インフルエンザの予防接種は医療費控除になるの？
冬が近づき、インフルエンザの季節がやってきました。予防接種を始めるご家庭も多いのでは？インフルエンザの予防接種は医療費控除の対象になるのでしょうか？
医療費控除とは？
以前、リンク先の一覧でまとめさせていただきましたが、医療費控除とは、1年間でかかった家族全員の医療費が10万円（または所得の5％）を超えると、超えた分の医療費をその年の所得から差し引くことができて、税金が安くなる制度です。
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妊婦健診も対象となりますし、その他出産育児一時金以上に出産費用などがかかった場合も対象になります。出産した翌年の確定申告を行うことで取り戻すことができます。
インフルエンザの予防接種は医療費控除の対象になるの？
基本的に医療費控除の対象となるのは「治療行為＝病気を治す行為」のみとなります。インフルエンザの予防接種を含め、各種予防接種は治療行為ではなく、事前に予防するためのものなので、基本的には残念ながら医療費控除の対象になりません。
ただし、医師の判断によって、予防接種が医療費対象になることもあるようです。
家族で病人が出た場合、他の家族に移ってしまうと、何らかの悪影響がある場合などに対しては、医療費として申請する事が出来るのです。他には、インフルエンザやロタウイルスなどに感染してしまった場合、命の危険があるとし、医師から予防接種を勧められた場合に対しても、医療費として認められる事もあります。いずれにせよ、医療費として申告する場合には、医師の判断があるか、無いかが判断基準となってきます。
出典：medical-expenses.net
ですので、基本的に予防接種として行う場合は医療費控除は難しいという認識をしておきましょう。ただし、家族の事情や緊急事態で医師が必要と判断した場合は医療費控除の対象になる可能性もありますので、覚えておくと良さそうですね。
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