【誕生木&木言葉】記念日に特別な贈り物を。各月の「木」と誕生木が活躍する場面はこちら!
誕生木は、誕生日がある月にちなんだ木のこと。
各月にちなんだ木があるので、もちろん12本の誕生木があります。
誕生木が活躍する場面
あまり耳慣れない誕生木ですが、その木言葉や木の特徴を知っていればいろんな場面で活躍すること間違いなし!
では誕生木はどんな場面で活躍するものでしょうか?
まずはその例をいくつか、ご紹介していきます。
記念樹として
おめでたい行事や、新築祝い、赤ちゃんが生まれた時の記念などに植える記念樹に、誕生木にちなんだ木を植えるのもおすすめです。
家の歴史、子どもの成長とともに育っていく木には、特別な愛着がわくはず!
手軽にポットで販売している苗木もあるので、「7月生まれのに子どもの記念に庭にトチノキを植えよう」なんていう時にいかがですか?
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出産祝いとして
赤ちゃんが産まれた記念に贈る出産祝いに、その子の生まれ月の誕生木を使ったアイテムをセレクトする…なんてすてきですね♪
3月生まれのお子さんにはヒノキの積み木を!なめらかな手触りでほんのりヒノキのいい香りも…
お名前の積み木も選べるので、出産祝いにはぴったり!
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木ならではの優しくナチュラルな佇まいが、インテリアとしてもすてきな木馬!
こちらの木馬はスギで出来ているので、スギのようにまっすぐすくすく育ってほしい…という願いを込めて、5月産まれの赤ちゃんに贈ってみては?
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クルミでできたラトルは、ウォールナットならではの木目が美しいおもちゃ!
2月生まれの赤ちゃんの手にもしっかりなじんで、たくさん想像力を働かせてくれることでしょう♪
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各月それぞれの誕生木や木言葉はこちら!
誕生木は12ヶ月それぞれにあり、その木ごとに”木言葉”もあります。
ここでは、12本の誕生木の木言葉やその木が持つ特徴などについてご紹介します♪
1月:マツ(松)
1月の誕生木は「マツ」、木言葉は「永遠の若さ・不老長寿」です。
マツにはいろいろな種類があり、特に知られているのはアカマツとクロマツ。
どちらも力強い木で、クロマツは防風林に、アカマツは敷居等の強度が求められる部分に使われています。
木に神様が宿るのを「待つ」という由来から、マツと名付けられたとも言われていて、お正月には門松として使われているのも有名ですよね。
常緑樹で冬でも鮮やかな緑の葉をたくわえるマツは、不老長寿の木としても知られています。
2月:クルミ(胡桃)
2月の誕生木は「クルミ」、木言葉は「知性・戦略」です。
ウォールナットという名前で、木材でもお馴染みのクルミは柔らかな性質で、油などでお手入れをしていくとどんどんツヤが出て手にもなじんでいくことから、家具や床材、雑貨など幅広く使われている木です。
テーブルなどの家具から、子どもの知育おもちゃまでその柔らかな材質はいろんな用途で活躍しているんですよ!
ギリシャ語では“頭脳”を表す「カリ」にちなんで、カリヨンとよばれ知性の木と言われています。
3月:ヒノキ(檜)
3月の誕生木は「ヒノキ」、木言葉は「不滅・強い忍耐力」です。
独特のいい香りが特徴で、ヒノキ風呂や酒器にも使われているヒノキ。
耐久性もあり建築物の柱などにも使われる、日本人にはなじみの深い木です。
建材として日本では“最高品質”と言われていて、比較的柔らかい材質から加工しやすさに加えて狂いのない出来上がりが魅力の木。
晴れの舞台を「檜舞台」と言うなど、華々しい場面にもぴったりです。
4月:ヤマザクラ(山桜)
4月の誕生木は「ヤマザクラ」、木言葉は「純潔・微笑・高尚」です。
かわいらしい花を咲かせるヤマザクラは、昔から日本人に愛されてきました。
ヤマザクラは、お花見などでよくみられるソメイヨシノとは異なり、咲いた後は赤茶の葉が生えてきます。
その木は家具などの材料としても使われますが、皮が木工品などに使われることでも有名です。
新年度のはじまりとともに、可憐に咲き乱れるヤマザクラは4月にぴったり!
5月:スギ(杉)
5月の誕生木は「スギ」、木言葉は「堅実・雄大」です。
空に向かってまっすぐに育つことから、成長や出世を願う端午の節句の竿にも使われるスギ。
日本ではスギ花粉でおなじみですが…、実は建築物や家具だけでなく船にまで使われる万能な木なんです!
