意外なことに、ロンドンに住んでいる外国人の割合は3割以上!
日本で最も外国人の多く住んでいる東京都でも、その割合は2%。ロンドンの多人種ぶりが分かる数字です。
筆者の息子のママ友でも、両親ともにイギリス人だという人は珍しいほどにロンドンは国際都市なのです。
何故??日本人以外皆英語が普通にペラペラ
もう一つ驚くことが、そのロンドンに住む外国人の皆様が実に英語が堪能であるということ!
見た目は白人で流ちょうな英語を話しているので、イギリス人かなと思っていたら、こどもには違う国の言葉で話しかけていてそこで初めてイギリス人ではないということに気付くことは本当にたくさんあります。
アジア系、中東系など、ヨーロッパ系以外の人も実に堪能。
…日本人以外は。
帰国子女じゃなくてもペラペラ
ブラジル人ママ友、リトアニア人ママ友、中国人ママ友…
皆帰国子女ではないのに英語がネイティブレベル。
「何故そんなに英語が上手なの?」
皆それぞれに聞いてみました。答えは大体皆同じ。ショックを受けました。
「私、高校を出ているから。」
海外に住んでいるだけは英語は上達しない
これは断言できます。
駐在で5年住んでいても、10年住んでいても英語が特に上達しないまま帰国する日本人妻は本当に多く存在します。
筆者の英語レベルも、一定のところで止まったままです。
「やはり英会話学校に通わないと」…そう思っていた矢先、児童館でコソボ人の女性に出会いました。
英語知識ゼロの状態で渡英
彼女は難民として90年代にイギリスに亡命してきました。
英語の知識はその時点では、ほとんどゼロ。今ではレストランチェーンのマネージャーとして働く二児の母です。
「学校なんて当然通えなかった」
「だけど、生活しているだけじゃ英語は上達しない」
「生きるためには英語が必要だった」
「一番私を助けてくれたのは、自習よ。」
「毎日やるのよ。机にちゃんと向かうの。」
「一人で、口に出してみる。発音にこだわっている時間はなかったわ」
「インプットしないと、会話できないでしょ」
同じコソボ出身の彼女の友人は、同じようなレベルで渡英し、3年後にはロンドンの新聞社のライターとしての職を得たとのこと。
あまりに説得力のある、納得できる上達法です。
英語やらないとなぁ。。。そう思う時、いつも彼女の言葉を思い出します。
住んでみて実感ですが、勉強に遅すぎるということはありません。明日から一緒に自習してみませんか?