「予防接種」受ける or 受けない?メリットやリスクを正しく知り、我が子だけでなく多くの子どもを守りましょ!
生後2ヶ月から始まる怒涛の「予防接種」。大変だし子どもも嫌がるし金額も高いものもあるし、打たなくてもいいかな……? なんて思ってると、とーっても大変なことになる可能性もゼロではないんですよ~。
「まんまる(@marumomo3036)」さんは4歳と0歳の姉妹を育てるママ。
下の子が生後2ヶ月となり、いよいよ怒涛の予防接種が始まるそうです!!!
なかには任意だからめちゃくちゃ高額な予防接種もありますが……可能な限り全て受けさせてあげたいものですよね~!
ワクチン接種が多くの子どもを守ります
次女生後2ヶ月。
— まんまる✱4y0y (@marumomo3036) 2019年5月27日
これから怒涛の予防接種がはじまります。
長女の時、ロタの予防接種を受けなかったために重症化し入院する事態になってしまったので、今回はどんなに高価でも受けます。
ノーワクチンでは子供は守れない。
分かります分かります、めっっっちゃくちゃ分かります!!!
私も長女の時はロタの予防接種を受けておらず、次女のみ受けたのですが……長女4歳、次女1歳の頃に長女がかかりました、ロタに!
熱は下がらんわ水分は摂れんわ経口補水液でさえ口にしたら吐くわで、結局総合病院で点滴に。
長女はしんどすぎて泣くわ、次女は赤ちゃんだから泣くわで、私1人で4歳と1歳を抱えてもうホントに……あの時が一番しんどかったですね、私も長女も。
次女は予防接種を受けていたおかげか、熱すら出ず。ワクチン、まじありがてぇ~!!!(´;ω;`)
ところで「ワクチン」って何なの?
現在日本には、生後2ヶ月から受けることができる
・ロタ
・ヒブ
・肺炎球菌
などのほか、
・インフルエンザ
・麻疹
・HPV
などさまざまな予防接種があります。
その病気の原因となるウイルス・細菌を“弱毒化・不活化”したもの
そもそも「ワクチン」とは“そのウイルスや細菌を弱毒化、もしくは不活化”したもののこと。
予防接種とは、そのワクチンを摂取した人の体の中でその病気に対する「免疫」を作り出し、同じ病気にかかりにくくすることを目的としています。
病気の原因となるものを、かなり抑えられているとはいえ体に取り込むことになるので、人によっては熱が出たり発疹が出たりする“副反応”が起こる場合も。
しかし逆に考えるとワクチンを接種せず、いつかその病気にかかってしまった場合は重症化する可能性もあるということ。もし危険な病気だったなら、後遺症が残ったり命を落としたりする可能性も!
それを未然に防いでくれるのが「ワクチン」なんですね~!
みんながワクチン接種することにより、蔓延を防ぎます
また、ワクチンを接種することにより
・その病気にかかったとしても症状が軽く済む
・発症を抑えることにより、まわりの人にうつすのを防ぐ
というメリットがあります。
「今はぜんぜん耳にしない病気の、このワクチンって打つ必要あるのかな?」と感じることもあるかもしれませんが、それは今までに多くの人がそのワクチンを接種し、広まるのを防いできたから。ワクチンを接種する人が減ればそれだけその病気にかかるリスクのある人が増え、何かのキッカケで大流行してしまう可能性もあります。
予防接種とワクチンの役割は、ウイルスや細菌に対する免疫を作り出し、感染症から個人と社会を守ることです。赤ちゃんは接種開始時期になったら、なるべく早い時期に予防接種を受けましょう。
自分だけじゃなく、みんなのためにワクチンを
「値段が高いから」
「行く時間がないから」
などなどの理由もあり、なかなか足が向きにくい予防接種。もし打たずに自分が罹ってしまったとしても、軽く済んで「ワクチンとか打たなくても平気なんじゃない?」って思っちゃいがちですが……実は誰かがワクチンを打たないことにより、命に関わるほど危険な状態になる人たちもいるんです。
ワクチンで免疫がつきにくい人・病気でワクチンを打てない人
多くの人が子どもの頃から問題なくワクチンを接種することができますが、なかには“ワクチンを打てない人”もいます。
例えば
・熱性けいれんを起こし、3ヶ月ほどワクチンが打てない
・免疫不全など、ワクチンを打てない病気にかかっている
・妊娠中
などなど。
ワクチン接種をすれば、「接種しておきたいけど今はできない人」や「罹ってしまうとリスクが高いけれどワクチン接種ができない人」までウイルスや細菌が届くのを防ぐことができます。いつ罹るか分からない・誰がどんな状態にあるか分からないものだからこそ、きちんとワクチン接種しておくことで“間接的に命を救う手助け”をすることが可能なんですね。
ワクチンで防げる病気(VPD)を知って子供たちの命を守ろう
本人と家族の負担はグッと減ります
もしワクチンを接種しておらずその病気に罹った場合、
・本人は高熱が出たり、つらい期間が長かったりする
・家族はうつるリスクのほか、看病や病院付き添いなどで負担がかかる
などけっこう大変だったりします。そしてまれに重篤化して後遺症が残ったりしてしまった場合は、その後の人生にも影響を及ぼすことに。そんなリスクをグッと下げてくれるのが「ワクチン」なんです。
大切な我が子を守ってくれるワクチンだからこそ、不安や分からないことなどがあればお医者さんにしっかり確認を。
子どもたちのために、家族のために、みんなのために。ぜひぜひ後悔のない選択をしてくださいね。
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