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イライラしないために知っておきたい「未知の存在”男の子”の取り扱い説明書」

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参照 : bobbyalbert.com
ママにとって「男の子」は”謎の存在”。 「どう言い聞かせたらいいの?」「何でそんなことばかりするの?」「もう、どうしたらいいか分からない!」と不安や心配を抱えているママも多いのではないでしょうか。 焦らなくて大丈夫。男の子は”そのうち、しっかりしてくる”んです。
Nao Kiyota
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参照 : bobbyalbert.com

ママが知っておくべき「男の子って、どんな生き物?」

聞き分けがよく、なんでもそつなくこなしていく女の子とは違い、”なぜそんなことをするのか理解できない変な行動”や”おふざけ”が多い男の子。「どうしたらしっかりしてくれるのかしら?」と不安になってしまったり、「こんなんじゃ、将来どうなっちゃうの?(恥ずかしい!)」とイライラしてしまうことも多いのではないでしょうか。

塾講師として小・中学生を見守っていると、小学生のうちはじっと机に座っていられないようなやんちゃ坊主(宿題?まったくやってきませんでした……!)だったはずなのに、高校受験を迎えるころにはすっかり大人び、机に向かって黙々とタスクマネジメントなどをしている、なんてこともたくさん。男の子とは”長い目”で付き合うスタンスが大切です。

祖川幼児教育センター園長の祖川泰治氏は、著書『小学校前の3年間にできること、してあげたいこと』の中で、”男の子”の性質を次のように語っています。

男の子は、「そのとき楽しければいい」という考えで行動しています。 先を読んで行動しない男の子に「今やっておかないと小学校になると困るよ」と言ったところで伝わりません。
出典:www.subarusya.jp
「うちの子はいつ、しっかりするんだろう」と悩む男の子のお母さんに、「高校生くらいじゃないですか」と言うと、「そんな先ですか!」と驚かれます。 これは冗談としても、それくらい先の長い話と思えば、今の子どもの姿を焦らず見守ることができるでしょう。
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とはいえ、そんな男の子も5歳くらいになると、それまでと比べて格段に落ち着いてきます。 幼児教室でも、男の子については5歳くらいから一気に追い上げるものというのが共通認識です。本気になったときの男の子の集中力は目を見張るものがあるので、それも可能なのです。
出典:www.subarusya.jp

第一関門は、5歳までの期間。
5歳までは、集中力がなくても、楽しいことにしか夢中になれなくても、「お願いだから、もうちょっとしっかりしてよ」と思うようなことがあっても、大丈夫。焦らずに”見守る”姿勢が大切です。

とはいえ、学んでほしいことも、挑戦してほしいこともありますよね。
そんなときは、学びや覚えるべき生活習慣を、男の子の「楽しい」に変えてあげましょう。興味さえもてば、どんなに難しいことでも挑戦するのが男の子です。調子に乗らせてOK。「やってみたいな」に変えるような言葉がけを心がけましょう。

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ただ、やはり興味がわかないとやる気が出ないのが男の子。あの手この手で上手に転がし、乗らせてあげましょう。 男の子を乗せるには、とにかく「かっこいい」とほめること。 男の子はかっこつけたがりです。それも、周りと比較してどうこうではなく、自分のなかでかっこいいか、かっこ悪いかだけです。 なかなか片付けをしないときにも、 「あっ、◯◯くんがお片づけマシーンになりました。わあ、かっこいい。お片づけを始めました。すっごい、このマシーン。このロボットはかっこいい。ガシーン。またパワーアップしました」 などと言うと、嬉々としてやり始めます。 こうやって、「かっこいい◯◯君」を表現してやると動くのです。
出典:www.subarusya.jp

イメージは、息子を「スーパーマン」役に抜擢すること。
◯◯マンごっこ、大好きですよね。正義の味方になって、すごーいことを達成してもらいましょう。「わぁ、◯◯マンがきた!■■を始めるようです……」のような”実況中継作戦”は、私もよく使っています。カメラをまわすふりをしてあげるのも効果的。得意げにスーパーヒーローを演じてくれますよ。

スーパーマザーから学ぶ、「男の子との付き合い方」のヒント

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『AERA with Kids 特別編集 あの人の子育てがすごい!』(2015)では、ミドリムシを活用して世界を驚かせた出雲充氏(ユーグレナ代表取締役社長)の母、出雲光恵さんの「教育方針」が紹介されています。

2歳下の次男は現在外科医をなさっているという出雲家の教育テーマは、「子どもが主役」。次の4つの方針で、子どもの興味の赴くままに、思いっきり没頭させてあげることを徹底したそうです。

