赤ちゃん・幼児がいる家庭向け!「加湿器」はどう選ぶ?選び方のポイントとおすすめ4選
寒くなると、部屋の乾燥が心配!
特に赤ちゃんや小さい子どもがいると、加湿はしたいけど気をつける事が多そうですね。
今回はそんなご家庭での、加湿器の選び方のポイントをおさえて、おすすめ4選も一緒にご紹介していきます。
赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭には加湿器が必要?
そもそも家に加湿器って必要?と思う方もいるかもしれません。
私の体験談ですが、子どもと加湿器についてお話ししますね。
肌のうるおいキープ
我が家は子どもも私もすごく乾燥肌。
そのため、冬は痒くなったり見た目もカサカサしたりと乾燥によるトラブルがありました。
乾燥してしまうと外部からの刺激を受けやすいので、ちょっとひっかいただけでダメージを受けてしまっていました。
やはり加湿器を置くと、肌のうるおいもキープされるので、外部からの刺激にも強くなったようです。
見た目にもカサカサした感じが減り、特によだれが多く拭き取る機会が頻回だった時には、加湿器がなかった時よりも肌の状態は良くなったのでは?と思います。
感染症予防効果への期待
空気が乾燥している季節は、ほうっておくと喉を傷めてしまったり、多湿の状態より菌やウイルスなどの侵入が起こりやすいそうです。
実際に我が子が赤ちゃんの時に、加湿器を置く前は寝ている時にくしゃみをしたり軽く咳き込んだりと、乾燥で粘膜に影響があるのかな?という事がありました。
加湿器を置いてからは、そういった症状も軽減されたのでやはり加湿は大事だな〜と感じています。
お肌のうるおいキープや感染症予防効果への期待もこめて、乾燥している季節にはぜひ加湿器を導入してみてください!
加湿器の「加湿の方法」には種類がある!4つの種類を見分けよう
一言で「加湿器」と言っても、実は4種類の違った方法で加湿していているので、場面によって適した物を選んだ方がいいんですよ〜!
どんな種類があるのでしょうか?
スチーム式
水をヒーターで加熱して、それを水蒸気に変える加湿器。
“お湯を沸かして湯気が出る”ような方式なので、加熱温度が高いため雑菌の繁殖が少ないです。
パワーもあり、乾燥した部屋を即加湿したい時にはおすすめですが、そのため消費電力も高め。
加熱するため吹き出し口から熱い水蒸気が出るので赤ちゃんや小さい子どもがいるご家庭では、注意が必要です。
気化式
気化式の加湿器は、水を含ませたフィルターにファンで風を送りながら気化させていくので、濡れた洗濯物を部屋干ししながら加湿する…というようなイメージです。
ファンで風を送るので、広範囲に加湿できます。
スチーム式のようにヒーターで加熱するわけではないので、消費電力は低め。
我が家も安全性が高いので、子どもが赤ちゃんの時にはこの方式の加湿器を使っていたのですが、部屋の温度がちょっと下がってしまうので冷えやすくなるところには注意!
超音波式
一番よく見る、手軽な加湿器なのではないでしょうか。
水に超音波を当て、霧状にして放出する…という方式で“細かい水が出てくる大きな霧吹き”のような加湿器です。
デザインもおしゃれで小さく、置きやすいものが多いです。消費電力がすくないのも魅力ですが、水を加熱したり風を当てていないので雑菌も一緒に空気中に放出されてしまいます。
我が家でもなんどもカビっぽくなってしまい、お手入れが大変だな…というイメージ。
こまめな手入れをしていれば、安価で使いやすいスタイルです。
ハイブリッド式
ハイブリッド式とは、その名の通り“二通りの加湿方式を組み合わせたハイブリッド”タイプ。
気化式のハイブリッドは、フィルターに送る風をヒーターで加熱するので加湿力が強いです。
ファンがあるので即効性が高く、広い部屋でもすぐに加湿できるのがいいところ。
超音波式のハイブリッドは、ヒーターで加熱した水を超音波で放出する物。
加熱した水を放出するので、衛生面では安心ですが、床がびっしょり…など室内が濡れやすくなる傾向があります。
これらのハイブリッド式は、いいとこ取りをした高性能な物が多いですが、そのため本体価格が高めになってしまいます。
赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭での加湿器の選び方のポイント
加湿器のいろいろな種類の特徴がわかったところで、赤ちゃんや小さい子どもがいるご家庭では、どうやって加湿器を選べばいいのか?
ここでは、その選び方のポイントについてお話しします。
手入れのしやすさ
衛生面はとっても大事な事ですよね。
水を入れて使う物なので、カビが生えてしまったり雑菌が繁殖しないよう、タンクを丸洗いできたりなるべくフラットで拭きやすいデザインなどを選ぶと◎
フィルター交換をひんぱんにしなければいけない物も、手間がかかるので赤ちゃんや小さい子どものお世話に追われているご家庭ではちょっと大変かなと思います。
安全性にも気をつける
ころんとしたおしゃれなデザインなどは、インテリアにもなって素敵なのですが、転倒しやすく赤ちゃんの手に届くところにあったら大変な事になってしまいます!
