読むたび号泣!涙なしには読めない『ロバのシルベスターとまほうの小石』【オススメ絵本】
『ロバのシルベスターとまほうの小石』
「なんてうんがいいんだろう。これからはのぞみがなんでもかなうそ。父さんや母さんはもとより、しんるいや友だちにもすきなことをさせてやろう!」
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ふたりは、きっと、おそろしいじこのせいで、二どとむすこにあえまいと、話し合いました。ふたりはなるべくふだんにもどって、くよくよすまいとしましたが、ふだんはいつもシルベスターがいたのですから、やっぱりむすこのことを思い出すばかりでした。つらい毎日でした。もう、くらすはりあいが、ありませんでした。
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読み聞かせにピッタリ♪
初めて読んだとき、ストーリーの展開にドキドキ、お母さんの子どもを失ったと思ったときの悲しみに辛くなり、最後はあっと思わせる素晴らしい最後、久しぶりに良い絵本に出会いました。
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まずは6歳の娘に聞いてもらいます。シルベスターが岩に変わってしまうと「あっっ!ヤバイ!」と焦り、月日が流れていくところもハラハラして聞いていたのですが、お母さんたちがピクニックで岩の上に腰掛けたところで爆笑!(←笑うところ?)岩に変わっている時間がながいからこそ、ラストの再会がジーンときますね。旦那にも「こんなお話やねん」とあらすじを説明すると「なんか壮大なお話やな!」と興味を持ってくれました。
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この本の何と言っても素晴らしいところは、思いのまま叶えられる魔法があっても、それよりももっともっと深く、素晴らしく、涙が出るほど満たされる幸せがある、ということを、そんな教訓臭い言葉など一切使わずに、シンプルなストーリーの流れだけでごく自然に、かつ強力な説得力を持って、読者に見せてしまうところでしょう。 途中、シルベスターの運命に絶望的な気持ちになったり、ハラハラしたりと、読者を引きつける展開もなかなか凄いです。最後、魔法の石なんか金庫に放り込んでしまっても構わないくらい満たされた家族の様子を、子供と一緒にお互いぎゅーっとしながら読んでいます。
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娘は身を乗り出すようにして聞きながら、時々「えー」とか「大丈夫かなぁ」とか呟きながら、めずらしいくらいお話の中に入り込んでいました。最後はハッピーエンドで本当に良かった!大切な人と一緒にいられるって何より本当に幸せですね。
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