「応援するけど手は出さない」 (一部省略) 子どもの考えることにダメもこうしろとも言わず、見守るのが出雲家。親の価値観よりも、わが子の発想を応援する。
出典:publications.asahi.com

ついつい忘れてしまいがちなのが”親の価値観と子どもの価値観は違う”ということ。

ママの理想と、子どもの抱く人生の理想は違います。ママは人生の先輩としてのアドバイスはできますが、選んで、実行して、実際に”生きる”のは子ども。自身が楽しく幸せなことを選びとって生きてきたように、子どもも自分にとっての幸せを掴み取っていくはずです。教え諭して決めつけるよりも、様々な幸せのチャンスに出会えるように”柔軟な発想力”を育ててあげることの方が、ずっと効果的ですね。

「何かに夢中になっているときは放っておく」 (一部省略) 子どもが夢中になっているときは放っておくのが出雲家流。親自身が一歩引いて子どもの様子を見ることで「また面白いことをやっているわ」と客観的に子育てを楽しめるようになる。
出典:publications.asahi.com

「じっと見守る」ことはとても難しいですが、いちいち口を出してしまうとママ自身にも大きなストレスがかかってしまいます。

「どうしてなの!」とイライラするのではなく、「また面白いことをやっているわ」とわくわくしながら”観察すること”が、熱中&成長している子どものジャマをせず、ママ自身も笑顔でいるためのコツなのですね。

「よく聞き、よく面白がり、よく褒める」 (一部省略) 子どもが話をするときは、途中で言葉をさえぎらず最後まで聞き、「よかったね〜」と肯定的な言葉をかけた。「◯◯だからすごいね」と条件付きで褒めるのではなく、無条件で「わー、すごい!」と親が驚いたり、喜んだりすることが、子どもにとっては一番うれしい。
出典:publications.asahi.com

ついつい、私たち大人は”説明”しようとしてしまいますよね。
もちろん、具体的に何が良いことなのかを気づかせてあげたり、どうしていけないのかを説明することは必要です。ですが、その子が達成した偉業に「理由」は不要。やったことが凄いことなのではありません。その子自身がすごいのです。素直に感動して、褒めて、喜んであげましょう。

「ほどよい距離感を保つ」 子どもは次々にいろいろなことをしでかすもの。それに対して親がいちいち振り回されていたら、心も体ももたない。でも、ある程度のことは仕方ないと覚悟を決め、少し距離を置くと、「またあの子、なんかやっているわ」と大らかな目で見られるようになる。
出典:publications.asahi.com

ママだって、子どもだって、完璧じゃない。失敗することもあるし、よくないことをしてしまうこともあります。失敗して、泣いて、「僕、悪くないもん!」と強がったとしても、「本当は、自分が悪い」と分かっていることだって、あるのです。

「次に同じことをして、同じように反発したら、そのときはしっかり教えよう」そんな心の余裕が大切。1度の失敗は誰でもします。2回目以降で克服できるか?それを見守り、確かめ、できたら思いっきり褒めてあげることがママの役割なのかもしれません。

ママはゆったりとした気持ちで、子どもを見守るだけでいい

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「今のうちに経験しておいてほしいこと」や「できるようになってほしいこと」、「それくらい、お願いだからしっかりやってよ」と思ってしまうこともたくさんありますよね。

どんなに口で説明しても、実際に体験し、感じ、失敗と挑戦を繰り返さなければその子の知識や実力にはなりません。そのためには、興味をもって自ら挑戦することが大切。「楽しいと思ったことに思いっきり挑戦していい」環境づくりを行い、挑戦したことを喜ぶ。その積み重ねが男の子の興味の幅を広げ、行動力を育み、成長につながるのではないでしょうか。

イライラしなくて大丈夫。
ゆったり、「また何かやってるわ」と一歩引いて観察する。そんな心の余裕をもちましょう。家族に言われると反発するのなら、社会に出してあげましょう。習い事や子どもたち同士の活動から、たくさんのことを学んで帰ってくるはずです。

それから、たまにはパパと二人っきりにして、「男同士の付き合い」に任せてみるのはいかがでしょうか。
ママに言われたことを素直に受け取るのは照れ臭いし嫌だけど、パパに言われれば納得することもあるはずです。ゆったり、のんびり、男たちの”不思議”を見守ってあげてください。

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そうそう、塾に通ってくる男の子に「お母さん、好き?」と尋ねると、とっても照れくさそうに笑います。ママのこと、大好きですよ。

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