旬を食べよう!タケノコの美味しい食べ方7選
煮てよし、焼いてよし!王道から意外な一品まで、旬のタケノコを食べ尽くす方法をお届けします♪
美味しいタケノコの選び方チェックリスト
□ 先端の葉の緑色が薄いもの
□ 根元のプツプツの色が薄いもの
(古くなると、赤→黒へ変色していく)
□ 切り口が白いもの
(鮮度が落ちると、黒っぽくなる)
タケノコの下ごしらえ(所要時間:約1.5時間)
= 米ぬか(柔らかくする/えぐみを抑える)+鷹の爪(味を引きしめる/抗菌効果/米ぬかのニオイを消す)
(掘り立ては別ですが)タケノコは基本的にアク抜きが必要です。
時間が経つほどえぐみが出てしまうので、一刻も早く、新鮮なうちに下ごしらえを済ませてしまいましょう!
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<用意するもの>
タケノコ 2〜3本
米ぬか 1カップ
鷹の爪(赤唐辛子) 1〜2本
※分量は目安です。米ぬかは茹でる水の1割くらいあればOK。
※米ぬかが手に入らない場合は、生米や米の研ぎ汁で代用することができます。
<茹で方>
1. 外皮2〜3枚だけ剥がした皮ごとのタケノコの、穂先5分の1くらいを斜めに切り落とす。
その断面に、垂直に切り込みを入れる。
※可食部まで届かないように注意。皮付きのまま茹でた方が美味しく仕上がります。
2. 深さのある大鍋に、タケノコ、米ぬか、鷹の爪を入れる。
タケノコがかぶるように、たっぷりの水を入れて、火にかける。
3. 沸騰したら弱めの中火にして、タケノコが浮かないように落し蓋をする。
水面がグツグツ揺れるくらいの火加減で、じっくり茹でていく。
※途中で水を足しながら、タケノコがお湯から出ないように注意!
4. じっくり気長に1〜2時間、様子をみながら茹でる。
5. 竹串を刺してみて、柔らかくなっていたら火を止め、茹で汁につけたまま冷ます。
6. 切り込みのところから皮を剥く。穂先の固い部分は、切り落とす。
※剥きにくい皮は、竹串でこするようにすると綺麗に取ることができます。
☆保存する際は、ジッパー付きの密閉袋などに「茹で汁ごと」入れましょう。
冷蔵庫で3日ほど日持ちします。
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柔らかい穂先の部分は、和え物などにそのまま使えます。
根元は少し固めなので、煮たり炒めたりの加熱調理がおすすめ。
= 和食 =
採れたて新鮮なタケノコが手に入ったら、まず味わいたいのが和食です。
せっかく時間をかけて下処理したのだから、この際とことん丁寧に手をかけてみませんか?
■ タケノコの天ぷら
根元の方は薄切り、穂先は4つ割にして使いましょう。
■ 炊き込みごはん
にんじん、きのこなどと一緒に炊き込んで、彩りに絹さやを飾りましょう。
■ 焼きタケノコ
もし掘り立てが手に入ったら、焼きタケノコがおすすめ!
最初にお伝えした下ごしらえの工程抜きで作ることができます。
皮付きのまま縦半分に切ってアルミホイルに包み、グリルやオーブントースターで柔らかくなるまで焼きましょう。
なるべく薄く切って、塩や土佐酢、煎り酒で食べると最高に美味しいです。
= 中華料理 =
ごま油の香りと甘辛の味付けで、白米もビールも進みます♪
■ メンマ
タケノコが沢山あって食べきれない…そんな時にオススメなのが、保存食・メンマ。
実は意外と簡単に作ることができるのです。
ごま油で炒め、中華風のスープで煮込んで、仕上げにラー油を加えます。
保存食とはいっても、自家製の場合は保存期間にご注意!
清潔な容器に入れて、冷蔵で1週間ほどで食べきるようにしましょう。
食感は変わってしまいますが、冷凍保存することもできます。
■ 肉野菜炒め
中華といえば、牛肉・ピーマンと炒め合わせた青椒肉絲は鉄板!ですね。
タケノコは意外とどんな食材にも合うので、他にも色々な肉野菜の組み合わせが楽しめます。
豚ひき肉・サヤエンドウ、鶏モモ肉・人参・椎茸などなど…
お気に入りの具材を探してみてください!
= 洋食 =
■ 春野菜のパスタ
チーズを効かせたクリーム系にも、ニンニクたっぷりのペペロンチーノにも合います!
柔らかめの穂先を使うのがオススメです。
たっぷりの春野菜と共にどうぞ!
= エスニック =
■ タイカレー
スパイシーなタイカレー。暖かくなってくると無性に恋しくなりませんか?
最近は、レトルトのカレーペーストも簡単に手に入るので
自宅でも手軽に楽しむことができます。
茄子や赤ピーマン、鶏肉などと一緒に作ってみましょう!
食べ過ぎには注意!
どんなに美味しくても、ひとつのものを食べ過ぎるのは褒められたことではありません。
タケノコのようにアクの強い食べ物は特に、一度に沢山摂りすぎると身体の不調が出てしまう場合もあるようなので、ご注意ください。
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今が旬のタケノコ。色々な食べ方で楽しみましょう!