”胎内記憶”って知っていますか?子供たちに聞いてみよう!
①”胎内記憶”とは?
赤ちゃんはお腹にいる間にママの声も、パパの歌もちゃんと聞いていて、 しかもその記憶を持ったまま産まれてきます。これを「胎内記憶」と言います。
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この「胎内記憶」は実は100年以上も前から世界中で報告されています。1960年代に入って医療技術が発達し、お腹の中の状態が明らかにされてからは赤ちゃんの研究も進み、私たちが思っている以上に赤ちゃんには高い能力が備わっていることがわかってきました。
つまり、お腹の中で音を聞いたり、温度や明るさ、味、香りなどをママを通じて感じている赤ちゃんが、記憶を持っているとしても不思議はない、ということが科学的なデータをもとに検証されるようになったのです。
1954年、東京都生まれ。帝京大学医学部卒・同大大学院修了。医学博士。上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、89年、神奈川県横浜市に池川クリニックを開設。「出生前・周産期心理学協会(APPPAH、The Association for Pre‐&Perinatal Psychology and Health)」の日本におけるアドバイザー
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3000人以上のお母さんにアンケートをとって、産まれる前や産まれた時の記憶を子どもに聞いてもらったところ、なんと3割以上の子どもが何らかの記憶を持っていることがわかりました。 今まで、子どもが不思議なことを言うなあと聞き流していたお母さんが、「このことだったのか」と胎内記憶について初めて知って、思い当たったそうです。
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産婦人科医であり、胎内記憶の研究の第一人者である池川明先生の行った調査によると、3人に1人の割合で、胎内記憶を持っているということが分かりました。
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②子供たちはどんな記憶の話をしてくれるのでしょう?
①お腹の中での記憶
「あったかくて気持ちのいいところだった。」 「暗くてふわふわしてたよ。」 「頭を下にして、逆立ちしてたの。」 「足をぴょんぴょんしてた。」
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特に多いのは、「ママの声が聞こえた」「ママとパパが笑っていた」「うるさかった」など、音についての記憶です。聴覚は妊娠中期ごろにはかなり発達していますし、水の中は音が通りやすいからでしょう。
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例えば、ある母親が自分の子供に胎動が少なかった話を何の気なしにしていたら、「ママが痛いって言ったから、かわいそうだと思って動くのをやめたの」と、娘のほうから話してきたという。その子は、当時4才だった。
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また、妊娠初期に子宮筋腫が見つかった母親によると、2才半になった娘が、「お腹の中に何かあったでしょ。それが大きくなってつぶされたらどうしようって、怖かったんだ。ママ、ちゃんと(無事に)産んでくれてありがとう」と言い出したという。
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②生まれるときの記憶
「赤いところを通ってきたら、まぶしかった」神奈川県 美文ちゃん(2才10カ月)のママのお話
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狭いところから出たくて、頑張っていたら急に明るくてまぶしかった。知らないおじさんが見えた北海道 泰盛くん(5才)のママのお話
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③「ママやパパを選んで生まれてきた」
さらに驚くべきことに、生まれてくる前はどこにいたのか、どうして生まれてくることにしたのか、 親をどうやって選んだのか、ということを話す子供たちも、たくさんいるのです。
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「パパとママを選んだんだよ。ずっと待ってたんだよ。」 「ぼくね、雲の上にいてね、あそこの家がとってもいいな、行きたいなって思ってたんだよ。」 「ママを癒すためにきたんだよ。」
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「おじいさんと空を飛んでいたら、笑い声の聞こえる家があったので、ここに生まれたら楽しそうと思って、この家を選んで生まれてきた」と話す子どももいます。
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記憶のある小学生は、次のように話しています。「それも承知で生まれてくるの。お母さんが成長するまで、何度でも同じことを言いに来るんだよ」。つまり、お母さんが成長するために、あえて虐待する親を選んで、「お母さん、成長してね」と、親の成長を祈ってくる子どももいるらしいのです。親は子どもを成長させるものと思っていたのですが、どうやら反対に、子どもが親の成長を願っている場合もあるらしいのです。そう考えると、ご自分のお子さんを見る目が、ちょっと変わりませんか?
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③こどもたちに『胎内記憶』について聞いてみよう!
池川先生がママたちに行った調査によると、子どもが胎内記憶について話したのは、リラックスしているときが多いといいます。「おふろに入ったり、夜布団に入って安心しているときがいちばん話してくれるようです。おなかの中にいたときの感覚に近いからかもしれませんね。年齢的には、2〜3才ぐらいが中心です」
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こんなふうに聞いてみよう!1.子どもが2〜3才ぐらいのときが聞きごろ2.親子ともにリラックスできる環境(時間や場所)で聞いてみよう3.無理に聞いたり、ママの都合で話を修正せず、ありのままを受け入れる
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母親の胎内にいたときやそれ以前のことを2歳から4歳の子どもが覚えている胎内記憶と子育てをテーマに、専門家や子どもたちに取材したドキュメンタリー。胎内の様子を語る子どもたち、生まれてきた理由を問われた子どもたちに共通する答えなどについて、胎内記憶の研究家や幼児教育の専門家などがその真相について述べる。幼児期の体験に...
映画『うまれる』は、「子供は親を選んで生まれてくる」という胎内記憶をモチーフに、命を見つめる4組の夫婦の物語を通して、【自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人との繋がりを考える、ドキュメンタリー映画】です。