他人ごとではない「乳がん」。“気づきにくいもの”だからこそ、すべての女性に【定期健診】を受けてほしい。
小林麻央さんやさくらももこさんなど、まだまだ「人生これから」な方々の命を奪っていった【乳がん】。
すべての女性がリスクを抱えており、決して他人ごとではない話。
“分かりにくい・気づきにくい”ものだからこそ「定期的な検診」が非常に大切です。
「定期健診」って大切?
育児中って本当に大変で、「子どもの病院はしょっちゅう行くけど自分自身の病院や検診はいつも後回し」っていう方、多いのではないでしょうか。
でも後回しにしている間、命に関わる病に侵され、じわじわと進行していたとしたら……?
「もっと早く検診に行っておけばよかった」
誰もがそう思うでしょう。
もちろん、一度の検診で病気のきざしを必ず見つけられるわけではありません。
だからこそ「毎年、決まった時期の定期的な検診」が重要なんです。
説明や検査に納得できなければ、もちろんセカンドオピニオンを受けても。
あなたの体はあなたのもの。
自分の体を守るのは自分自身です。
若くして「乳がん」で亡くなった著名人も多い
あと、ちびまる子ちゃんという偉大な作品に隠れちゃってるけど、乳がんの早期発見の大事さ、定期検診の大事さ、それを改めて感じる。
— ✳︎ホッツちω@キレキレ✳︎ (@DandeliHotzwish) 2018年8月27日
乳がんで、小林麻央さんに続き、さくらももこさんが亡くなったのだ。
同じ女性としても、乳がんは怖い。
独り言。小学生の頃から大変お世話になりました。ジャンプっ子な私がりぼんを買い、気に入った漫画はこいつら100%伝説とちびまる子ちゃん。まるちゃんが商店街の福引きでハワイ旅行当てて、1人で行く話、子供心に好きだったな。まさかこんな若くして…。検診、最近行ってないな…。
— ゆーみん (あっとんまま) (@attontonmi) 2018年8月27日
2017年にはフリーアナウンサーの小林麻央さんが、今年8月には漫画家のさくらももこさんが、「乳がん」が原因で亡くなりました。
お2人とも大好きだった私は「こんなに多くの人から愛されている著名な方たちでも、がんによって亡くなってしまうのか」という絶望を感じました。
お仕事も日々の生活もきっと充実していたお2人。
家族も仕事もあり、定期健診のことだって甘くは見ていなかったはず。
それなのに「乳がん」は、素晴らしい人生を送っていたお2人を蝕み、連れて行ってしまいました。
誰にだってなる可能性のある「がん」。
私たちにできることは、とにかく早期発見を目的とした「検診」を受けること。それに尽きます。
ん?と思ったらすぐに受診を
小林麻央さんが亡くなってすぐの7月、かなりショックを受けていた私は、ふと胸元が気になりはじめました。
「ん?何かある…ような…気がする??」
“あるようなないような”ものすごくあいまいな感じでしたが、麻央さんが乳がんで亡くなったニュースからすぐでとても不安になったこともあり、まだ小さな次女を連れてすぐに近所の婦人科へ。
そこで触診を受け「特に何もなさそう」とのことで一安心。
「あ、一年くらい子宮がん検診やってない?じゃついでにやって帰る?」
というお医者さんの軽い声掛けで「子宮頸がん検診」を受けたところ、後日「高度異形成」が見つかり、入院・手術をすることに。
高度異形成は進行すれば“がん”になります。がんになる前に「円錐切除術」を受けたので、その後は術後の「定期健診」に通っています。
あの時、お医者さんが「受けて帰る?」って聞いてくれなかったら。
あの時、「時間無いんでまた今度にします」って言ってたら。
あの時、「胸元が気になるけど…まぁ大丈夫かな…」と自己判断で婦人科に足を運ばなかったら。
あの時、検診を受けていなかったら、今の私はどうなっていたのだろう。
子どもたちは、夫は……。数年後を想像すると恐ろしくて今も涙が出そうになります。
「がん検診を受けておいて良いことはあっても、損はない」と本当に思いました。
毎日に追われ、ついつい忙しくて後回し・先延ばしにしてしまいがちな「定期健診」。
大切な家族のいるママだからこそ。必ず受けに行ってくださいね。
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