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「小学生に上がれば楽になる」って本当?いえいえ、多くの家庭が「小1の壁」に直面。想像以上のその内容とは

「小学生に上がれば楽になる」って本当?いえいえ、多くの家庭が「小1の壁」に直面。想像以上のその内容とは
参照 : twitter.com
「小1の壁」という言葉。共働き家庭にとって死活問題にもなりかねないこの“壁”ですが、実はそれ以外の家庭にも大なり小なり影響を及ぼすんです。1年生になるとどうなるのか? 雰囲気を知っておいて、乗りきるための作戦を考えておくのも有効かもしれません……!
「小学生に上がれば楽になる」って本当?いえいえ、多くの家庭が「小1の壁」に直面。想像以上のその内容とは
参照 : twitter.com
3姉妹を育てるママ「さよてぃーぬ(@sayomamas)」さんがツイートしたのは、「小1の壁」に直面した超絶過酷な現実のハナシでした……。

想像以上にヤバイ……小1の壁

小学校へ上がれば、幼稚園や保育園への送迎がなくなるし1人で行動してくれる分、楽になるかと思いますよね~! 実際は! 思ってたんと違うーーーーー!!!!(´;ω;`)

そもそも「小1の壁」とは?

「小1の壁」とは、一般的に“共働き家庭における、小学校のシステムと仕事との両立の壁”的な意味で使われることが多いもの。 実際に、 ・子どもの登校時間を待っていると、親の出社時間に間に合わない ・学童を利用しても、仕事の都合でどうしても子どもが1人になる時間ができてしまう ・春休みや夏休み、冬休みなどの長期休みの対応 などどうしても調整が難しく、転職や退職を考える保護者もいます。 それ以外にも「急に環境が変わった子どもへのサポート」や「親自身の忙しさが増すこと」で非常に大変に…。ほぼ全ての家庭が直面する問題が「小1の壁」なんです。
出典:www.photo-ac.com
今までは送迎してもらって軽い学習を取り入れつつ主に“遊び”を楽しんでいたのが、4月を機に全て1人でやるうえに「学習」がメインとなる生活に切り替わります。「小学生になるんだ」「1年生になるんだ!」という期待とある程度の心構えはしていたものの、やっぱり急にアレコレできるようにはならないもの。 「学校いやー!」「宿題やりたくないー!」「も~分からん!!!」など家で荒れることもしょっちゅう……そんな子どもに対応しつつ、参観日やPTA役員、子ども会行事に町内会などなど……もうメンタルと体力がムーリー(ヾノ・∀・`)

2年からは少し楽……かも

出典:www.photo-ac.com
ちなみに昨年は ・長女→1年生 ・次女→年少 でまさに“大荒れ”だった我が家。私が自宅にいるので、学童や幼稚園の延長保育は利用していません。でももうとにかく嵐のような毎日。

実録!我が家の「小1の壁」

・朝なかなか起きない長女&次女、めちゃくちゃ急かして支度ギリギリ ・幼稚園行きたくないと高確率でグズる次女 ・1年生、下校時刻早ッッ! 少し遠いため、やはり心配なので途中まで迎えに行く ・宿題になかなか取り掛からない長女 ・急に交友関係が広くなり、遊びに行く時けっこう心配になる ・次女も一緒に遊びたがるのでいろいろ弊害が ・友達や他学年とのトラブル ・とにかく子どもたちを21時には布団に入れるため私が常に全力 ・小学校と幼稚園からのプリントの山 ・なかなか完了しない次女のトイレトレーニング 書ききれない……(´・ω・`)
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楽になってきたと感じたのは3学期頃から。子どもたちも環境にだいぶ慣れ、“下の学年が入ってくる”という意識も手伝ってか、かなりしっかりしたなぁと感じました。現在は2年生&年中ですが、本っっっ当に楽になった気がします(実は気がするだけかも知れません)。学校によりますが、2年生からは少し下校時刻が遅くなる日も増えます。 ただ先生や周りのお友達との相性、本人の性格などにもよるため、楽になるかどうかの個人差は大きいハズ。

GPS持たせるのもオススメですよ~!

私は長女にGPSを持たせているので「用事で出かけるときはGPSで位置確認して合流する」「なかなか帰らない時はGPSで位置把握」などしてできるだけスムーズに行動できるよう心がけていますが、小学生はの~んびり帰宅したり寄り道したりすることもザラ。安心感と心のゆとりが全然違うので、GPSを持たせておくのもオススメです。

「未就学」と「小学生」の境が大きすぎる

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どんな家庭にも大なり小なり嵐を巻き起こす「小1の壁」ですが、とくに会社で働くママ・パパにとっては本当に死活問題となってしまいます。 その大きな理由が、幼稚園や保育園時代は会社の時短や延長保育などを使ってなんとか乗り切れていたものが「小学生になったとたんサポートが無くなる(もしくはかなり減る)」こと。年長さんと小学1年生、1年しか違わないのに使えるサポートの差がありすぎるんですよね。 やはり親は自分の子どものことをよく分かっているので、小学生になったからといっていきなり子どもを1人にする事なんて不安しかありません。1年生なんてまだまだ年長さんの延長のようなもの、しかも環境が急激に変わっているのだから、より厚いサポートが必要なハズです。 共働き家庭にもそうでない家庭にも、もっともっと配慮してもらえるような仕組みを社会的に整えていってもらいたいものですが……( ˘ω˘ )

パパもできるだけサポートをお願い!

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家族全員の負担が急激に増えるからこそ、その状況についてしっかり把握・サポートしてほしいのはパパなんです。 仕事からできるだけ早く帰宅して宿題を見る・お風呂に入れる・子どもの話を聞くのどれかくらいはやってほしいし、早退や有休なども適度に使ってほしい。帰ってきた時に家事が何もできてなくても文句言うんじゃねぇーーーー!!!! おっと取り乱しました失礼( ˘ω˘ )

家族の笑顔には、パパの協力が大事なんだよーーー!!

「小学生になれば自分のことは自分でやるから、子育ては楽になるでしょ」って思ってるパパ、多いんじゃないかな。でも現実はそうじゃないのよ……。学年が上がればその分、別の悩みや問題だって生まれてきます。 だから少しでも家族の様子を見て状況を把握して、家族が笑顔になるために時間を使ってほしい。 そんなパパが増えれば、会社や社会全体もじわじわと変わっていくんじゃないかな……なんて思いますよ! 多くの家庭にとっての「小1の壁」が、楽にクリアできるものになるよう祈っています!

さよてぃーぬ 俺様の妻ブロガー (@sayomamas)さん / Twitter

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フリーランスのイラストレーター・漫画家として活動するワーキングマザー。週刊女性「投稿どんぶり」、情報処理学会会誌「IT日和」、チエネッタ「お隣さんの○○事情」、マイナビニュース「実録!オフィスワーカー名鑑」にてイラスト連載中。

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