れるようになり、子どもがうらやましそうにしてる…。そのタイミングこそ、自転車練習のチャンスです!
でも新しい自転車を買うからには、早めに補助輪なし(コマ無し)で乗れるようにしてあげたいのが、親心ですよね。
大人になるまで自転車に乗れなかった筆者が、自転車練習教室で学んだ練習法をご紹介します!
公園で周りのお友達が自転車にスイスイ乗っているのに、自分は三輪車や補助輪付き自転車だと、子どもは自然と「自転車に乗りたい!」という気持ちが芽生えてきます。そんな場面に遭遇したことが一度でもあれば、それはまさに補助輪なし(コマ無し)自転車の練習を始めるタイミングです!!
筆者の私も恥ずかしながら、大人になるまで自転車に乗れませんでした…。自分に子どもが生まれて、必要に駆られて練習を始めましたが、なかなか乗れない…。そこで、貸自転車のある大きな公園の、自転車教室へ参加しました。
今回はその教室で学んだ、補助輪なし(コマ無し)自転車に乗ることが出来る最短の方法をご紹介します。
自転車にまたがれる園児から、補助輪付き(コマ付き)自転車がそろそろ恥ずかしい小学生まで、楽しくできる練習法です。
何歳からコマ無し自転車に乗れるの?
最近はストライダーに代表されるような、ペダルのない子ども用の二輪車が多く普及しています。
そのような商品の多くは2歳からが対象年齢になっていますが、本格的に補助輪なし(コマ無し)自転車を乗りこなす練習は4歳ごろからがおすすめです。
補助輪なし(コマ無し)自転車を練習するには、この3つがとても重要になってきます。
●自分の危険を感じることができること
●ブレーキをきちんと握れること
●自転車にまたがった状態で、足の裏を地面にぴったりと付き、止まることができること
3歳以下の子どもが補助輪なし(コマ無し)自転車でバランスがとれて、運よく乗ることが出来ても、スピードの出し過ぎを危険に感じなかったり、自分の力で止まることのできない状態だと、大けがに繋がってしまうからです。
1.自転車練習の前に準備をしよう!
お子さんに補助輪なし(コマ無し)自転車に乗りたい気持ちが芽生え、安全に練習が始められる年齢になっていたら、次は必要な物を買いそろえ揃えましょう。
ここでは必要最低限の物だけおすすめしますが、ケガや事故などが心配な方は、肘や膝に当てるプロテクターなどの準備をすると良いかもしれません。
既に自転車を持っている方も、子どもの成長はとても速いので、お手持ちの自転車がお子さんに合った大きさの物なのかを、再確認してみてください。
①お気に入りの自転車に出会おう
三輪車からの卒業で、まだ自転車を持っていないおうちは、まずお子さんの気に入る自転車選びから始めましょう!
初めての自転車は、こんな商品がおすすめです。
ペダルの取り外しも簡単で、軽量なので、お子さんが自転車練習に疲れ果ててしまっても、帰り道はママもパパも疲れることなく、自転車を押して帰宅できますよ。
某おもちゃ屋で試乗をして、気に入ったためこちらで購入。
出典:product.rakuten.co.jp
軽くてコンパクトなので軽自動車の後部座席にも乗せやすく、ブレーキがついているので坂道でも安心です。
色もなかなかない色で目立つし、作りもしっかりしているので、とてもよい買い物ができました!
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自転車選びで重要なのは、親の好みで選ばない事。男の子であれば、大好きな仮面ライダーの色に近いものだったり、女の子ならいつも身に付けているハートのモチーフがたくさんついていたりと、気に入るポイントはお子さんによって違います。
自転車屋さんを疲れるほど何件も見て回る必要はありませんが、本人が気に入る一台を購入するようにしてください。今後の練習へのモチベーションが変わります!!
また、ネットショッピングでも自転車の購入はできますが、絶対に一度は何インチの自転車が合うのかを確認するためにも、必ず自転車屋さんへ行くことをおすすめします。サイズを確認してから購入してください。
ネットショッピングで買う場合は、「今日またがった大きさの、このデザインがいいんだね。」と、お子さんに分かりやすく伝えてから購入しましょう。
②テンションの上がるヘルメットを着けよう
自転車と同様に、ヘルメットをまだ持っていない場合は、子ども本人がテンションの上がるものを購入してください。
ヘルメットの場合は、気に入ったデザインがなくてもシールを貼るなどして、オリジナルのお気に入りを作ることも出来ますね。
また、現在親子自転車用にヘルメットをお持ちの方も、子ども自身が自転車をこぐと、ヘルメットが大きくてズレてしまう場合もあります。
しっかり頭をホールドしていて、ズレることが無いか確認しておいてあげてくださいね。
③サドルの高さを調整しよう
サドルの高さは、補助輪なし(コマ無し)自転車を練習するうえで、一番重要なポイントです!!
