【少ない雪でも遊べるアイディア集!】子どもの雪遊びデビューにぴったりな遊び方や注意点、服装に気をつけて雪を楽しもう!
冬に子ども達が楽しみにしていることと言えば、雪遊びです!
でもあまり雪が降らない地域だと、待ちに待った雪の日も30センチにも満たない…ということも多く、親も「雪遊びデビューはどうする?」と悩んでしまいそう。
今回は、子どもの雪遊びデビューで気をつけたいことや服装、雪遊びのアイディア集をたっぷりお話しします♡
雪遊びをする時の注意点は?
雪はとってもきれいですが、危険もあります。
子ども、ましてや雪遊びデビューの小さな子たちにはいろいろと気をつけることが。
それらを順番にご紹介します!
■塀や屋根の雪をさわらない!
触った拍子に塀や屋根の雪が、全部落ちてきてしまうことがあります。
【体が埋まってしまって助けを呼べない】という状態になってしまうと、本当に危険ですので注意してください。
また、つららを引っ張っても同じように雪が全部落ちてくる可能性があります。
【木の下で木を揺らして落ちてくる雪を楽しんでいたら、木に積もっていた雪が落ちてきた!】という事故もあるそう。
子どもにも、「自分より背が高い場所の雪を触って落とさないように」と伝えておくといいかもしれません。
■雨が降った後の凍結に注意!
雪が降った後に、雨に変わることがありますよね。
気温によってはそのまま雨が凍結して、滑りやすくなっていることがあります。
特に日陰は見えづらい場所が氷になっていたりして転倒の可能性があるので、雨が降った時には雪遊びの前にしっかり周囲を確認しましょう!
■車道に出ないよう気をつける
少しでも雪が積もると、車道と歩道の区別がつきにくくなりますよね。
いつもなら見える路側帯が雪で隠れてしまって、遊んでいたら車道に出てしまった…!なんてことがないよう、遊ぶ場所にはじゅうぶん注意しましょう。
また、「雪かきをして山を作ってそりで遊ぶ!」ということもあるかもしれません。
その時は【滑って降りる方向】を道路側にしないように、気をつけましょうね。
■雪を食べない!
白くてきれいな雪は、なんだかおいしそうに見えてしまうものですよね。
でも、雪は汚れや地面に落ちていた物が混入したりと、見た目ほどきれいではないんです!
子どもがうっかり口に入れてしまわないよう、注意しましょう。
■雪玉を作る時には、かたい物を入れない
雪合戦をしたり、投げるために雪玉を作ることがあると思います。
その時に石や氷のかたまりなどの異物を入れてしまうと、万が一顔や頭に当たった時に怪我をしてしまうかもしれません。
雪玉はふわっと軽く、中には何も入れないようにしましょうね!
雪遊びをする時の子どもの服装はどんなものがいい?
雪遊びデビューの時には、どんな服装がいいのか?
活発に遊ぶ幼児には、何を着せたらいいのか?
靴は長靴でいい?
そんな疑問にお答えします!
■0歳から4歳ごろまでは、つなぎタイプの服を
『ジャンプスーツ』や『スノーコンビ』と呼ばれている、防水性の高いつなぎタイプの洋服があります。
転ぶことが多かったり、ハイハイで移動することもある赤ちゃんから4歳くらいまでは、お腹や背中から雪が入って服の中から冷えないようにしましょう!
寝転んでしまった赤ちゃんを大人が抱っこする、という場面でも大人の服が濡れづらい防水性や撥水性の高い物がいいですね。
■5歳ごろからは動きやすい上下が分かれた服を
遊ぶ動作が大きくなり、つなぎだと動きにくくなる5歳ごろからは上下に撥水性のあるセパレートの服を選んでみてください!
雪で濡れることを考えると、乾きやすく暖かいダウンやウィンドブレーカーを着て、ズボンも水を通しにくい素材の物が適しています。
綿のトレーナーにウィンドブレーカーを着ると暖かく吸水性もいいので、おすすめですよ!
■肌着は綿など通気性や吸水性が良いものをチョイス!
