【理学療法士監修】スイミングによる効果が素晴らしい!子供にスイミングに通わせるべき理由と気をつけたいこと!|③
お子様にスイミングスクールに通わせようか検討している親御様必見!大人気なスイミングスクールに通うべき理由をご紹介していきます。
目次
①子供にスイミングに通わせるべき5つの理由
・免疫力向上
・運動神経・運動能力向上
・姿勢がよくなる
・アレルギー体質の改善
・学習機能の発達に役立つ
②水泳を習わせる上で注意したいこと
・スイミングスクールの選び方
・感染症への予防策
③スイミングスクールで心身ともに成長させましょう
この記事をざっくり要約すると!
・水泳は、体力から学力面まで好影響
・スマホ病(現代病)改善にも繋がる
・感染症等の予防は各自でしっかり行うこと
スポーツ系や勉強系、芸術系など、お子様に習わせる習い事で悩んでいませんか?
子供の習い事で大人気なスイミングスクールは、筋肉を鍛えるだけではなく、他にも様々な効果があることをご存知ですか?
現に、東大生の中には、スイミングを習っていた子が多いとのことで、運動面だけの向上のみならず、学習機能の向上にも良いそうです。
本記事は、そんな大人気のスイミングスクールに通うべき理由をご紹介していきます。
特に、習い事で悩んでいる保護者様は必見です!
子供にスイミングに通わせるべき5つの理由
よく「喘息が改善した」「水嫌いが克服できた」などスイミングを習うことで得られる効果を耳にすることはあると思います。
では、具体的にそのような効果はなぜ得られるのか、それぞれ詳しくご紹介していきます。
スイミングを通うメリットは大きく5つあります。
① 免疫力向上
免疫力を向上させる理由は大きく2点あります。
1点目は、全身を使った有酸素運動により、免疫細胞を活性化させることができるためです。
2点目は、基礎筋力が向上することにより、脂肪が燃焼しやすい身体になるためです。
上記2点により、免疫力を向上することができ、結果的に風邪にも強い身体に成長することができます。
免疫力と水泳の関係について詳しく知りたい方はコチラ!
② 運動神経・運動能力向上
水泳は水の中のスポーツなので、陸上のスポーツとは違い、運動神経や運動能力には影響しないのではないかと言われることが多いです。
しかし、実際は、運動神経や運動能力を向上させることができます。水泳をすることによって向上できる運動神経と運動能力をそれぞれご紹介していきます。
水泳を通して向上する運動神経には大きく2点あります。
1点目は、バランス感覚力です。
水泳は、陸上とは違い水の中で身体を動かすスポーツです。
したがって、水の中で身体を動かすだけで、普段使うことのないバランスを保とうとする動きが生まれます。それにより、バランス感覚の向上につながります。
2点目は、瞬時の判断や反応能力です。
水の中で呼吸をすることはできないため、自分のタイミングで適切に息継ぎをする必要があります。
そこで、瞬時に息継ぎするタイミングを考えながら泳がなければならないため、判断力や反応能力を向上させることができます。
お子様にスイミングスクールに通わせようか検討している親御様必見!水泳が運動神経向上に役立つ理由をご紹介していきます。
③ 姿勢がよくなる
昨今は、スマホ使用の低年齢化によって子供の猫背が社会問題化しています。水泳は、猫背対策にも効果的です。
水泳によって猫背が解消できる理由は大きく2点あります。
1点目は、背筋と腹筋をバランスよく鍛えることができることです。
猫背には、腹筋と背筋の低下が大きく関係しているといわれています。
水中での動作は非常に不安定なため、自然にバランスを取ろうとして体幹を使います。
したがってバランスよく腹筋と背筋鍛えることができます。
2点目は、肩甲骨周りを鍛えることができることです。
猫背の原因の一つとして、肩が丸まり、肩甲骨が開いてしまい可動域がなくなってしまうことが挙げられます。
そこで、水泳は、肩甲骨を開いたり縮めたり、肩甲骨を常に使うスポーツのため、効率よく鍛えることができます。
お子様にスイミングスクールに通わせようか検討している親御様必見!水泳と猫背解消の関係を詳しくご紹介していきます。
④ アレルギー体質の改善
水泳は、喘息体質改善につながると言われています。
その理由として、自律神経の向上や、呼吸器を鍛えられることが挙げられます。
そして、喘息はアレルギーやアトピーと密接な関係があります。
つまり、水泳は喘息だけでなく、アトピーにも良いと言われています。
喘息と水泳の関係について詳しく知りたい方はコチラ!
お子様にスイミングスクールに通わせようか検討している親御様必見!アトピーと水泳の関係についてご紹介していきます。
⑤ 学習機能の発達に役立つ
水泳は、学習機能の発達にも良いと言われています。
現に、東大生の60%以上が水泳を過去に習っていたという統計があるそうです。
例えば、周りの子に泳ぎ方を教えてあげるということは、動作的な感覚を言語化して、さらに相手にわかりやすく伝わるように説明するという工程を踏まなければなりません。これは非常に高度な行為であるといえます。
また、スイミングスクールは定期的に進級テストがあります。
そのテストに合格するたびにクラスが変わり、様々な人と付き合っていかなければならないため、社交性やコミュニケーション能力が養われます。
またテストに合格しようと試行錯誤する癖がつくことも理由の一つです。
水泳を習わせる上で注意したいこと
これまでは、スイミングスクールに通うことによる良い影響をご紹介してきました。ただ、もちろん良いことばかりではありません。
そこで、スイミングスクールを通う上で、気をつけておきたいポイントをご紹介していきます。
① スイミングスクールの選び方
スイミングスクール選びで失敗しないためには比較することが必要です。その上での大事なポイントが5点あります。
1.通いやすい環境
2.時間帯・料金・料金システム
3.レッスンの環境
4.施設の環境
5.スイミングスクールの実績
以上の点は比較する際に必ず見ておくと良いでしょう。
見学や体験は無料でやっているスイミングスクールが多いため、近所のスイミングスクールに行って確認してみましょう!
そして、子供との相性もありますので、しっかり子供の意志も尊重してあげるようにしましょう!
お子様にスイミングスクールに通わせようか検討している親御様必見!子供に通わせるスイミングスクール選びで失敗しないためのポイントをご紹介していきます。
② 感染症への予防策
スイミングスクールに通うことは、プール熱(咽頭結膜炎)や、手足口病、ものもらいなどの感染症を患うリスクは高くなります。
その上で、感染症を予防する上で気をつけるポイントは3点あります。
1.体調不良時は休む
2.冬の練習後は温まってから帰る
3.手洗い・うがい・目洗いの徹底
上記3点は最低限意識的にしましょう。
水泳自体は免疫力向上しやすく風邪にも強い身体になりやすくなりますが、感染症が流行りやすい環境であることは忘れないようにしましょう!
スイミングスクールで心身ともに成長させましょう
スイミングスクールを通うことで得られるメリットはご理解いただけましたでしょうか。
子供のためになったり、やりがいにつながったり、心身ともに成長させるには、スイミングスクールがオススメです。
とはいえ、相性もありますので、無理矢理は逆効果になってしまいますので、しっかり子供の意志を尊重しましょう。
また、ミスマッチを起こさないためにも、一度、近所のスイミングスクールの見学や体験に行ってみると良いでしょう。
本記事の監修メンバー
・水泳歴20年のアドバイザー「渡邉氏」
・「愛知県水泳連盟医科学委員」の理学療法士「川本氏」
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