ー今回の映画で、9年ぶりに声優にチャレンジされた木下さん。最近育児で新たにチャレンジしていること等はありますか?
今、娘に『どうして怒っているのか』ということを教えています。以前、『何でママはりり(長女 りりなちゃん)のことばかり怒るんだろう?』ってポロッとと言われたことがあって、ああ、ただ怒られていると思っているんだな、コレはよくないなと思って、『怪我して欲しかったら怒らない。貴方のことが大事で怪我して欲しくないから怒っているんだよ。』と伝えるようにしています。
ーお子さん2人が、今チャレンジしていることは?
長女はひらがなにチャレンジしていますね。書きとりを。お風呂に入っている時も問題を出したりしていますね。
次女は、“食べ物で遊ばない”っていうことを頑張っていますかね。最近遊び食べが始まっちゃっているので、そこは今頑張っているところです。
ーそのチャレンジを木下さんは、どう応援していますか?
一番上の子は、絵本が大好きでいつも3冊くらい読んでからじゃないと寝られない子なんですよ。だから例えば、『ママたちに読んでもらわなくても、ひらがなが読めるようになったら、自分で読めるようになるよ!』といって応援していますね。あと、ひらがなならまだ簡単なので、私が教えたりもします(笑)
ーお嬢さんもここたまのファンだということで、今回の映画の声優が決まった時喜んだのでは?
そうですね。
でも喜んだのは一瞬で、最終的にはパパと娘で一緒に『何でママだけ?ズルい』って『ここたまたちにあったの?』『私も行きたいんだけど!』って言われて。
でも結果『ああそうか、ママはりりなとまかな(次女)を大切にしているから、“ママのここたま”が生まれたんだね』ってうまいこと解釈してくれました(笑)
“人は人、自分は自分” 木下さんが育児で大切にしていること。
ー『Up to you!』って『あなた次第』という意味なんですが、木下さんが育児において心がけている木下さんならではのポリシーは?
やっぱり、“人は人、自分は自分”というのは、ずっと大事にしているところですね。
(育児って)正解がないじゃないですか。育児本とか雑誌にも『こういう時はこうした方がいい』とか書いてあって。それ、参考としてはいいと思うんですけど、でも結局赤ちゃんもひとりひとり違う人間なので、何が合うのかもやってみないとわからなかったり…。余りにも他人様に迷惑をかけたり、他人や周りの人に嫌な思いをさせるようなこと以外は、正解はないんじゃないかと思って。“人からの意見は聞かない”という意味ではないけど、『ああこういう意見もあるんだ』と参考として聞いておいて…でも結局自分に合ったやり方、子供にあったやり方っていうものがあると思います。この5年間ママをやってきて、そこだけはブレてはいけないなと思っています。
ー『Up to you!』をご覧の方へ、木下さんのように育児を楽しむためのアドバイスをお願いします。
いろんなお母さんがいて、私は周りや仕事場にも子供を連れていけるような恵まれた環境で育児をできていると思うんですけど、もっともっと大変なお母さんもいると思うんですね。でも、大変さは違っても、子供を思う気持ちは“ママ”ってみんな共通していると思うので…。『ひとりじゃない』ということですかね。『何で私ばっかり』って思い始めると、どんどん育児が辛くなると思うので、『みんなママは頑張っているんだ』って思って、楽しんで頑張るように私はしています。
木下優樹菜
1987年12月4日生まれ。
夫はFUJIWARAの藤本敏史。
2012年に長女、2015年に次女を出産。
2児の母。
『映画かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界』
木下優樹菜が声優として出演される、『映画かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界』は4月28日(金)より公開です!!ぜひぜひチェックしてみて下さいね!
ストーリー
ある日、一人前になったここたましか行くことができない“ここたま界”へ招待されることになったこころ達。見習いのここたまたちにとっての憧れの世界“ここたま界”に大興奮のラキたまたちだが、実は特別に招待されたのには理由があって…!?
出典:
©2017映画ここたま製作委員会
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©BANDAI,WiZ