大人が自転車に乗る際には、自転車を止めた時にぴったりと両足が地面に着かなくても、あまり問題ありませんが、子どもにとっては地面に両足が着かないことは恐怖です。必ず、両足が地面にぴったりと着き、安定して止まることが出来る高さにサドルを調整してください。
この時、少し膝が曲がるぐらいサドルを低くしていても大丈夫です。
子どもが怖がらない高さにすることが、最重要です!
2.まずペダルを外しちゃおう
さて、サドルの高さが調整できれば、子どもはもう自転車をこぎたくてしょうがないはずです。しかし、いきなりうまく乗れることはないので、まずサドルを外して足蹴りしながら進む方法を取り入れます。
大人になるまで自転車に乗れなかった筆者は、自分に子どもが出来てから必要に駆られて練習することになりました。しかし、むやみやたらに練習しても乗れませんでした…。
悩みに悩んで、貸自転車のある大きな公園で行っていた自転車教室に参加して、教えてもらったのがこの「まずペダルを外す」という方法です!
約10人の練習生の中に、大人は私ともう一人…あとは幼稚園児や小学生でしたが、この方法で1時間でみんな自転車のバランスをとることが出来ました!!
3.足蹴りで進んでお散歩しよう
サドルを外した自転車で、まず緩やか―な坂道を探しながらお散歩します。
徒歩で歩くと気づかないほどの緩やかな坂道で、自転車に乗って坂を下りても、足を踏ん張って止まることのできる程度の坂道を探してください!
車は通らず、自転車も人も通行の少ないところが理想的です。
時間帯によっても異なるので、子どもに自転車の足蹴りで進ませながら、探しましょう。
4.坂道をひたすら下る!
お散歩で、車や歩行者も通らないような安全な坂道を見つけたら、その坂道をひたすら下る練習をします。
最初は両足を地面に順番に着きながら、歩くように降りてくると思いますが、何回か繰り返していくうちに、自然と両足が自転車から離れる時間が伸びてきます。
緩やかな坂道であれば、足蹴りしながら坂道を上ることも可能です。
疲れてきてしまったときは、自転車を押して歩く練習を兼ねて、自転車を押しながら坂道を上るのも良いですね。
ここで重要なのは、嫌になるほどやらせない事!
疲れ切る前に、練習を切り上げることで、子どもに「また乗りたい!」と思わせられるようにしましょう。
また、帰り道が長い場合、疲れ果てて自転車の練習が嫌になってしまうこともあります。
一度嫌になってしまうと、子どもは「自転車練習はしんどいものだ」と思い込んでしまうので、あくまでも楽しく疲れないようにしましょう。
あくまでも“もうちょっと練習したい”という気持ちのまま、切り上げるようにすることがポイントです。
5.そろそろペダルを取り付けよう
坂道を下る時に、5秒以上両足を地面から離すことが出来れば、もうバランスは大丈夫。ペダルを取り付けて練習を進めましょう。
ペダルをこぐ練習ですが、それも坂道を下ることを利用します。
坂道を下る時に、両足が地面から離れたタイミングで、ペダルに足を乗せることを促します。なかなか足が思い通りにペダルに乗らない場合は、坂道を下る自転車の後ろを軽く支え、足を乗せられるタイミングを与えてあげてください。
これでペダルをこぐことが分かれば、あとは、広場などで止まった状態の自転車から、こぎ始める練習をします。既に自転車が走るバランス感覚を身に付けているので、こぎ始めの練習もあっという間に終了し、補助輪なし(コマ無し)自転車に乗ることが出来ますよ。
補助輪なし(コマ無し)自転車に乗って、世界を広げよう!
補助輪なし(コマ無し)自転車に乗れるようになることで、親子でお出かけできる範囲が劇的に広がります。
また、「できなかったことを克服できた」という成功体験にもなるので、「苦手なことも練習することでできるようになる」ということを学ぶ、とても良いきっかけにもなります。自転車練習は大変だというイメージを払拭し、親子で楽しみながら、補助輪なし(コマ無し)自転車に乗れるようになると良いですね。
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