寿命が長く、どんどんまっすぐに育っていくスギは日本中で最も植林されている木で、生活には欠かせない建材としても優秀です。
6月:クスノキ(楠)
6月の誕生木は「クスノキ」、木言葉は「芳香・忍耐」です。
昔から、押し入れなどに入れる防虫剤の“樟脳(しょうのう)”は、クスノキのこと。
消臭や防虫の効果があり、建築物に使われてきました。
硬く光沢が出る材質は、仏像などにも使われています。
神棚や船をはじめ、水に強いため海の中に建築された厳島神社の大鳥居もクスノキ。
映画「となりのトトロ」では、トトロが住んでいた木としても有名ですね!
7月:トチノキ(栃の木)
7月の誕生木は「トチノキ」、木言葉は「健康・博愛」です。
十も千も実をつけることから「トチ」と名付けられたそう。
木目が繊細できれいな上に、柔らかく扱いやすいのでそばを打つ道具や茶筒、カトラリーやカップなどにも使いやすい木材です。
光沢があり、ツルっとした手触りなのでカウンターの素材などにも便利に使われます。
8月:ケヤキ(欅)
8月の誕生木は「ケヤキ」、木言葉は「幸運・崇高」です。
気温が高い季節の暑い気候や、乾燥に強くとっても成長が早いケヤキは、真夏の日差しに日陰を作ってくれる雄大な木。
街道沿いなどに植林されていることが多いです。
硬く摩擦などに強いことから、神社仏閣などの建材としても重宝されてきたケヤキは、「清水の舞台から飛び降りる」でよく知られている京都の清水寺の舞台の素材にもなっています。
9月:ホオノキ(朴の木)
9月の誕生木は「ホオノキ」、木言葉は「友情」です。
ホオノキは広葉樹の中でも特に葉がとても大きく、いい香りがする上に殺菌作用があることから、昔は食材を包んだり食材を乗せて焼くことに使われてきました。
食器替わり、殺菌作用のあるホオの葉を使った料理に、朴葉寿司や朴葉餅があります。
材質は水に強く、建材というよりはまな板や水回りの製品になることが多いです。
柔らかいので文房具などにも使われ、葉以外にも利用される機会が多い木ですね。
10月:クリノキ(栗の木)
10月の誕生木は「クリノキ」、木言葉は「真心・公平」です。
湿気や虫害に強いので、建物の土台などに使われていました。とても硬く加工するにはちょっと難しい木材ですが、タンニンという成分を含んでいるのでものを染める材料や薬剤に使われています。
木そのものは「名栗加工」という加工を施すことで、珍しい木目が出るので化粧材としても重宝されています。
11月:イチョウ(銀杏)
11月の誕生木は「イチョウ」、木言葉は「長寿・鎮魂」です。
街路樹やキャンパスの歩道沿いに植林され、秋になると枯葉が落ちる様子が美しいことから日本人好みの木ですね。
イチョウは、なんと2億年以上前から存在する現生樹種のひとつ!
そんな昔から変わらない姿だったことも、木言葉の長寿に繋がっているのかもしれません。
火災に強く、戦時中は空襲の大火も耐え抜いたというところから、防災面にも期待できるため街路樹として一般的になったようです。
イチョウが演出する一面の黄色い葉の海は、秋の絶景ですよね。
12月:モミノキ(樅の木)
12月の誕生木は「モミノキ」、木言葉は「誠実・向上・永遠」です。
抗菌性があり、湿気にも強いので食材を乗せたりしまったりするのに使われている木です。
カマボコの板や、そうめんの箱というとピンとくる方もいるのではないでしょうか?
樹脂にも殺菌力があると言われていて、エッセンシャルオイルの材料としても使われます。
モミノキには神聖な木とも言われ、神事に使われることも。
諏訪の御柱祭の神木がモミノキ、そしてクリスマスツリーにも使われていますよね!
日本だけではなく、海外でも神聖に扱われていることがわかりますね。
木の食器や家具など誕生木にちなんだものを記念日にセレクトしても…♪
今回誕生木としてご紹介した木たちは、それぞれ家具や食器、カトラリーなどにも使われている木材が多かったですよね。
それだけにお誕生日や何かの記念日に、誕生木を使ったプレゼントを選びやすそう。
木の指輪、コースター、食器、カトラリーなどなど、苗木や家具以外にも誕生木を使ったアイテムを贈ってみるといいかも!
その月にちなんだ意味を持つ誕生木は、木言葉とあわせて贈り物にもお祝いや気持ちをこめられます。
贈られた方も自分の生まれた月の木と知ったら、きっと思い入れが強くなるはず!
ぜひいろんなシーンで、今回ご紹介した誕生木を活用してみてくださいね♪
誕生月の花はこちら
先日、63年ぶりに誕生石が追加されたというニュースが流れました。1年は12カ月で増えも減りもしていないのに、どういうことなのでしょうか。月ごとに制定されている誕生石について、その由来や選定理由に迫ってみます!