タグに注目!実物で徹底解説、海外こども服を買う前に知っておきたい意外な3ポイント
かわいいインポートこども服。
今回は購入する前に、色々と知っておきたいポイントをご案内。
単にサイズの違い以外にも色々と意外な文化の違いがあることをご存知でしたか?
実際のタグや商品陳列を交えながら海外子供服オンリーで過ごしている筆者がお届けします。
ポイント① サイズ表記が月齢・年齢!
日本のこども服との一番の違いはこれ。
アメリカやヨーロッパのベビー・キッズ服は基本的に身長ではなく、月齢・年齢で表示されています。
実際のロンドンのベビー服売り場を見てみよう
こちらがベビー服。3ヶ月刻みの月齢でサイズ表記されています。
表示はM(Months、月)もしくはY(Years、年)で、時に短縮でmthsやyrsと表記されることもあります。
また、1歳をすぎても月齢でベビーの年齢を数えることが多いので、2歳前まで月齢で表示されている場合も。
陳列方法も、お店によりますがサイズ別ではなく、同じ種類の服が全サイズまとめておいてあり、デザインで決めてから合うサイズを棚から探す大人の洋服と同じような買い物の仕方がメイン。
この表記方法はベビーだけではなく、キッズになっても続きます。
イギリスのこども服は14歳まで消費税非課税となっていることもあり、いわゆる「こども服」の定義は14歳まで。
日本人女性であればかわいいイギリスのこども服が十分サイズ対応するので、お気に入りをオンラインで探してみるのもおススメです。
ポイント② ブランドによって月齢の区切り・身長がかなり違う!
身長の表記はたいていタグにあり
身長も、洋服のタグや値札にたいていの場合は併記されています。
しかし、かなりブランドによってその区切りにバラつきがあるのです!
実物で比較!ヨーロッパで買ったベビー服を集めてみた
ロンドンや他のヨーロッパの国で購入した息子の洋服を集めてみました。
ハイブランド(頂きもの)、スーパーのもの、日本で言う赤ちゃん本舗のものなど様々です。
ご覧のように、身長のみ表記のもの、体重のみ表記のものがあります。
そして月齢も1歳・1歳半とそれぞれ分かれている場合、12-18Mとあり「1歳から1歳半用」としている」ブランドもあります。
そして特筆すべきは身長です。
ブランドA・・1歳 74cm
ブランドB・・1歳から1歳半用 80~86cm
ブランドC・・1歳半 84cm
このように1歳の子に洋服を買おうとした場合、最大で12cmの身長差が発生!
大人の洋服も同じMサイズでも微妙にサイズが違うというのは普通のことではありますが、
ベビーにこのサイズ差は大きいですよね。よく調べて買う必要があります。
ポイント③ 海外のジャストサイズ=「ピタピタ」!?
これは海外移住してみて初めて知った概念の違い。
こちらのママ友にお下がりをもらうことになり、その場で息子に試着をさせてみるとぽっこりおなかが目立ちピチピチ。
するとママ友、「OK、ちょうどいいわね。」
そう、海外では比較的ぴったりしているサイズのベビー・キッズ服も多く売られており、
ジャストサイズの概念が、少しゆとりをもたせて着せる日本とは異なります。
その為、サイズは確かにぴったりだけど日本人的には小さく見える服がたくさん存在します。
それらは小さいのではなく、もともと体にぴったりフィットするように作られているのです。
手足は長め、襟ぐりは小さめ
そして悲しいかな、欧米人との体型差はやはり思い知らされます。
息子は日本で出産しましたが、37週時点でいつもエコー撮影時に出る「○週相当」の頭囲サイズは「測定不能」。
何故??と焦る私にお医者様から
「この機械外国製だから、向こうだと40週超えちゃってるね」
と言われたことをいつも思い出します。
Tシャツの襟ぐりはいつも小さすぎるので、めいいっぱい伸ばして着せています。
結論:買うときは大きめを買うか、とにかく試着!
これに尽きます。
ぜひ、インポート子供服を買う際の参考にしてみてくださいね。