防水性、撥水性の高い服は汗が外に出て行きにくいです。
雪遊びをすると、けっこう汗をかくはず。
その汗で体が冷えてしまわないよう、通気性と吸水性の良い綿の肌着を着ておくと安心!
たまに子どもの体が汗だくになっていないか確かめて、こまめに肌着を交換してもいいかもしれません。
■長靴よりも雪よけの足カバーが便利!
子ども用の長靴は丈が短く履き口が大きくあいているので、そこから雪がどんどん入って足が濡れてしまいます。
滑りにくく防水性のある靴に、【雪よけの足カバー】が便利ですよ!
上下がゴムでしっかりとめられるので、靴やズボンの裾から雪が入りにくいんです。
子どもの雪遊びデビューや、少ない雪でも楽しめるアイデア4選♡
積雪が30センチに満たなくても遊べる、手軽で身近な雪遊びにはどんなものがあるのでしょう?
赤ちゃんから大人まで楽しめそうな、アイデア5選をご紹介します♪
①雪遊びデビューの子どもには、まず雪の感触を楽しんでもらおう!
初めての雪遊び!という子どもには、まずは手と目と体で雪を楽しんでもらいましょう!
・大人がうながして、一緒に手形や足型をつける
・指で穴を開けてみる
・30センチくらい積もっていたら、雪の下に危ない物がないか確認し、体全体で雪の上に人型をつけてみる
実際に触る雪の感触に、子どもの新鮮な感想が聞けそう!
②小さな雪だるまを作ってみる!
少ない雪で大きな雪だるまを作ろうとすると、べちゃべちゃしていたり泥がまじってしまったりとあまりうまくいかないことが多いですよね。
子どもの小さな手で作るとなると、さらに大きな雪だるまはハードルが上がってしまいます。
そんな時には手のひらサイズくらいの、小さな雪だるまを作ってみましょう!
たくさん並べて、それぞれの雪だるまの表情を比べてみても楽しそうです♪
③雪うさぎや雪の動物を作って楽しむ!
赤い【南天(なんてん)の実】や、葉っぱを使って雪うさぎを作ってみましょう♡
大人が「うさぎさんだよ!」とお手本を見せてあげると、子どももスムーズに理解してくれるかも。
そして他の動物を作ってみたいな…という時には、こんなアイテムがおすすめ!
『スノーボールメーカー』があれば、いろんな形の雪玉がどんどん作れちゃいますよ〜
スノーボールメーカーの中に雪を詰めて、ハンドルをぎゅっとにぎればかわいいあひるや雪玉がすぐに完成!
④雪の上にお絵描き!色水で遊ぼう
白い雪に思い思いのカラーを乗せてみるのもすてきですね!
・雪をキャンバスに見立てて、お絵描きを
絵の具や食紅など手についても大丈夫な物をとかした水を、ペットボトルやバケツに用意します。
洋服も汚れてもいいものにしておくといいですね!
スポイトや筆、指などで真っ白い雪にお絵描きしたり模様を作ったり…子どもの発想のままに大胆な絵を描いてもらいましょう!
・色のついた雪でかき氷やアイスを作ってお店ごっこもできちゃう!
不要なプラスチックのカップや、使わないお皿などに色とりどりに染まった雪を乗っけて「かき氷!」「アイス!」とごっこ遊びをしたら盛り上がりそう♪
おもちゃのスプーンを添えて本格的にお店をオープンしたり、石や葉っぱでトッピングをしたり遊びの幅が広がりますね!
少ない雪でも、アイデア次第で雪遊びを満喫できる!
雪の少ない地域でも、雪が降ったら子どもは雪遊びをしたいものです。
スキーやそりなど、本格的な遊びじゃなくても手頃で身近なアイデアで、たくさん雪遊びの経験ができそうですね。
冬にしか体験できない雪を満喫できるよう安全や服装に気をつけて、いろんなことに挑戦してみてください!
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今回は、北海道在住の私が子どもと楽しめる雪遊びをご紹介します♪定番の雪合戦や、意外と知られていない氷遊びなど、すぐに試せる楽しい遊びばかりです。また、今年初めて雪遊びをするというご家庭に気を付けていただきたいことなども合わせてご紹介します!