小さいタイプなら手の届かないところに置いたりできますが、それなりの広さに対応する大きめの加湿器なら、吹き出し口が熱くならない物を選ぶなど、もし子どもが触ってしまっても危なくない物を選ぶといいですね
適正畳数を調べておく
購入したい加湿器は、使いたい部屋の畳数に適正なのかどうか購入前にチェックしてみてください。
せっかく買ったのに、この部屋では意味がなかった…なんて事になったら悲しいですよね。
木造と鉄筋の建物では、加湿器の適正畳数が変わったりします。
使いたい家、部屋の建築事情や畳数をきちんと調べてから、購入へ進んでみてくださいね。
音の問題もチェックが必要
赤ちゃんや小さな子どもにはお昼寝も必須。
静音タイプか、稼働している時の音を静音にセーブできる物を選ぶとねんねの邪魔にならないですよね。
気をつけなければいけないのが、寝室は静音タイプにしたけれどよくお昼寝をするリビングはそうでない、など。
どこで寝てしまうかわからない小さな子どもたちですから、「うちの子はここでよく昼寝をするな」という場所は、静音モードに切り替えられる加湿器を選んでもいいかも。
赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭での加湿器【おすすめ4選】
いろいろな方式の加湿器や、選び方のポイントをお話してきました。
その特徴をふまえて、赤ちゃんや小さな子どもがいるご家庭で使いやすそうな加湿器のおすすめ4選をご紹介します♪
①AND・DECO スチーム式加湿器
こちらの加湿器は、スチーム式なので吹き出し口の熱風には注意が必要なのですが、とにかくお手入れがしやすい!
構造がシンプルで本体もほぼ丸洗いでき、加熱式なのでぬめりなども少なく衛生的です。
3リットルの大容量タンクで、木造なら4畳、鉄筋なら7畳しっかりと加湿できます。
スチーム式だと火傷が心配…という場合も、この加湿器はかなりスリムでコンパクトなので、チェストなど子どもの手が届かない場所にサッと置けるという面で、おすすめです。
オンオフもとてもわかりやすく、お手入れのしやすさがばつぐんなので、「ここなら子どもの手が届かない」というスペースを確保できるご家庭にはおすすめです。
きちんと煮沸される加湿器がほしくてこちらを購入しました。
出典:review.rakuten.co.jp
加熱式なのに音もあまり気にならず、出てくるミストも思ったより熱すぎないのでミストが当たったときの火傷の心配はしなくて良さそうです。
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②アイリスオーヤマ 加熱式加湿器120D
こちらも加熱式の加湿器。
おすすめポイントは、“コンパクトなのに長時間使用可能”というところ!
持ち運びに便利な約0.8キロという小型タイプなのに、タンク容量は1.3リットルで約11時間連続使用できるというのは嬉しいですよね〜!
シンプルな設計でお手入れしやすく、加熱式なので寒い日でも部屋の温度を下げないので、寝室などでぐっすり眠る時によさそう。
問題なく使えて部屋の湿度も上がっています。
出典:review.rakuten.co.jp
パワー不足で部屋の湿度があまり上がらないのではと心配していましたが、夜中就寝前に40%程度だった湿度が、朝には70%程度にまで上がっていたのでパワー不足という事はなかったです。
湿度が上がりすぎて窓に水滴が付いている事もなく、今のところは丁度良いレベルです。
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③Panasonic ヒーターレス気化式加湿機
気化式の加湿器なので、吹き出し口が暑くなる心配がないタイプです。
省エネ、フィルター清潔モード、静音モード、ナノイー搭載と子育て世帯には嬉しい機能が満載!
タンクも大容量の、約4.2リットル。
薄型なのでインテリアの邪魔にもならず、壁にぴたっとくっつけても周りが濡れないというのは魅力的ですよね。
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④コロナ ハイブリッド式加湿器
加熱気化式なのに、熱くない!ハイブリッド式の加湿器です。
吹き出し口が熱くなく、自動・パワフル・静音と運転切り替えができるので、音の心配もありません。
チャイルドロックも付いているので、子どもがイタズラしても大丈夫!
木造なら12畳、鉄筋なら20畳と広いリビングでも安心して使えるパワフルさも魅力。
全ていいとこどりのハイブリッドは、子育て世帯にはもってこいかもしれません。
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乾燥対策はそれぞれのライフスタイルに合わせた加湿器で!
これから秋が深まってくると、心配になるのが空気の乾燥。
昔だったら石油ストーブにやかん…なんてスタイルも多かったと思いますが、マンションなどでは石油ストーブが禁止というところもありますよね。
そうなるとやはり、加湿器の出番!
今回お話しした内容を、ぜひ赤ちゃんや小さい子どもの乾燥対策で「そうだ、加湿器を買おう!」となった時の参考にしてください!
子どもがいる家庭向けの暖房器具や加湿器の使い方をご紹介します。ついやってしまうNGとなる使い方や、就寝時の注意点なども解説しますので是非参考にしてみてくださいね。