気温35度を超える日数、1980年代に比べると10倍以上に!昔とは違う今。「熱中症」に本当に注意が必要です!
「昔はエアコンなんてなかった」「子どもはエアコンが無いほうが強く育つ」なんてヌルいことを言っていると命に関わることに。
暑すぎる日本の夏は今、本当に「熱中症」に注意が必要です!!!
「向日葵@尼崎(@himawari5981)」さんがツイートしたのは、1980年代と2010年代の日本の気温を比較したもの。
昔の学校には確かにエアコンが少なかったのですが、それなりに気温が落ち着いていたからなんですね。
35℃を超える日は1980年~1987年の8年間でたったの3日だったのが、2010年~2017年の8年間では32日と10倍以上。
— 向日葵@尼崎 (@himawari5981) 2018年7月18日
昔は熱中症など気にせず部活して外で遊んでいた。
大人は昔の経験で軽く見ているのかもしれませんが、熱中症は即命に関わります。
くれぐれも子供とお年寄りには注視してあげて下さい。
気象庁のサイトによれば、
夏日 日最高気温が25度以上の日。
出典:www.jma.go.jp
真夏日 日最高気温が30度以上の日。
猛暑日 日最高気温が35度以上の日。
となっています。
“猛暑”を超える気温が連日続いている今の日本。
「エアコン」は今や命を守る必需品です。
体調管理が自分では難しい子どもやお年寄りなどは、管理できる人が必ず付いてしっかりと見てあげることが必要です。
今話題なのは「小中学校のエアコン設置問題」
公立学校ってエアコン設置率低いんだなぁ、、
出典:twitter.com
何が言いたいかというと、例え今夏が40年前と同程度の暑さだったとしても、お年寄りたちがその暑さをエアコンなしで乗り越えたのだとしても、今学校にエアコンを付けない理由にはならない、ということです。どうして「今の子供達に同じ苦労はさせたくない」と思えないのか……
出典:twitter.com
何かあって学校が避難所になったら「なんでエアコンが無いんだ!」「暑い死ぬ!」って騒ぐのにね
出典:twitter.com
エアコン設置の必要性や是非の問題とは別に、学校の設備に格差があるという状況は好ましいことではないってことになるんじゃないでしょうかね。都道府県ごとにいかなる差異も認められないということはないでしょうけど。
出典:twitter.com
公立の学校は、現在全ての教室にエアコンがついているところは少なめ。
学校は基本的に「徒歩で登校し、長い時間の授業を受け、徒歩で下校」します。
特に、体が小さくて体温調節がまだまだ難しい小学生は暑すぎて授業が頭に入らないでしょうし、親の目が届かない登下校時も本当に心配。
先日は小学1年生が熱中症で亡くなる事件も起こるなど「努力や根性」では乗り切れない時代になっています。
大人が正しく管理しなければ、命に関わってしまう暑さなんですね。
“国が動く”レベルで暑さ対策を
「夏の高校野球」や「2020年東京オリンピック」などなど。
開催自体はとても素晴らしく、大きな興奮と感動を生み出すものなのですが、昔からの感覚で続けていってしまえば“暑さ”により大変な事態が起こる可能性もあります。
変化していく日本や地球の環境を正しく知り、「暑さ対策」もまた変化させていく必要があるのではないでしょうか。
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