芽キャベツとは?
芽キャベツは、キャベツと同じアブラナ属の野菜。小さいけれど固くしっかり巻いていて、アクもあるので、通常は下茹でしてから使います。
収穫時期は晩秋から春先と限られているので、まさに今だけ!の味。
ちなみに…似たサイズ感で、もっとフリフリした『プチベール』は、この芽キャベツとケールを交配させた野菜です。
主な栄養素
キャベツと比べると…
・約4倍のビタミンC
・約2倍のビタミンK
・約14倍のβカロテン
その他にも、抗酸化作用のあるルテイン、消化を助けるジアスターゼ、薬の名前にもなっているキャベジン、などなど。
葉酸も沢山含まれているので、妊婦さんにもオススメです。
芽キャベツ(子持ちカンラン)に含まれている主な有効成分とその働きや、七訂日本食品標準成分表を元にカロリーをはじめ栄養成分量などを紹介します。メキャベツのはβカロテンをはじめ、ビタミンCやKがたくさん含まれています。また、キャベジンとも呼ばれるビタミンUも多く胃や十二指腸などの潰瘍予防に良いと言われています。
美味しい芽キャベツの見分け方
・大きさ、形が揃っている
・きれいな緑色
・固くしっかり巻かれている
黄色っぽくなっているものは、鮮度が落ちているので避けましょう。
保存方法
■冷蔵の場合
通気性のあるポリ袋などに入れて、野菜室で1週間ほど保ちます。が、なるべく早く使い切りましょう。
■冷凍の場合
すぐ使わないのなら冷凍がオススメ!固めに下茹でして、小分けに冷凍しておくと便利です。
自然解凍してお浸しやサラダに。煮込み料理なら、そのまま使えます。
《下茹での方法》
1. 水洗いする。外側の葉が汚れていたら取り外す。
2.ムラなく火が通るように、根元の固い部分に十字に切り込みを入れる。
3.沸騰したお湯に塩を少々入れて、1分半〜3分ほど茹でる。
4.すぐに氷水へ落とす。粗熱が取れたらザルに引き上げて、水気を切る。
※揚げ物や煮込み料理で使う場合は、下茹でしなくても大丈夫です。
シンプルな食べ方が美味しい!
小さいながらも旨味の凝縮された芽キャベツ。さっと焼いて、オリーブオイル、塩こしょうをかけただけでも充分美味しいです。
料理の彩りに♪
鮮やかな緑色で、料理がパッと華やぎます。葉っぱを1枚ずつバラして散らすのも可愛い!
離乳食にも是非♡
離乳食中期頃から使うことができます。中心部分がかなり固めなので、煮込み料理がオススメです。縦4等分くらいに切って、くたくたに柔らかくなるまでしっかり火を通しましょう。