給食?お弁当?幼稚園選びに関わるメリット・デメリット
幼稚園選びのポイントの一つにもあげられるお昼ごはん問題。給食なのか、お弁当なのか、親の価値観や考え方によって、選択する基準も異なってきます。大切なのは『自分の子供の昼食をどうしたいか』を明確にすること。その際の参考になるようにメリット・デメリットをまとめてみました。
幼稚園選びのポイントの1つにもあげられる給食 OR お弁当の選択。我が家は基本給食+イベントなどでたまにお弁当という幼稚園でした。ですが、中には給食なしのオールお弁当の幼稚園を選ぶ親御さんもいるとのこと。給食とお弁当それぞれのメリット・デメリットを整理して、幼稚園選びの際の参考にしてみてください。
★給食のメリット・デメリット
●給食のメリット
メリット①とにかく楽チン!
まず言えるのがとにかくお弁当を作る手間・時間がかからず楽だということ。共働きの家庭はもちろん、忙しいお父さんお母さんが多い中、朝にお弁当を作らなくてもいいというのは魅力です。献立を考える必要もなし!買い物の時間・手間も減ります。
メリット②プロが栄養管理してくれる
給食はたいてい地域が運営する給食センターで毎日作られています。その際、献立を考えるのはプロの管理栄養士さん。きちんと食事のバランスを考えて毎日の献立を考えてくださっています。地産地消が進む中、地元の食材を多く使っていたり、季節ごとの特別献立があったり、バラエティに富んでいます。「今日のお弁当、なんか茶色い・・・」なんて心配もありません!
メリット③子供たちの好き嫌いが克服できる
お弁当になってしまうと、親はついつい食べてくれるものという観点で食材を選んでしまいがちです。その点給食は親が普段は使わないもの、あるいは嫌いなものもきちんと使われています。「家では食べないけど、実は給食ではちゃんと食べている」なんてケースもよく聞きます。友達みんなが食べていれば、自然と自分も食べないと・・・となることが多いようです。
メリット④温かいもの、冷たいものがそのまま食べられる
給食の場合、温かいものは暖かいまま、冷たいものは冷たいまま準備されます。やはり冬に温かいものを食べるのは、子供たちにとってもホッと一息つけるはず。お弁当ではなかなかそうはいきません。
●給食のデメリット
デメリットはアレルギーへの対応が煩雑という点が考えられます。アレルギーのあるお子さんをお持ちの場合は、きちんと先生と連携をとって慎重に進める必要がありますね。同様に献立が選べない、ということは言えると思います。子供たちがどのような給食を食べることになるのか、事前に確認しておくと安心です。
★お弁当のメリット・デメリット
●お弁当のメリット
メリット①親が自分で栄養管理・食材管理ができる
お料理が好き、子供の栄養管理は自分でしたい、アレルギーを持っているお子さんがいる親御さんなどの場合は、この点は非常に大きなメリットになるのではないでしょうか?子供が好きなものを入れることもできます。
メリット②愛情が伝わる
給食と違って毎日親御さんが作ってくれたお弁当は、子供にとっても特別なもの。「お母さんが私のためだけにがんばって作ってくれた」それだけで、子供に愛情が伝わりますよね。また子供たちも毎日お弁当箱を洗い物に出すとき「ありがとう」という感謝の気持ちが芽生えるはずです。
メリット③お昼ごはんをゆっくり食べられる
給食の場合は配膳に時間がかかりますが、お弁当の場合は各自が座って準備をすればOK。なので、配膳の時間が少ない分、ゆっくりとお昼ごはんを楽しむことができます。その分お友達と話したり、おかずを交換したり、とコミュニケーションの時間が増えます。
●お弁当のデメリット
デメリットとしては、とにかく毎日親の時間・手間がかかること。また夏場などは食材が痛まないよう細心の注意が必要なこと。温かいもの(とくに汁物など)が食べられないこと、などがあげられます。
どちらも一長一短…家族の生活スタイルに合わせて見極める必要がありそうですね。
いかがでしたか?子供たちにどんな経験をさせてあげたいのか。そんな観点から給食かお弁当か選んでみてください。