【子育てコラム】双子あるある~ほのぼのエビソード
我が家の双子はもうすぐ5歳。最近は朝ドラにハマり、登場人物の恋模様も楽しむほど、生意気な女の子に成長しました。
双子育児をする中で、双子っていいなーとほのぼのしたエピソード、双子育児ならではこれは失敗したなぁというエピソードをご紹介します。
◯双子っていいね
【いつも探してるの】
2号よりも1分だけ早く誕生した1号は、結構お姉ちゃん風をふかせています。家で2人で遊ぶときは主導権を握り、幼稚園に行くときは「行くよ!」とリード。
そんな1号が幼稚園の帰り道にふともらした一言。
「◯◯(1号の名前)ね、幼稚園のお庭で遊ぶとき、△△(2号の名前)がねどこにいるかなーっていっつも探してるの。」
出典:
幼稚園では、別々に遊んでいることが多い双子。いつもはお姉ちゃんぶる1号も、相方の動向が気になるんだなぁとほのぼのしました。
それを聞いた2号は、「えっそうなのー?!」と嬉しそうでした。
【一本負けた〜!!】
先日、幼稚園のお芋掘り遠足に行って来た双子。思いがけず沢山のお芋を持ち帰り、徒歩通園の我が家は困り果てたほど。幼稚園から自宅まで同じマンションのママ友(自転車通園)に運んでもらいました。
そんな豊作のお芋、自宅で新聞紙の上に並べてみると、なんと、1号の方が一本多いではないですか!それを知った2号は、ソファに突っ伏して悔し涙を流していました。
ほぼ同時に生まれ同じように育ってきた双子。2人は一番身近な良きライバルのようです。
◯母の失敗
【あっもう一人いた!】
今年の運動会は、雨で順延順延になり、平日の開催になりました。年中の双子が出る種目は、かけっこ、ダンス、親子競技の3つです。
事前の予行練習を見学していたわたしは、双子の踊る位置や走る順番を確認済み。本番はダンスを正面に見られる席を確保し、応援体制はばっちりでした。いや、ばっちりのはずでした。
事件は、かけっこで起こりました。
ビデオカメラを片手に、娘の雄姿を見届けようと娘の順番がくるのを待っていたわたし。さぁ、いよいよ2号がスタートラインに立ちました。「○○~~!!がんばれ~~!!」と大声で声援を送り、よーいどんでスタートした直後。わたしは目を疑いました。2号が走るすぐ後ろを、1号が走っているではありませんか!予行練習と走る順番が変更になっており、双子が同じ組になっていたのです。
「あっ1号もいた」と思わず声をあげ、周りのママたちからは失笑をかいつつ、1号に声援を送る間もなくあっという間にゴール。スタートラインでわたしの2号への声援が1号に聞こえていたとしたら、なんとかわいそうなことをしてしまったのでしょう!
双子の母4年生、思いがけない失敗でした。
【無意味な説教】
ママは見間違えたりしないの~?とはよく聞かれる質問です。「しませんよ、違う顔に見えるんです。」なんて自信満々に答えたりしますが、実は、間違えることあるのです。
我が家の双子は、体形も身長も髪型もほぼ同じです。そして幼稚園へ行くときは制服を着て、普段はおそろいか色違いのお洋服を着せています。そうなんです。後ろ姿がそっくりなのです。親のわたしでもパッと見て、見分けがつかないことがしばしば。
後ろ姿に向かって叱るとき、「1号!!○○しなきゃだめでしょ!」などど言っても、無反応な1号。
「こら1号!!返事しなさい!!」と怒りはヒートアップ。
すると、
「わたし、2号だよ。」
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と、冷めた返事をしながら振り返るのは2号ではありませんか!
「あ、間違えた・・・2号だったのか・・・あはは、ごめん・・・」
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と謝るわたし。この時の滑稽さといったらもう、言葉にできないほどです。
再び本物の1号を叱りなおしても、母としての威厳を感じさせることはできるはずもなく、無意味な説教になるだけなのです。
1号を2号と間違えたり、2号を1号と間違えたり、何度か経験している双子あるあるです。
最近はライバル意識が出てきて、色々なことを競い合っているので見ていておもしろいです。切磋琢磨しながら大きく成長してほしいなぁと思う母です。