分かっているけど、ついついすぐに怒っちゃう…。そんな時に読み返したい絵本「おかあさんだいすきだよ」
「はやくしなさい」「もー、なにやってんの!!」
一言目にはついつい叱り言葉がでてしまいがちな育児中の毎日。
夜、子どもの寝顔を見た時に、後悔と一緒に涙が出てしまうママも多いかもしれません。
子どもにはもちろん、ママ自身も何度も読み返したい絵本「おかあさんだいすきだよ」、オススメです。
「ぼくね、おかあさんだいすき。」
「ぼくね、おかあさんだいすき。」から始まるこの絵本。
しょっちゅう子どもを叱っている身からすると、すでにこの一言で泣きそうです(´;ω;`)
「おかあさんは『はやく起きなさい、また寝坊でしょ』っていうけれど…」
「やさしく『おはよう』って言いながら、ぎゅうって抱っこしてくれたら、ぼくね、もっとおかあさんのこと大好きだよ。」
あぁ……そうだよね……そりゃそうだよね……。
大人だって、朝からキツい口調で言われて目覚めるの、いやだもの。
一日中叱られっぱなしの「ぼく」
「ぐずぐずしないで早く着替えて!遅れちゃうでしょ」
「ぼろぼろこぼさない!何度言えばわかるの、早く食べなさい」
「いいかげんにしなさい!ゲームやマンガばっかり。すぐにお風呂にはいりなさい」
いやいやいや、ぼく、一日中怒られてるじゃん……
ママ、そんなに叱らなくても……
と思ったところでハッとするママも多いかもしれません。
実は似たようなことをしょっちゅう言っちゃってるとき、多いんですよね…。
「ぼく」が寝た後、「おかあさん」の気持ちに切り替わる。
「いつもこう言うけど、こう言ってくれたらもっと、おかあさんのこと大好きだよ。」
「おかあさん。おかあさん。大好きだよ」
ずっとずっと大好きを伝えてくれている「ぼく」。
一日中叱られながらも、眠りにつきます。
「おかあさん…おやすみなさい」
語り手だった「ぼく」が眠ったあと、「おかあさん」の気持ちに切り替わります。
「おやすみなさい」
「おかあさんもあなたが大好き。なのに……」
「叱ってばかりで、ごめんね。」
最後は涙が溢れてきてしまいました。
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子供に読み聞かせるのではなく、時折自分に読み聞かせています。
上の子にキツく当たってしまった時に読みます。泣けます。
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本当はもっと優しく出来たら一番なんだけどなぁ。
何度読んでも自分が泣いてします。読み終わって、子ども抱きしめて寝ます。
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ママが辛くなった時、何度も読み返して。
子どもが眠りについたあと、後悔するママの気持ちを子どもは知ることができません。
一日中叱られたら、「ママは怒ってばかり」という思いのまま、また次の日を迎えます。
とっても我が子を愛しているママなのに、とってもママを大好きな我が子なのに。
お互いの気持ちがすれ違ったまま、大切な毎日を過ごしていくなんてもったいなすぎますよね。
「おかあさんだいすきだよ」には、子ども目線から「こう言ってくれたら、こうしてくれたら嬉しい」という気持ちが描いてあります。
叱るよりも褒めてあげたいし、どうしてもダメなことは優しく分かるように伝えてあげたい。
どうしてもつらい時、参考にできるやりとりがあるというのは本当にありがたいです。
育児中のママに、何度も読み返してほしい一冊。
ぜひぜひ手に取って、ページをめくってみてくださいね。
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